長男くんと中受折り返しの成績

2022年7月1日金曜日

成績 全国公開模試

半分終わった

5年生の前期までの全モが終了。
全モ的に見れば、中受の半分が終わったことになる。
もっとも夏期講習という、たいそう大きそうな山場もあるけれど。

いっちょ、ここまでの成績を振り返ってみっか。
グラフ見るの、面白いし。

国語


おぉ、なんて見事な右肩上がり…!
5-3で大きくへこんだりもしているけど。
へこんでいるところはたいてい平均もへこんでいる。
大体平均は90くらいで安定しているようで、ときどき難化って感じか。

めんどいから目視だけど、平均からの差で考えると、一定して大きくなっていっているようだ。
特に状況が変わってきたのは、平均を超えだした4-4あたり。
4年の夏を経て、だな。

国語特訓と称して、ふくしま式、啓明館、ロジカル公文とやったんだっけ。
もっとも、しっかりやり切れたのはロジカル公文くらいだけど。

当時は、設問から読め、傍線部の近くを読め、抜き出しは字数をしっかり数えろ、くらいの内容だけど、ひたすらその練習をしたんだっけ。
だから、ロジカル公文が一番効いた気がする。

5年になってからは、何といっても記述を埋めるようになってきた。
オプションのおかげ、はあるだろうけど、ここも記述特訓を結構やったしなぁ。

何気に一番順調な科目かもしれない。
今後、語彙は特別にやっていくとしても、当面は日能研のカリキュラムに従うだけの予定。

もっとも、夏休み中、文章は毎日しっかりと読んでもらいますがね。
たとえ旅行中であろうと。
教材は用意してあるから安心してね。

算数

1回目のあたりは、あまりの出来なさにちょっとクラクラしたっけ。
全モに慣れていなかった、というのがあるのだけれど。

日々の勉強でも、授業が全然分からず、学び直し1の最初から躓き、唯一塾前から練習してきた計算もできない。

どうしたらいいの、コレ?と思った結果が予習だった。
とにかく授業が分からないと、どうにもならない。
復習に時間がかかりすぎるという物理的な問題もあれば、本人の自信が完全に打ち砕かれてしまったという精神的な問題もあった。

精神的な問題に対して、幸い、全モの算数は非常に対策しやすかった。
4-2から今くらいまでの範囲の成績までは。
難易度も形式も毎回ほぼ一緒で、この成績帯までは栄冠だけやっていて類題が出る領域だから。
今だと、栄冠から出ると言ったって範囲が広いけど、当時はまだせいぜい10単元程度。
しかも半分は計算。

点を取らせるため、「二月の勝者」にもあったように、大問1~5までしかやらないでいいから、その検算までしっかりやれ、という作戦を立てた。

だから4-2から大体そんな成績。
たしかこのときは、
大問1→大問1見直し→大問2→大問2見直し→大問3~5→大問1からもう一回見直して余った時間で大問6と7の(1)
って感じだった気がする。

でも、4年の夏後の4-4から、たしか大問5からも栄冠類題から外れたような気がする。
…てことは、5年生のときも、夏を超えるとまた一段難しくなるのだろうか?
え、3くらいまでしか出来なくなっちゃうのかな。

まぁ何にせよ、今後は栄冠以上の難易度の問題を、ある程度までは初見でも確実に解けるようにも勉強させていくのが目標。

んー、やっぱ私の大受のときの勉強方法くらいしか思いつかないなぁ。
徹底的に解法の理由、「なぜそう考えるのか」を考えるだけだけど。
元々、問題文だけから初手で何をするかを思いつくための勉強方法として考えたのだし。

ただ、私は大受で途中点狙いだったからそれで良かったのだけれど、算数ではどうなんだろ、コレ。
初手が分からなきゃなすすべもないのはもちろんだけど、算数は答えが合ってなきゃ結局アウトだしなぁ。

そんな難しいこと考えずに脊髄反射で解ける問題を増やすように演習やりまくる方がいい気もする。

社会

社会は、早い段階から本人が楽しいって言っていたっけ。
というわけで勉強も嫌がらなかった。

自習もやりやすいのだろう。
4年の夏くらいからは手を放した。
まぁ、夏休みのとき、私、昼仕事だったし。
そのあたりから、晩御飯までに勉強を終わらせる彼のスタイルが出来ていったんだっけ。

以降は、時々時間が出来たときに暗記の確認がてら付き合ったけど、はっきり言って私より出来てしまっていて困った。
まぁ、他の科目では圧倒的に私の方が出来る(当たり前)ので、教えられないことはなかったのだけれど。

その油断がこの前の「社会はもうパパには聞けなかったんだ事件」の発生につながっていった。

なめんなし。
社会なんて覚えるだけじゃねーか、この野郎。

メモチェを買って、今3周目に入ったとこ。
とりあえず前回から勝負を始めて、初回はイーブン。
あと1年半、ぜってぇ1回たりとも勝たせてやらねぇからな。

まぁそれはともかく、長男くんの問題は、難易度が高いときに、落ち込みすぎるところ。
どうやらその難易度の問題演習が足りてなさそう。
応用が全く弱い。
分かりやすい子だ。
ムラがあるよりはいいと思っておこう。

夏期講習の予定次第だけれど、問題演習として予シリ買ってあるから、もし余裕があればそれでカバーしよう。

理科

理科は、ずっと平均以上を安定して取っている。
最近落ち込み気味ではあるけど、これは単に問題演習足りないから。

普段、全モみたいな問題演習、してないんだもの。
やってないことが出来るような応用力のある子じゃないんだよね。

だから普段やっている部分での点が取れていれば、別に今解ける必要はないと判断している。
難しい問題が出ることもあるけど、算数に比べれば難易度はそうでもない。
それよりも、最近は時間が足りないという問題の方が深刻。

でも、算数でも比を習えば改善しそうな気もするし、知識を定着させた上で問題演習を少し繰り返せばスピードも応用も問題ない気がしている。

夏期講習の内容次第では、夏期講習テキストの解き直しはほどほどに、こちらは予シリやウイニングステップなど場数を積ませる予定。
知識が少し曖昧で不安げに解くから、初見の問題で意味もなく次に進むのを躊躇っているのが、時間が足りなくなる原因。

理解が出来ていないというケースは少ない。
だから、同じ問題を繰り返して、ある程度答えを覚えてしまっている問題を解くよりも、初見の問題を解かせた方が対策になりそうだと思っている。

これが、理解が出来ていない、つまり、いくら時間があっても解けていないのであれば、他の問題集には手を出さない方がいいんだろうけども。

何でか分からないけど、単なる知識問、ほんの少しグラフや表を読み取る問題で、何をそんなに確認することがあるのか、問題を解いてから、見た目フリーズするんだよね、彼。
全モは時間が足りないテストだってこと、もしかして分かってなかったのかな。
普段から速く解くクセつけてないといけないのに。

ある意味、練習でもしっかり見直そうとするマジメさゆえなのかな。
だから、一概に悪いことだとは言えないのだけれど。
答え書いたら見直せと言っているのだし。

総合


算数を除くと、科目ごとには平均がものすごく揺れるというのに、総合で見ると毎回似たような平均になるというのは、日能研がさすがというべきか。
まぁ、そういう方針なんだなと分かる前は、科目ごとには揺れることに納得がいかなかったのだけれど。

成績的には最初こそ偏差値40で、この子は大丈夫かなと思ったものだけれど、生活やテストに慣れてきた4-3くらいから同程度くらいの成績を概ねキープしている。

4年の夏以降に難しくなった全モに対して、それでも対応していったようだ。
崩れたときもあるけど。

5年になってからは、4年のときより少し上がった成績で異常な安定感を発揮している。
平均から見てみれば、また少し難しくなっているだろうに、見事だな。

さてさて、今後はどうなることやら。
今回上向いたままの方向で行ってくれるといいけど、ジェットコースターの準備段階のようにならないことを祈るばかり。

勉強内容としてもやることが高度化していくけど、まだそんなに辛くはなさそうだ。
まぁ、「わからない」に対して、グーグル先生と私のタッグで答えられないことはないからな。
日能研と同じかは保証できないけど。

遠慮なく聞いてくるがいいよ。
社会でも、いいんだよ、聞いてきて!
「こうぞ」の実の色まで知ってるよ?

まとめ

とりあえず、今までのテストを振り返った結果、まぁ成績はともかくとして、この夏の弱点克服対策。

・国語:
 弱点は語彙。
 →特別なものはなし!ひたすら文章を読む練習だけ。
  知らない言葉とか丸つけるとか単語帳とか作る?

・算数:
 弱点は難問(難しいんだから当たり前だ)。
 →継続。難問が解けるように基礎問題から対策。
  どうせ夏期テキストに特別問題もつくはず。

・社会:
 弱点は応用問題。
 →メモチェ1周 / 2週間で3周くらいで知識習得の徹底。
  応用対策は…、成長か、算数・理科任せ?

・理科:
 弱点は解くスピード。
 →既習範囲、問題集2冊分やっとけ。

社会は悩み中。
地理の問題集やるというのもあるし、歴史の先取という線もある。
前者は全モ対策だな。で、後者は育テ対策、か。

んー、じゃあやるにしても前者かな。

家でこういうふわっとした弱点の補強を出来るようなタイミングは、中受ではこの夏がおそらく最後。
冬休みはそこまで長くないし、春休みにはもう悪夢としか思えない6年日程に入っている。

ここで弾みをつけて秋を迎えられるといいなー。