DISC.10 My Little Lover マイ・リトル・ラバー 「NEW ADVENTURE」 ニュー・アドベンチャー
My Little Loverマイ・リトル・ラバー「NEW ADVENTURE」ニュー・アドベンチャー
My Little Loverとは?
My Little Lover(マイ・リトル・ラバー)は、日本の音楽ユニット。以前は小林武史、藤井謙二が所属していたが、現在はボーカルのakkoのソロプロジェクトとして活動している。現在の所属レコード会社はトイズファクトリー。略称は「マイラバ」。※wikipediaより (2022年)
初めてマイ・リトル・ラバーを聴いたのは小・中学校くらいで《Hello, Again 〜昔からある場所〜》とか初期の名曲だったと思います。分かりやすく記憶にの残るメロディーと歌詞が印象的でした。
もちろんその当時はアーティストに関しての特別な知識は無かったですが、国内屈指のプロデューサーとして活躍していた“小林武史”さんが所属していたユニットというのは後々知りました。
1990年代以前から活動され“サザン・オールスターズ”や“Mr.Children”などを手掛けており、ちょっと切ない雰囲気の曲は多くの人の心を掴んできたと思います。
邦楽おすすめ!
My Little Loverの3枚目のオリジナルアルバム「NEW ADVENTURE」。
マイ・リトル・ラバーはバンドというよりもユニットという感じで、打ち込みなどのデジタル・サウンドも上手く取り入れて表現豊かな曲が展開されています。
曲の構成にも工夫が見られますし、音作りのセンスも抜群です。
また当時、流行ったテレビドラマ「WITH LOVE」の主題歌に採用された“DESTINY”が収録されていますので記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
小林武史さんの音楽センスと切なさの詰まった上質なポップ・アルバムだと思います。
1. New Adventure
ニュー・アドベンチャー
クリーンのエレキギターが心地良くまったりとした雰囲気から打ち込みのパーカッション、ストリングスが入りアーティスティックな展開に、後半に向けての盛り上げ方が最高です。
2. STARDUST
スターダスト
ブラーやオアシスのような切ないブリット・ポップ風の雰囲気を持った曲。ギタリストの藤井謙二さんが弾くエレキギターも哀愁があり気持ちが良いです。
3. CRAZY LOVE
クレイジーラヴ
シティポップ風の明るく軽快なサウンドで疾走感のあるドラムが印象的。女性ボーカルのakkoさんのキュートな声にも惹かれますね。
4. ALICE -album version-
アリス
エレキギターのフレーズが印象的な明るいポップチューンでデジタルサウンドやホーンセクションなども取り入れられ多彩な音を楽しめます。一部の言葉になっていない歌詞も印象的です。
5. 雨の音 -album version-
浮遊感のある雰囲気に包まれた甘いジャジーなサウンド。リバーブ感たっぷりのスライドギターがまったりとした空間を演出してくれます。
6. DESTINY
デスティニー
耳に残るサビから始まる切ないポップ・ソング。ストリング・アレンジは小林武史さんの真骨頂ともいえる仕上がりで心を掴まれます。個人的にギターのメロディも好き。
7. 12月の天使達 -album version-
オルガンによる教会歌のような雰囲気にakkoさんの透き通った伸びやかな歌が乗ります、間奏でのエッジの効いたギターソロも効果的。
8. Private eyes
プライベート・アイズ
エレキギターの入ったエレクトリック・ポップなサウンド。アンビエントな雰囲気の展開からハウスミュージック的な展開までありノリの良い曲です。
9. ANIMAL LIFE
アニマル・ライフ
クラシカルなロックなサウンドをベースにサビに向かって音が下がっていく流れが印象的ですが転調してまた盛り上げてくれ工夫が感じられます。
10. Fallin' Blue
フォーリン・ブルー
ピアノやエレキギターのカッティングなどR&BテイストのあるSadな曲。最後の美しいコーラスワークも心地良く響きます。
11. Days
デイズ
こちらもストリングアレンジを施したブリット・ポップという雰囲気。サビでの上昇していくフレーズに解放感がありますね。
12. New Adventure -reprise-
ニュー・アドベンチャー -リプリーズ-
1曲目のNew Adventureのリプリーズ・バージョン。ピアノアレンジが施された1分足らずの短い曲に仕上がっています。
All tracks written by TAKESHI KOBAYASHI Except trks.4,5,8&9 Lyric by AKKO TAKESHI KOBAYASHI Produced & Arranged by TAKESHI KOBAYASHI
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