映画「貴公子」/あらすじ評価レビューと感想(テンポよくて面白かった!)
評価:星4つ ★★★★ 2024年 株主優待鑑賞16本目
利用した株主優待:東急レクリエーション
あらすじ
フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコは、韓国人の父の行方を知らない。
ある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機の中でマルコが出会ったのは自らを“友達チング”と呼ぶ謎の男“貴公子”。
不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに徐々に追い詰められていく…。
なぜ、マルコの前に突然、父親は現れたのか…?
感想
事前に予告などがあまり流れていないので、期待しないで観に行った。
しかし、予想外に面白かった!
息も吐かせぬストーリーはジェットコースターのようで、あっと言う間にエンディングまで一気に楽しめた。
一見の価値あり!と太鼓判を押したい。
やっぱり韓国映画は良いものが多いなぁ!!
ストーリーは、、、地下格闘で生計を立てる、韓国とフィリピンのハーフ・コピノであるマルコは、一度も会ったことのない韓国人の大金持ちの父が自分を捜していると聞き、病気の母の手術代を工面するために韓国へ行くことにする。
韓国へ向かう飛行機内で不気味な微笑みを浮かべる“貴公子”に声をかけられ、韓国到着直後からさまざまな者たちに命を狙われるというもの。
作品の雰囲気はサスペンス仕立てで、結末をめぐって興味をひく展開となっています。
マルコは、あれよあれよというまに韓国に行くことになり、到着直後から即刻命を狙われるというスピーディーな展開で、あっという間に舞台をお膳立てして、マルコの逃走劇とその理由に焦点を当てゆく点はストーリーとして好印象です。
その後も、理由もわからないまま、マルコは所属の異なるさまざまな追手に狙われ続けるというテンポのよさで、物語に引き込まれます。
登場人物を広げすぎず、比較的わかりやすく描かれているのがよいです。
しかもラストに向けてどんでん返しが仕掛けられていて、あっと驚かされる脚本はよかったです。
韓国映画に特有のアクション、カーチェイス、イケメン、どれも全て楽しめました。
主人公の貴公子がイケメンで、ちょっととぼけた真のプロの仕事人で、ユーモアたっぷりに最高にメッチャ強く、しかもカッコイイ!!
続編を観たい!!