システムエンジニアの残業について解説します

私はシステムエンジニア(以下、SEと記載します。)として、

10数年働いてきました。

ちなみに前々職、前職の中堅SIer、現在はパッケージベンダーに勤めています。

私は前々職の新入社員時に月100時間残業した経験があります(泣)

そこでシステムエンジニアの残業についてまとめてみました。

この記事におすすめの方々

・システムエンジニア(SE)を目指す方
・システムエンジニア(SE)の残業時間が気になる方

SEの残業について解説するよ~
よろしく~



システムエンジニアの残業について


SEといえば残業というイメージがある方もいるかもしれません。

忙しい時期があったりしますので残業はしょうがない部分もあります。

逆に暇な時期もありますので、残業がない時もあります。

また、『絶対に残業をしない』という決意を持っているSEもおり

全く残業しないSEもいます。


なぜ残業する必要があるのか


SEはシステムを作ります。システムを作るのはよく建物を建築することと比較されます。

建物の場合、建築士が設計をして、大工さんが建てます。

システム作りもSEがシステムの設計をして、プログラマーがシステムを作ります。

建築士は国家資格が無いと設計できませんが、SEは何の資格も必要なく設計できます。


そのため素人SEが設計することも良くあります。

素人SEが設計すると品質が悪いです。何度もやり直しが発生します。

やり直しの場合、残業が発生します。


このようなことが頻繁にあるため残業時間が増えていってしまいます。

残業お疲れ様~

私の残業の経験


私が2008年に新入社員で入った際は、時間外労働について何も言われませんでした。

現在では時間外労働が厳しくなっています。

新人の時の残業


新卒で一番最初に参画したプロジェクトは1年間だけでしたが、

終盤に炎上し2009年2月は約90時間3月は約100時間残業をしました。

もちろん土日出社もしていました。

今考えると恐ろしいですね。。。

新入社員を100時間以上残業させる会社はおかしいですよね。


転職1回目の企業での残業


私は2回転職しているのですが、1度目に転職した企業では裁量労働制で

いくら残業しても残業代が付かないというブラック?企業でした。


現職での残業



現職のパッケージベンダーではこれまで所属していた中堅SIerのどこよりも、

残業時間が少ないです。今のところ、残業は月40時間を超えたことがありません。

また、現職では休日出勤も一度も経験していません。


転職して良かった~


企業の大小による残業の傾向


これは私の経験からによるものです。

大きい企業の方が残業は少ない傾向にあります。

理由としては管理部門などが大きくしっかりしているため、厳しく指導されるからです。

中堅企業は大きい企業の下請けの場合が多いため、

無理な指示でも受け入れなければならない時もあります。

そういう場合、残業をしてでもやり遂げなければなりません。


品質を求めすぎて残業するケースもある



上司や元請け企業からの指示があいまいだったりすると成果物が過剰品質になってしまい、

頑張った分が無駄になる可能性もあります。

せっかく残業して良い資料を作成したのに、

お客さんや上司から「ここまで求めていない」も言われてしまう場合もあります。


時間外労働の上限について


法律によって時間外労働の上限が定められております。

残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、
臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
施行 大企業:2019年4月~/中小企業:2020年4月~

(引用:厚生労働省『時間外労働の上限規則』)


残業が嫌な場合


残業が嫌な場合は、転職しましょう。

会社に部署異動をお願いしてもよいかもしれませんが、

異動先で残業があるかどうかはわかりませんよね。


自分で資格試験を取得して、スキルUPして転職するしかありません。





残業が嫌な方は、

SEからパッケージベンダーやWebデザイナーなどに転職しましょう!!




最後までご覧いただきありがとうございました。

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