無添加石鹸シャンプーは、薄毛にいいの?長年使い続けてみた感想

固形の石鹸シャンプー ヘアケア
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無添加石鹸シャンプーは、「頭皮にいい」「薄毛にいい」と聞いたことがあるかと思いますが「本当に頭皮や薄毛にいいのか」と気になってしまいますよね。

一度は試してみたいけど、「本当のところはどうなの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

こちらでは、わたしが無添加石鹸シャンプーを長年使ってみた感想やお客さまの感想をお伝えしています。

TERU
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薄毛対策として無添加石鹸シャンプーを使う前に、ぜひ参考にしてみてください。

※こちらでは、固形の無添加石鹸シャンプーを中心にご説明しています。

本当のところ、薄毛対策に無添加石鹸シャンプーはどうなの?

無添加石鹸シャンプーを使って「無添加の石鹸シャンプーはいい」、逆に「抜け毛が増えた」と賛否両論です。

無添加石鹸シャンプーの良い点としては、天然由来の界面活性剤がおもな成分なので、頭皮にやさしいところです。

しかし、頭皮にやさしいはずの無添加石鹸シャンプーを使い「抜け毛が増えた」といわれているのはなぜなのでしょうか?

無添加石鹸シャンプーを使って抜け毛が増えるといわれるのはなぜなのか?

「抜け毛が増える」といわれるのは、無添加石鹸シャンプーの洗浄力の強さにあります。

洗浄力が強いと余分な皮脂まで落としてしまうので、頭皮の乾燥をまねいてしまいます。

頭皮の乾燥をまねいてしまうと、頭皮の状態が悪化し、抜け毛が増えてしまう可能性があるのです。

また、無添加石鹸シャンプーのほとんどは、アルカリ性なのに対して肌は弱酸性です。シャンプーをした時点でアルカリに傾いてしまいます。

この他にも石鹸シャンプーの場合は、すすぎのときに成分が残りやすいのも理由のひとつです。すすぎが足りないと毛穴につまり、抜け毛の原因になってしまいます。

以上が、無添加石鹸シャンプーを使ったのに「抜け毛が増える」といわれている原因のひとつです。

無添加石鹸シャンプーは、どんな人が合うの?

石鹸シャンプーはゴワつきやすいため、髪の毛が長い女性には向いていません。短髪の男性に向いています。

また、先ほど述べたように、石鹸シャンプーは洗浄力が強く余分な皮脂まで落としてしまいますので、乾燥肌の人も向いていません。

無添加石鹸シャンプーに向いている人は、短髪で脂性肌の男性が向いています。

普通肌、乾燥肌の方は、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

無添加石鹸シャンプーを使う上での注意点

石鹸シャンプーで洗ったらすすぎを入念にすること。

また、アルカリに傾いた肌をクエン酸リンスで弱酸性に戻すことも必要です。

石鹸シャンプーで洗うとゴワつきがあるのは、石鹸はアルカリ性のため水道水のカルシウムイオンと結合して金属石鹸(石鹸カス)が出てしまうからです。

洗ったあとに、クエン酸リンスを使うとゴワつきがおさえられます。

また、石鹸シャンプーは泡立ちが悪く感じることもあります。

その場合は、泡だてネットを使うとよいでしょう。

固形石鹸の場合は直接頭にこすって泡だてないこと。石鹸でこすってしまうと髪の毛が抜けてしまいます。

無添加石鹸シャンプーのメリット
  • 安価なので続けやすい
  • 合成界面活性剤や防腐剤が入っていないので頭皮にも環境にもやさしい
  • 髪の毛にハリやコシ、ボリュームが出てくるのに期待できる
無添加石鹸シャンプーのデメリット
  • 洗浄力が強いので、乾燥肌の人には向かない
  • フケが出る可能性がある
  • ゴワつきがあるため女性には不向き
  • 洗い残しやすいので、抜け毛が増える可能性がある
  • 頭皮のPHがアルカリに傾く(クエン酸リンスで対応)

無添加石鹸シャンプーは、抜け毛が増えるという声もありますが、自分が乾燥肌なのか脂性肌なのか見きわめて正しく使うと薄毛対策として力を発揮ですると思っています。

わたしが無添加石鹸シャンプーを長年使い続けてみた感想

わたしが7〜8年ほど前に勤めていたとき、知人からシャボン玉石けんをすすめられたことがありました。

はじめは、本当に薄毛対策としていいのか期待せずにいたのです。しかし、シャボン玉石けんをダメ元で使ってみることにしました。

すると使い続けているうちに、まわりから「髪の毛が増えたね!」といわれるようになったのです。※詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

それから、石鹸にはまってしまい、気になる石鹸はいろいろと試してみるようになりました。

先ほどの記事の中でもお伝えしているのですが、石鹸を使ったからといって髪の毛が生えてくることはありません。髪の毛にコシやハリが出てくるので、ボリュームが出て見えるのです。髪の毛にコシやハリが出てくるだけで、全然違って見えます。

わたしが今まで使ってみた石鹸
  • シャボン玉石けん
  • ヌビアンヘリテージ(3種類)
  • アレッポの石鹸
  • アレッポからの贈り物
  • 頭皮中心主義
  • サロンドマルセイユ
    など

わたしは、無添加石鹸を長年使ってみて自分に合っていたので、今でも使い続けています。

たまに、フケが大量に出ることもありましたが、クエン酸リンスで解決しました。クエン酸リンスは、アルカリに傾いたPH(ペーハー)を弱酸性に戻してくれます。

作り方はいたって簡単。食品添加物のクエン酸を500mlのペットボトルに大さじ1杯入れます。そこに、水を入れてシェイクするだけです。

冷蔵庫に保管すれば1週間ほどは持ちます。

わたしの場合は、無添加石鹸を使って髪の毛のコシやはりが出てくるのを実感したので使い続けています。

お客さまの事例、良い結果と悪い結果

お客さまにすすめても合わない人もいました。これは乾燥肌なのか脂性肌なのかなどによって合う合わないがあるかと思います。

わたしのお客さまも無添加石鹸シャンプーが合う人は、ずっと使い続けている方も多くいます。

とくに、当店でも販売している頭皮中心主義という石鹸シャンプーを使ってかなりコシが出てくるのを感じて、長く使い続けているお客さまも多くいます。

乾燥肌ど脂性肌の違いで使ってみる

先ほども述べたように、無添加の石鹸シャンプーでも合う人と合わない人がいます。

実際に当店のお客さまでも、「合わない」というお客さまも数人いました。

自分の肌が、乾燥肌なのか脂性肌なのか見きわめて使ってみることをおすすめします。

無添加石鹸シャンプーを正しく使えば、良い結果も期待できると思います。

まとめ

  • 無添加石鹸シャンプーを使って「無添加石鹸シャンプーはいい」「無添加石鹸シャンプーを使って抜け毛が増えた」と賛否両論ある
  • 「抜け毛が増える」といわれる考えられる原因は洗浄力の強さや洗い残し、アルカリに傾いてしまうなどが考えられる理由
  • 自分の肌が乾燥肌なのか脂性肌なのか見きわめて使用すること
  • 無添加石鹸シャンプーは、髪の毛が長い女性には不向き。短髪の男性が向いている
  • 髪の毛のゴワつきや弱酸性に戻すにはクエン酸リンスがおすすめ
  • 無添加石鹸シャンプーは、肌にも環境にもやさしいので、正しく使えば薄毛対策にもよい

今回は、無添加石鹸シャンプーは、薄毛にいいのか、実際にわたしが長年使ってみた感想をお伝えしました。

賛否両論の無添加石鹸シャンプーですが、自分の肌が乾燥肌か脂性肌か見きわめて使う必要があります。

TERU
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無添加石鹸シャンプーに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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