2022年5月22日 日
東京楽天地の株主優待で映画「流浪の月」鑑賞
星3つ ★★★ 2022年 鑑賞27本目
2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すずと松坂桃李の主演で映画化
自分には到底理解できない不思議な愛の世界観、この作品世界に入り込めない自分は感性が鈍い、、
夕方の公園、雨に濡れた10歳の更紗に19歳の大学生・文が傘をさしかける
引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、文は更紗を部屋に連れ帰って2カ月を一緒に過ごす
やがて文は女児の誘拐罪で逮捕
それから15年後――
「傷物にされた被害女児」と「加害者」という烙印を背負ったまま再会を果たした、更紗と文にしか分からない愛の物語
再会した更紗と文がストレートに恋愛してくれれば、とても分かり易く理解できるが、、二人の育った独自環境と深い独特の恋愛観がやりきれない気持ちを抱かせる
ロリコン犯罪という危険と隣り合わせの作品のような不思議な雰囲気も
恵まれた環境で育ち過ごしてきた自分の日常とは、離れすぎ、、遠すぎ、、歯がゆい恋愛に、、この物語の作品世界に入り込めない自分がいた・・