人生の名軍師となるために

名軍師のサムネ メンタル

軍師の才

こんにちは、ちばっしーです。
今日は「人生の名軍師となるために」というテーマでお話します。

ひきこもりという状態は、
ある意味では「撤退の策」と言えるかもしれません。

それは、ベストだったかはわかりませんが、
悪くはないというか、案外良い手かもしれないです。

こんな世の中ですから、
逆に策が「突撃のみ」というのも問題です。

例えば、ブラック企業に在籍していたとします。

どんな不条理の中でも、
ひたすら「突撃」「前進」「努力」「根性」「我慢」で、
それで大丈夫なら良いですけど、
身体を壊すような結果になるなら失敗と言わざるを得ません。


皆さんは、まだ生き残っているわけです。

「撤退」という判断が出来たのは、危険回避能力が高いというか、
もしかしたら、軍師としての才があるのかもしれません。

孫氏の兵法

「孫氏の兵法」というのがあります。

兵法書としては世界最古のもので、
あの諸葛孔明や曹操、武田信玄やナポレオンも座右の銘にしたそうです。

兵法書ということで、好戦的な内容かと思うかもしれませんが、
大前提として、なるべく戦争をしないことを考えます。

『孫氏』の兵法は、二つの基本的な前提のうえに立っている。

一、戦わずして勝つ
一、勝算なきは戦わず


この二つの前提のうえに立ち、弱をもって強に勝つ戦略・戦術を追及しているのが『孫氏』である。

孫氏の兵法がわかる本(守屋洋:著)

孫氏の兵法では、
勝ち目のない、無謀な戦いは回避します。

われわれ日本人は、ややもすれば、当たって砕けろ式の玉砕戦法に訴えがちである。この性癖は、今でもあまり変わっていない。『孫氏』にいわせれば、そういう戦い方は愚策以外のなにものでもない。

孫氏の兵法がわかる本(守屋洋:著)

消耗する長期戦も避けます。

戦争の目的は国家利益の追求にあるが、反面、それによってもたらされるマイナスも大きい。とくに長期戦ともなれば、マイナス面ばかりが拡大されて、利益は一つもない。
だから、戦争の泥沼化は絶対に避けなければならない。

孫氏の兵法がわかる本(守屋洋:著)

そのうえで、情報を収集したり、策を練ったり、力を蓄えて、
じっと勝つチャンスを窺います。

撤退の次の一手

撤退は良い判断かもしれません。

しかし、策が「突撃のみ」ではマズいのと同様に、
撤退だけでも勝つことは出来ません。

あなたの軍師としての才を開花させ、
「人生の名軍師」となるためには、

撤退の次の一手が必要です。


あなたの次の一手が鍵になります。

それは、情報を収集しながら考えることかもしれません。

心身の健康状態を整えることかもしれません。

なんらかのスキルを身につけることかもしれません。

誰かに相談したり、もっと良い人間関係を探すことかもしれません。

または、その他の何かかもしれません。

そして、力を蓄えながら時を待ち、
チャンスが来たら一気に動き、勝利を掴みます。

人生の名軍師となるために

というわけで、
今日は「人生の名軍師となるために」というテーマでお話しました。



確かに、戦況は不利かもしれません。

敵の軍勢は強大、
それに対して、我々の軍勢は僅かなものです。

しかし、絶体絶命の条件を覆して勝利した戦いも、
数多く、歴史に語り継がれています。

我々は、まだ負けるわけにはいかないですね。

この戦い、勝ちましょう軍師どの!!

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