125㏄バイクの維持費を解説 任意保険料やランニングコストは?

コラム
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車体が小さく小回りの利くことがメリットの125㏄
様々なメリットを持つ125㏄ですが、特筆すべき最大のメリットは維持費です。

125㏄ 原付二種とも呼ばれるサイズですが
消耗品のランニングコストを、他の社格のバイクと比較しても格段に安いです。

125㏄サイズのバイクに5年乗った筆者が、メリットをまとめましたので
大型バイクや中型バイクの維持費と比較して解説します。

125㏄の主な維持費

1 自賠責保険

自賠責保険は自身で期間を決めることが出来ます。

参考までに125㏄以上250㏄以下の自賠責保険は12ヵ月で8,650円 24ヵ月12,220円となっています。

2 自動車税

90cc以上125cc以下の自動車税は2,400円となっており
参考までに、250㏄以上のバイクだと6,000円となります。

自動車税は年に1度、納めなければなりません。
1年で3,600円の差になります。

3 任意保険

125㏄以下のバイクにはファミリーバイクという特約が存在します。

この特約は自動車保険に付帯できる特約で、保険料を安く済ませることができ
125㏄以下のバイクに対して、保障を受けることができます。

この特約は自宅に車があり自動車保険に加入しているなら
自動車保険に付帯して加入することができます。
ご自身の車でなくても、ご家族の車にかけている自動車保険に、付帯させることも可能です。

4 車検費用

ご存じかと思いますが、250㏄以下のバイクには車検制度がありません。

250㏄以上のバイクは2年に1度、車検を受けなければなりません。
車検費用は法定費用と呼ばれる、自賠責保険料、自動車税、検査料などが含まれ
2万円程度となります。
この2万円に交換パーツ代金や代行手数料が上乗せされますので
2年に1度、3万円から6万円程度の費用が掛かります。

5 ガソリン代

バイクが走行するうえで、当然燃料が必要となります。
125㏄サイズのバイクはレギュラーガソリン指定の車両が多いです。
大型バイクになると、ハイオク指定の車両も多く存在しますので
レギュラーとハイオクとの差だけでも、1Lあたり10円程度の差があります。

エンジンの小さな125㏄は非常に燃費が良いです。
車種によっては1Lあたり40㎞以上、走行可能なバイクもありますので
ハイオク指定の大型バイクと比較すると、かなりの差となり
ガソリン代の面でも125㏄はコストパフォーマンスが良くなっております。

6 パーツ代 消耗品代

125㏄サイズは車体とエンジンが小さいため
エンジンオイル代やタイヤ代、チェーンと、とても安く済ませることができます。
大型バイクにはエンジンオイルが数L入るのに比べ、125㏄は1L前後です。

タイヤ代金もタイヤ径が小さいため、前後で購入しても1万円のタイヤもあり
グリップを高めたタイヤでも前後で2万円ほどで購入できます。
大型バイクでは、標準的なサイズのツーリングタイヤを購入すると3万円程度です。

125㏄は作業工賃も優遇されていることが多く、バイク用品店にもよりますが
大型バイクより、2,3割安く作業してくれます。

1年間にかかる実際の維持費

125㏄の維持費を解説してきましたが、実際の維持費はどうなのでしょう
1年間のトータルを概算ではありますが試算してみます。

通勤でほぼ毎日 往復10㎞の距離を走る想定で計算します。

  1. ガソリン代 1L150円として 燃費は30㎞とします。
    1日10㎞×300日 年間3000㎞走行するとして
    1年間のガソリン代は1,5000円となります
  2. 自賠責保険は24ヵ月加入で、1年間で4,975円
  3. 任意保険をファミリーバイク特約で補うとして
    保険会社や条件によるので一概には言えないですが
    参考までに、筆者のバイクは月額1,000円程度の保険料なので
    12ヵ月×1,000円=12,000円
  4. 自動車税 年間2,400円
  5. パーツ代、消耗品代
    タイヤは2年に1度 オイルは半年に1度交換するとして
    タイヤ代10,000円+作業工賃3,000円=13,000円 13,000÷2=6,500円
    オイル代金1,000円+作業工賃300円=1,300円 1,300×2=2,600円

    タイヤ+オイルで10,000円前後+その他チェーン交換や整備代金で5,000円
    年間15,000円程度といったところでしょうか


    合計すると、年間の維持費は49,375円程度となります。
    これは概算なので、車種や乗り方、走行する距離、消耗品のグレードによって差が発生しますが
    筆者は年間で50,000円程度の維持費で、125㏄のバイクを維持しています。

まとめ

エイプ100

125㏄の維持費を詳しく解説しましたが、いかがだったでしょうか?

実際にこの排気量に乗っている筆者の維持費を例にしましたが
参考になれば嬉しいです。

125㏄は維持費が大きなメリットですが
他にもたくさんのメリットが存在する良い排気量のバイクです。

私も125㏄を愛する者の一人で、友人や、このブログに相談してくれる方に
原付二種の125㏄をメリットを含めて勧めています。

ぜひ、バイク購入に悩んでいる方は、125㏄のバイクを
選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

ご通読ありがとうございました!

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