バラの影
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■バラの影
きっとまわりのひとは知っていた
ふたりは終わったと なんとなく
当事者だけが知らずにあの時
バラの影がむねにひろがっていった
浮き足だっていたね
はしゃいでた笑顔たちも人ごみに消えて
心なんかも 引っ越しして
犬だって いいのに なぜひとなんか愛するのかな
音楽も聞かなくなって久しいよ
きみと行ったコンサートのグッズ
どこかにしまいすぎてて
ふいに出てきた スノードーム
さかさまにすると 80‘s
風邪ならなぜ治らない
しめつけるバラの影 胸にしみる
見た目ばかり気にしていたよね
それでよかったけれど100円足りなかったね
気づかれずに祈るよ きみのしあわせを
この空は 続いてる
気にかけてるよ
この街にもいい頃のふたりがいたんだ
そいつらは今の僕らをどう思うのかなぁ
「歌詞のようなブログ」
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