RISU偏差値リカバリーのご紹介

2023年2月7日火曜日

塾システム 生活

ご紹介記事

以前調べてみたRISU偏差値リカバリーのサービス。
その後のある日、なんとサービス提供元よりご連絡をいただいて、紹介記事を書いてみませんかとご依頼をいただいた。

ということで、今回はさらにRISU偏差値リカバリーについて調べたり、他のサービスと比べてみたりした、紹介記事。

これから受験学年になる長男くん、通塾をはじめる二男くん、どこかで使うタイミングも来るかも?

ご連絡をいただいた

「人の話を聞ける人間になって欲しい」という願いを込めて伴走を続けていたある日、ブログ関連で見慣れぬメールを受信した。

内容を確認してみると、なんとかんとRISU偏差値リカバリーさんから、記事にしてみませんかというお誘い。

え、マジっすか。
私のブログ、おそらく一番身近で長男くんに関わっているはずの妻すらマトモに読んでくれていないんですケド。

まぁそれはともかく、RISU偏差値リカバリーから各校舎を選択した後に辿れる、初回カウンセリング予約の画面で以下のクーポンコードを入力するための「クーポンコード」というものもいただいた。

【クーポンコード】rec-up04

では何を書こうかと思ったのだけれど、2本立てにした。

1つ目は、さらにご紹介いただいた体験談でのお話。
サービス内容の具体的なイメージが掴みやすい。

2つ目は、他の個別指導塾との比較。
簡単にWeb情報のみから手に入る範囲の情報で、どんなものか考えてみた。

サービス体験談

サピックスに低学年から行っていた方の内容で、偏差値40~50程度だったのを、1年程度時間はかかったものの、最終的に安定して偏差値60程度になったらしい。

日能研換算だと+10くらいだと聞いたことがあるけど、すごいな…。

はじめの学習カリキュラムを作るにあたって、本人の性格・学力はもとより、家庭での様子、親からの働きかけ情報といったものに加えて親の希望も加味するようだ。

その上で立てた目標が、「ケアレスミスを無くし、取れる問題での失点をなくす」というものだったそう。
それと、この体験談だと、メンタル面で不安定になってしまっていて、そのケアを最優先とするような対策が採られていた。

もしこういった目標が「XXXの単元を分かるようにする」といったものだと、別に普段の集団塾や私でもいーじゃんという感じだけれど、「人の話を最後まで聞いてから解き始める」といったものでも対応してくれそうだなー。

結局、1年程度時間がかかったというのは、このケアを最優先としたから、なんだろう。
3年程度の中受、子どもの人間的な成長度合いも大きい期間で、こうした長期的な目標を立案・対応してくれるというのは心強い。

他塾との比較

日能研生として考える個別の選択肢として、他のサービスとも比較してみる。

比較対象は独断と偏見。
日能研ということで、まずはユリウス。
他に、よく聞く個別で、受験Dr.とSS-1。


どこも1対1が基本でカリキュラムはオーダーメイド。
ただ、ユリウスは小学生向けに中学受験以外のコースもあって、1対2もありえる?

費用面では、SS-1は探しても見当たらず、ユリウスは応相談だった。
オーダーメイドのカリキュラムだと、なかなか記載は難しいのかもしれない。

教室数から考える規模としては、ユリウスが一番間口が広そう。
個別に通塾するとなったとき、必要な時間が短いに越したことはないから、ちょっと選択基準に入ってくるかも?
とはいえ、どこもオンライン学習は提供しているので、そちらを利用する場合にはあまり関係ないかな。

ただ、どこの塾も情報量が結構多く、正直パッと見た目ではよく分からない、というのが本音だった。
その点、RISUは細かくまとまっていて分かりやすかった。

…どこもRISUくらいならそんなに手間かからなかったんだろうけど、下手に比較なんてしようと思うもんじゃなかったな…。

受験Dr.

各種集団塾からヘッドハンティングしてきた講師を最大のウリにしている感じ。
オーダーメイドのカリキュラムで、計画は立てるかもしれないけれど、若干お任せ感があるような印象を受けた。

美容院のようにお願いする講師のレベルによって、1コマ料金が変わってくるスタイル。
学年別・コース別に料金が明記してあるので、費用は計算しやすい。
週1コマ85分だけでお願いすると、月5万~9万くらい。

個別指導のほかにも集団授業、家庭教師なども提供可能みたい。

なんとなく、実力派な講師側に対して、勉強を教えられる環境を提供することに特化したような感じ?
講師の実力は申し分ないようだし、あとは子どもと合うなら特に問題はなさそう。

ただ、長男くんの場合は、成績アップもだけれど、どちらかというとそちらよりも人間として改善して欲しいポイントがある。
そういうところまで対応してくれるのかな、というと、ちょっと疑問。

SS-1

PDCAサイクルを回すということで、毎月指導案の見直し&保護者面談があるそう。
週一で「週例コール」と言われる電話での相談も実施。
指導案は、短期・中期・長期で見るらしい。
指導レポートも保護者と共有されたりと、けっこう手厚い印象。

いくつか特徴的な内容での指導をしているみたい。

「発問応答メソッド」という「講師から問いかけて気付かせる」というスタイルで教えたり、「SS-1式思考フレーム」という「できるはずの問題で間違わないための思考」ということを徹底したり。

受験Dr.に比べると長男くんにも向いていそうな気はする。

あと、調べていて気付いたのだけれど、この塾は塾別、日能研だと関東といった粒度で、よくある勉強のお悩みと対策を公開している。
集団塾への補習をするという位置づけなためかな?

ただ、料金が分からない…。
資料請求すれば分かるんだろうけど。

体験談もないので顧客側の声も分からない。

受験Dr.よりも手厚そうなオーダーメイドなカリキュラムに見えるので、普通に考えると、それよりも料金は割増になりそうな気配がする。

ユリウス

言わずとしれた、日能研と連携した個別。
そういうのを、「日能研プラネット」というらしい。

ユリウスは入塾時にしっかりカリキュラムの立案をするらしいし、講師は基本的に日能研卒業生が担当するらしい。

正直私は、自身がやっていたときに場当たり的にしか指導していなかったので(カリキュラムとか目標とかなく、生徒を見守って質問に回答してとだけ言われていた)、大学生講師をあまり信用していないのだけれど、けっこういいのかもしれない。

小学生向けには、ユリウス自体が主体となって中学受験向けの勉強をさせるコースもあれば、個別指導(1対2)もあるらしい。
その辺が複雑だけど、日能研に通っている場合は、専用のコースになるっぽい?

教室によっても結構変わるのかな?
基本的には各教室に問い合わせて検討するようだった。

色々見てきたけれど

他のブログなどでの体験談も色々見たけれど、結局のところ個別指導は、保護者・子ども側と先生側との相性が一番重要なのかもしれない。

理由は2つ。

1つには、今回調べた個別指導は、基本的には集団塾にプラスして利用という形態が多い。
となると、ベースとしては集団塾の方の進度や教材に合わせるので、「勉強している内容」はあまり問題にならない。

もう1つは、講師に要求される学力自体は、ここまで来ると問題にならないことが多い。
サービスの比較対象が、「中受未経験」あるいは「中受生の指導未経験」の講師と、いずれかの経験がある講師とを比較するなら、小学校ではやらないことをやる中受というのは特殊だから、後者の方が圧倒的に望ましい。

しかし、どのサービスでも、中受向けを謳うのであれば基本的に中受の勉強が教えられる講師を揃えている。
であれば、どの講師も、多少の差はあれども、講師自身の「中受的な学力」は問題ないだろう。

となると、対人スキル、言葉での理解力、勉強習慣といった面でまだ不安のある小学生、先生との相性が問題になりそうだ。

たとえば、私は難しい問題に対して解説を考えるときは最低2通り以上は教え方を準備して長男くんに臨んでいるし、イマイチ響かなかったらドンドン教え方を試しているけれど、良い先生であっても常に「子どもに響く内容」で教えるのは大変かもしれない。
子どもの方に、いろんなタイプがあるから。

そんな私も、教える内容以外のところで、喋るのが早いとか、センテンスが長い、とかしゃべり方にクセがあったり、書きなぐりの字は相当汚かったりする。

高校生くらいならある程度そういう部分には目をつむったり、分かるまで確認したりして、そういう相性の問題は減らせるかもしれないけれど、多くの小学生にはなかなか難しいだろう。

ただでさえ忙しい集団塾に加えて個別に通うなら、成果も期待したいけれど、子どもの負担は相当になるだろうから、ストレスなく通わせてあげたい。

となると、事前にどれだけ調べていても、残念ながら結局運次第、という気もする。

おススメはRISU偏差値リカバリ

そうなると、私としては一番はじめに選ぶのは、RISU偏差値リカバリかなと思う。

もちろん目指す偏差値帯などもいろいろ選択肢があるけれど、特に、さらなる高みをというよりは、まずは集団の平均程度へのリカバリーを考える場合に。

Web情報を一番得やすいから相談しやすいのと、今回サービスをご紹介する中で一番いいと感じたのは、「10億件の学習データ」による成績分析とコーチングの部分。

中の人に確認したところ、この10億件というのは、もちろん人数ではなくて、「小4で学習する立体図形でつまずいているお子さんは、小2で学習した平面図形の理解が不足している」というような、学習データの粒度らしい。

この結果として得られる効果は、一人の講師の経験則では到底及ばないデータ量に基づく指導方法の提案が可能な点。
学習計画とコーチング方法の両面でそうした効果が得られるとなると、「期待外れだった」というケースを避けられそう

たとえば先ほどの例だと、やり直さないといけないのは小2の勉強なので、小4の内容からやり直すのは的外れということになってしまう。
そういうムダが、講師次第では起きてしまうだろうけど、RISU偏差値リカバリであれば避けられるのだろう。

コーチングの方も、「どういう接し方をすればいい生徒か」というのを科学的に示してくれる。
すると、「いい先生なんだけど、成績が上がらない」や「授業はすごい先生だけれど、どうしても好きになれない」といったことが減りそう。

サンプル数の少ない、ごく一部の最上位校を目指すというのでないなら、「人の話を聞いて問題に取り組めるようにしたい」とか「まずは成績を上げて自信を取り戻させたい」とかの目的には、とても合致するように感じる。

魅力的な返金保証

そして、安くはない個別指導の中で、「1ヶ月返金保証」の制度もすごく魅力的。

それは、効果が感じられないときにお金が戻ってくるという点と、決断を速くするという2つの点で。

前者は説明不要の効果だけれど、後者は、普通の家庭にとって個別指導のお金は「なくなってもまぁ、仕方ないや」で済ませられるほどの金額ではないから。
そうすると、仮に効果が見られなくても、普通ならいったん始めたら2~3ヶ月は様子見で続けてしまいそう。

でも、本当に効果が出る個別なら、それこそ1度や2度の授業、あるいは1ヶ月もあれば、成績にはあらわれなくても何らかの兆候は感じられるんじゃないかな。
そういう体験談も見かけた。

ただでさえ、二男くんはあと36ヶ月、長男くんなんてあと12ヶ月で受験勉強が終わってしまう。
そのときに、数ヶ月にわたって判断をしようというのは、多分得策じゃない。

この制度があれば、まず1ヶ月時点で、継続かの判断はするだろう。
それに、こんな制度を掲げている以上、きっと1ヶ月間で効果が感じられるようなプランで進めてくれるのだろうし。

その他の点

他に、やっぱり、体験談が紹介されていると、サービスのイメージがつきやすいな、と思う。
何を重視したいかによるけれど、ウチの場合は勉強というよりは、勉強への姿勢を矯正して欲しいというのが第一になるだろうし。

成績アップだけでなく、どういった過程をたどったのか、どういう過程が良いと考えているのか、結構気になるので、出来ればWeb調査の段階で知っておきたい。
始めに相談するときにも、「こういう対応を望んでいる」みたいな話がしやすいから。

一方、実績面や、日能研校舎との連携など、他と比べるとデメリットに感じるところもある。
ただ、この辺は、何を望むのかという点で依頼する側の事情によるところは大きいかな。
RISU偏差値リカバリーは、想定対象者として、「偏差値30~40台でお悩みの方向け」と書いてあるものだし。

まぁなんにせよ、一口に個別と言っても色々なサービスがあるようで、単に弱点単元の補強というだけではなくて、こうやって学習計画を立てたりやコーチングをしてくれたりするサービスがあるということを知っておくのは、良い経験になったなぁと思う。