子育てブログ

息子と壮絶な闘いの果て警察呼ばれる

私が結婚したのは26歳の時、19歳から付き合い始めた彼と結婚し、直ぐに妊娠しました。

出産は難産で、子供の心拍数が弱り始め、私の体力も限界だったため、急遽吸引分娩に切り替わりました。

幸い、生まれた子供は元気いっぱいな男の子で、嬉しさでいっぱいでした。

病院にいる間は、看護師さんや助産師さんの指示をいただき、夜中の授乳も順調にできていました。

しかし、いざ自宅へ帰宅すると…育児書通りには行かず、四苦八苦。

昼間の授乳は3時間間隔のハズが、飲ませたハズなのに直ぐに泣く。やっと寝かしつけても、少しの物音でも直ぐにギャン泣き…

夜中もそれは変わらず、毎日寝不足が続く中、それでもなんとか若さでやり過ごし、そして離乳食が始まると、腹持ちが良くなったのかだんだんとまとめ寝をしてくれるようになりました。

息子が物心つくようになり、ある日のスーパーでの出来事。

たまたま息子が陳列棚の側面にぶら下げているミニカーを見つけて、欲しそうにしました。

自分から何かを欲しいと自己主張する我が子を見て、親としては買ってやりたくなり、200円もしないミニカーを買い与えました。

しかし…これが後々に警察を呼ばれることになろうとは知る由もなく…。

まだ、未就園児だったため、どこへ行くにも一緒に連れて行っていたのですが、以前寄ったスーパーへ行くと、また息子がミニカーを欲しいと言い出しました。

いくら200円しないものとはいえそう直ぐに買い与えるのもおかしいし、前のミニカーも大事にしてもらいたいので、その日私は『今日はダメ』と言いました。

しかし息子は、どうしても欲しかったようで、ぐずり始めました。

しかし、ぐずっても買い与えたくなかった私は『この前買ったでしょ?』と言ってはみました。

息子は一度言い出すと意地でも折れない性格で、次第に泣き方が半端なく、発狂するように泣き始め、さすがにそこまで泣かれると周りの目もあるので、仕方なくその日は買いました。

そしてまたスーパーへ行った日のこと、また息子がミニカーコーナーを見つけると『欲しい』と言って、その場から動きません。

私ももう懲りていて、『この間もそう言って買ったよね?今日だけだよ?て言わなかったっけ?』と説明しても聞く耳持ちません。

はい…また例の泣き叫びが始まり、周りからは白い目…。仕方なく買う私。

田舎に住んでいたので、他のスーパーへ行く選択肢もなく、そこへ行くしかない私は次第にノイローゼ気味になり、スーパーに行けばミニカーをセットで買うことになり、気づけばミニカーが100台以上…。

そんなある日、またいつものようにミニカーコーナーで泣き始め、ミニカーを買う羽目になった私は会計して車に乗った拍子に急に怒りがこみ上げてきて、ミニカーを持ってご機嫌な息子に向かって怒鳴りつけてしまいました。

『なんでいつもいつも私を困らせるの!なんでなんで!!』と泣き叫びながら怒鳴ってしまいました。

その声が異常だったのでしょう、一通り泣き叫び落ち着き、もう帰ろう…と車を出発させていると、パトカーが入ってきて、警察官と警察を呼んだ方が話をしながらこちらを指差しているのが見えました。

その瞬間、ヤバイ!!と思って急いで出発したので、追いかけてきてまで尋問はされませんでしたが私にとっては修羅場でした。

それからは、少し冷静になり、ミニカーコーナーで泣き叫ぼうが買わずに無視し、泣き叫ぶ子を抱えてスーパーを後にする日々を過ごしました。

今になって思えば、もっとうまい方法があったのではないかと思いますが、当時の初心者ママにはわからなかったのでしょうね。

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