物語文が読めないわけだ
夏休みということで何か新しいアニメを、とせがまれて「七つの大罪」を勧めてみた。
鈴木央さんの作品で、ファンタジーバトル?にでもカテゴライズされるのだろうか。
その長男くんの視聴内容が、なかなかにひどい…。
七つの大罪
子どもが生まれてしばらくだったか、週刊少年マガジンで読切掲載後、連載が始まった。
当時はもうジャンプは読んでいなかったので、読切を読んで「すげぇ新人が出てきたな」って感じだった。
実際は、「ライジングインパクト」というマンガを描いていた、プロ漫画家の移籍だったらしい。
ストーリーとしては王道ファンタジーというのか、中世イギリスっぽい雰囲気の中で、七つの大罪という騎士団が魔神だとかと魔力で戦っていく、というようなお話。
良いところは、第一に絵が好き、なのだけれど。
なにより、各主要キャラの性格やセリフ回しが好き。
さほど意外性はない展開、というか、王道っぷりがむしろ大好物という感じで、「あー、きっとこうなるとすげぇなー」という予想が1段高いカッコ良さで描かれるところがいい。
第一話を読んだときに連載は読んでいこうと思い、序盤の「いつか必ずお前を奪う」でコミックスを買おうと決めた。
まぁ、多少お子様的にはエッチなシーンもあるものの、所詮は少年漫画の範疇(とはいえ、買わなくなってしまったが、最近のマガジンには過激なものも多いようだ)、おまけにアニメなら表現もマイルドになっているだろう、と思い、子ども達と見始めた。
王道な展開のカッコ良さにぜひ心を奪われていただきたい。
…と思っていたのだけれど…。
展開予想
バトルシーンはそんなに頭は使わない感じ。
なんなら鬼滅より使わないかもしれない。
少なくともジョジョみたいな感じではない。
ドーンとやっても効かなくて、ドドーンとやられてピンチになったら、さらにドドドーンとやり返す、というのが大体の展開。
…そのドドドーンがカッコよければ別にいいのさ。
そして、そのバトルシーンですら怪しい長男くん達。
アニメな分、どちらが勝っているかはなんとなく分かりそうだけど。
そしてそれ以上にダメなのが、会話シーン。
せっかくカッコいいところなのだけれど、聞けちゃいねぇ。
フラグが立つと「この後どうなると思う?」なんて聞いてみたりするのだけれど、大概は的外れ。
二男くんは、まだ聞いてはいる。
でも、まぁちょっと彼には難しいかもしれない。
しかし長男くんの方は、ひどい。
そもそも、そういうカッコいいシーンやラブい展開になってしまうと、脳が理解することを拒否しだすらしい。
ちなみに、騎士団の男がある女を守ったり、人間の男が妖精と恋仲になったりと、ラブい展開はけっこうある。
というか、前者こそがストーリーの根幹だったりもする。
そういったシーンが始まると、彼は「筋肉マッチョ~!!」などという奇声とともに、珍妙なポーズを取り始める。
照れ隠しなのか何なのかバカなのかは分からない。
恥ずかしくなる気持ちが分からないわけではないけれど、反応が奇天烈すぎる。
物語文でも
説明文の展開予想は、簡単な文章でならソコソコできるようになってきた。
まぁ、接続詞をはじめとして文章の内容が読めていれば、さほど難しくはないだろう。
しかし、物語文の方が、結構厳しい。
直接言われていることの解釈ならまだしも、「この後どうなるかな?」というのが弱い。
もうちょっとその辺もパターン的に理解できるまで、読解を頑張ってみるか。
と言っている間に、もう8月も半ばが過ぎてしまったのだけれど…。
まぁ、本当の休みは来週だ。
そこを目標にして、何をやるかはしっかり決めておこう。
あとは、後期のテキストってまだもらえないのだろうか。
そろそろ案内はあってもいい頃なんじゃないかな。
夏期講習とは違って子どもがもらってくるという文量ではないだろうけど、案内自体はまた地層の下から発掘された、なんてことにならないといいけど。
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