本当にご無沙汰して居りました。
皆さんは、如何がお過ごしでしょうか。
どうも、里稀 (りき)です。
実は、約二ヵ月前に、とっくに退院して念願の自宅に戻っていました。
ですが、家に帰ったは良いものの、自室に運んで貰った介護ベットの上で柵に掴まりながら、痛みでどうしようもない体に必死に寝返りをうたせて一日終わるというような感じでした。
食事は、一日二回 (元々朝食は摂らない家なので)、子供が本を見つつ、初めて手作りするおかずと格闘しながら用意してくれました。
有難い。
ただ、自分について、とても考えました。
介護ベッドから殆ど動けず、痛みばかりで、このまま終わってしまう人生なのかなとか。
一週間くらい、深刻に考えました。
でも、全く触れていなかったノートパソコンを何とかベッドに運び立ち上げてみたら、大袈裟ですが、世界が一変しました。
好きなことをするのって、凄く大切なんだと実感しました。
好きなことに集中すると、不思議と体の痛みも忘れてしまいます。
今の私の状態ですが、先ず、以前のブログにも書いたと思いますが、採尿バッグ付きで家に帰されました。
いつ外されるのか定かではないです。
てっきり訪問看護だけかと思っていたら、訪問診療も受けています。
看護師さんと専門のお医者さん、あと、薬剤師の方が定期的にいらっしゃってます。
私の一番の問題は、褥瘡(じょくそう)です。
右よりの腰の後ろ側と、左の大転子にあります。
腰の後ろ側の褥瘡は、かつて金属のボルトがあった箇所なのですが、ボルトに”ばい菌”が付着していて出来たのだそうです。
現在は、ボルトは削って取り除かれています。
「どのようにして治るのか判らない」と言われていましたが、こちらは、ほぼ皮膚も綺麗にはって完治に近いそうです。
左の大転子は、今まさにそうなのですが、パソコンなどを打つ際にどうしても利き手のある右側を上に持って来て、体の左側を下にした体勢を取るため、傷は小さくなりつつも奥が深くなって来ているのだとか。
浸出液も多く、高価なオプサイトという「高水蒸気透過性ポリウレタンフィルムと非固着性の吸収パットを組み合わせた創傷保護用ドレッシング」をガーゼを四重にした上から貼っています。
その際、事前に、泡で出るボディソープとぬるま湯で洗い流す処置も毎日して貰っています。
訪問看護は週二回、訪問診療は月二回なので、その他の日は子供が交換してくれています。
まさか、早くも、この様な形で子供の世話になるとは思ってもいませんでした。
シャワーは、お正月に、何とか自力で浴び、それが初めての入浴となりました。
それまでは、市販のシートタイプの体拭きや看護師さんが来た時は、水に浸したタオルをビニールに入れてレンジでチンして温め、体を清潔にしたりしていました。
髪は、横になって吸水シートを敷いて洗って貰いました。
感動的だったのは足湯です。
本当に気持ちが良かったです。
訪問看護も進んでいて、シャワーチェアに座ると臀部が痛くて耐えられそうにないと、ずっと私が訴えていた為、組み立て式のお風呂 (湯舟)の話が持ち上がりました。
それがあって私が仰天してしまい、2024年1月1日に、一人シャワールームに這いずって行ったという次第です。
胸のレントゲンも、コンパクトなものを先生が持って来て下さいまして、ベッドの上で撮りました。
採血や、インフルエンザの予防接種も、ベッドに寝たまま済ませました。
色んなことを面白がれる性格で良かったなと思っています。
このブログを介護日記にするつもりは毛頭ないのですが、一般的には経験する機会がないことがあれば書いて行こうと思っています。
介護用品、医療用品は基本的に高いので、こういうことで節約活用しています、という事柄についても書けたら良いなと思っています。
医師や看護師が訪問してくれるからと言っても、自身に関わる介護・医療用品は、自分で負担し用意しなくてはなりません。
尚、私は以前と変わらず元気です。
料理は、カレーを二回作れたきりですし、先日は、心療内科から薬局まで200メートルほど歩いたら、三人の方に「何か、お手伝いすることはありませんか?」と、お声をかけて頂いたりしましたけれども、相変わらず好奇心旺盛ですし、元気です。
さて、すっかりお絵描き日記とは関係のないお話で長くなってしまいました。
五ヶ月間の病院生活から解放されて自宅に戻り、液タブで描いた初イラストです。
大枚をはたいて購入したiPadが何と壊れてしまっていたので、液タブも駄目ではなかろうかと今日パソコンと接続してみたところ無事でした。
前回のらくがきを元にしました。
それでは、そのうちにまた。
最後まで、目を通して頂きまして、ありがとうございました。