永住権への道

永住権への道 第12話:家探し難航。。。??

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こんにちは。

シュウです。

 

 

東京オリンピック、いよいよですね。

 

 

コロナも収まらないどころか拡大している状況での開催。

 

 

複雑な心境です。

外野としては大会は開催しない方が良いだろうとは思いますが、選手たちは主催者がするというのだから出る、というのは当然の感情だろうし、競技が行われるのなら選手たちを応援はしたいとも思うし。。。

 

 

経済的にも、既に多額の資金が開催前提で投資されているだろうから、なんとか回収しないといけないんだろうし。。。

 

オリンピック関連の商品ってどんなのがあるんだろうと検索してみると、ユニフォームやタオル、マスコット物などの関連商品がズラリ。

 

 

まぁ、作った人たちにしてみたら少しでも売らないとだろうなぁと、これまた複雑な心境になってしまいました。

 

 

そんな中、記念硬貨というものも発行されているようで、

へぇ、そういうのもあるんだ~

なんて思ってよく見てみたら「1000円銀貨 昭和39年(1964年)  東京五輪」。

 

前の東京オリンピックのだった~~!!

驚いた

 

 

 

 

千円銀貨だそうです。

銀貨。

 

 

価値高そうですね~

 

気になるお値段は。。。。

 

 

4380円

 

 

 

う~ん、微妙。

 

 

なんとも締まらない前置きとなってしまいました。。。

 

 

と言ったところで本編へと参りましょう。

 

難航する家探し

さて、無事に就職も決まり、次に決めなくてはいけないのは住居。

 

当時はまだインターネット上には不動産情報などはなく、新聞に載るクラシファイドで探すのが定番でした。

 

月曜日と水曜日の朝刊に、数ページにわたる入居者募集やフラットメイト募集が掲載されるのです。

 

思い起こせば、当時はいろいろな紙媒体がありましたね~

 

Trade & ExchangeとかBuy & Sellなどの家具や小物のトレード情報紙、AutoTraderに代表される中古車売買本、いろいろありました。

 

今でもAutoTraderはネット版になって生き残っているようですが、総合オークションサイトのTrademeが個人売買のメインでしょうね。なにせ、若者だけでなく、お年寄りまで利用していますから、その浸透力は凄いものがあります。

 

当時にもこのようなインターネット状況があれば家探しも簡単だったんでしょうけど、なにせ、出版される紙媒体を見てアクションを起こす必要があったので、手間暇がかかったもんです。

 

 

と、話を元に戻しましょう。

 

 

家探しと言えば新聞のクラシファイド、ということで、

早速新聞を購入。

 

あるある、沢山載っています。

オークランドに来たら一人暮らしをすると決めていたので、フラットメイト募集には目もくれず、貸家の欄を隈なく見ていきました。

 

条件に見合う物件に印をつけながら一通り全部の物件に目を通し、次に、印をつけた物件を再考。希望の優先順位をつけていきます。

 

ここまで出来たらいよいよ電話です。

広告主に連絡して、物件を見せてもらわないと決められませんからね。

 

 

英語力に不安のある方ならお分かりいただけると思いますが、この電話と言うのがハードルが高いんですよ

 

当時の僕はワーホリに来てまだ3ヶ月。

ロクに英語も話せない時です。

 

 

まずは頭の中でイメージトレーニング。

 

 

自分が言うこと、相手が言うであろうこと、考えられるパターンからの英語のフレーズを何度も頭で繰り返します。

 

何度か繰り返すと、自分の英語も良くなっていく気がして、自信が付くというか安心するというか。

 

 

よし!イメトレ完璧!

意を決して電話!

 

 

当時は携帯電話も持っていなかったので、電話をかけるのは公衆電話からです。

新聞片手に緊張して電話番号を押す僕。

 

 

緊張の一瞬です。

 

 

 

トゥルルル~トゥルルル~

ガチャ

 

僕:あっ、あの~、新聞の広告を見て電話したんですけど。。。

相手:ごめんなさい、もう決まっちゃいました。

 

 

 

あっけない幕切れ。。。

 

ちぇっ

ちょっとがっかり

しっかりイメトレしたのにな

 

 

とちょっとガッカリ。

 

 

な反面、長い会話をしなくて済んだことに少しホッとしたりもして。

 

とも言っていられないので、すぐに次に電話です。

 

 

トゥルルル~トゥルルル~

ガチャ

 

僕:あっ、あの~、新聞の広告を見て電話したんですけど。。。

相手:ごめんなさい、もう決まっちゃいました。

 

 

えっ?えっ??

同じ人?ってぐらい、同じフレーズで返されて終了。

頭を抱える

ノォォォォォ~~~!!!

 

これは、長い会話をしなくて済んだとか言ってほっとしている場合じゃない。

 

 

 

次こそはと、めげずに電話!

 

 

トゥルルル~トゥルルル~

ガチャ

 

僕:あっ、あの~、新聞の広告を見て電話したんですけど。。。

相手:ごめんなさい、もう決まっちゃいました。

 

 

 

またか!

ブルータスよ、お前もか!

 

いや、これどうなってるんでしょう?

確かに、広告の吟味に時間はかけたけれども、当日ですよ。

広告が出た当日。それなのにもう入居者が決まったって、そんな。。。

 

捨てる神あれば拾う神あり

このあとも、同じやり取りを何件も繰り返し、もう家を借りるなんてムリなんじゃないかと絶望してきたところに

神降臨

 

トゥルルル~トゥルルル~

ガチャ

 

僕:あっ、あの~、新聞の広告を見て電話したんですけど。。。

相手:ああ、その物件ね、まだ空いてるわよ~

僕:それは良かった!見れますか?

相手:いいわよ!でもあなた、ホワイトウェア(白物家電)は持ってるの?

僕:いいえ、何にも持ってません。

相手:それじゃ、ホワイトウェア備え付けの別の物件があるからそっちにしなさい!

今から住所言うから、窓の外から中を見て気に入ったら鍵を取りに来て。

 

 

なんということでしょう。

 

 

物件が空いているだけでなく、白物家電付きの物件を紹介してもらえるなんて!

 

 

早速、教えてもらった住所へ急行すると、それは二階建てのアパートの一室でした。

 

 

こざっぱりとして綺麗な建物で、大通りのバス停まで歩いて数分。

屋根付きの駐車場もあって申し分ありません。

 

 

すぐに不動産屋さんに向かい、気に入った旨を伝え契約。

 

最後の最後でいい不動産屋さんといい物件に出会えてよかった~

嬉し泣き1

 

 

ということで、住む場所決定!

 

次回は、移住回顧録 第13話:新居に家財道具を揃える!です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!