銀牙ー流れ星銀ー(集英社/高橋よしひろ)

銀牙流れ星銀 漫画

銀河ー流れ星銀ー

漫画なんてのも小さいころから好きでよく読んでいましてね。

今回はそんな漫画のお話を一つ。

ちょっと古い漫画にもなりますが「銀牙ー流れ星銀ー」という漫画です。

銀牙流れ星銀

文庫本タイプの本となっていますが、こちらの本は犬を主人公とした漫画。

数々の犬が登場する漫画となっていて、主人公は「銀」という秋田犬。

銀の父であるリキから系譜を継いでいる銀。

元々は猟師に飼われていた犬なのですが、人間の元から離れ勇敢な犬たちを集めて巨大な敵と戦っていく。

そんな犬たちの友情と共に激闘を描いていく漫画です。

 

様々な犬が登場する漫画

劇中には様々な犬が登場します。

主人公の銀(秋田犬)をはじめ、土佐犬、紀州犬、甲斐犬、グレートデン、シェパードetc

色んな犬種が描かれているので、犬ってのはこんなに種類が豊富なんだと思わされるシーンでもあります。

そしてその犬たちが一丸となって戦っていくストーリー。

元々犬は狼を祖先にしていると言われており、そのオオカミは自然界で群れをなすことでも知られています。

そう考えると、犬が群れていくのもあることなのかなと。

そして漫画の一番の特徴は、その犬たちがしゃべっていること。

アニメになったこともある本作ですが、そこでもしゃべっていますね( ゚Д゚)



巨熊赤カブトとの闘い!

銀牙の場面で最も有名なシーンが、巨熊赤カブトとの激闘でしょう。

異常に体が大きくなってしまった熊「赤カブト」。

物語の始まりもこの赤カブトから始まります。

主人公銀の父親であるリキは、猟師と共にこの赤カブトと対峙するもあっさりと敗北。

リキは重傷を負い、飼い主ともはぐれてしまう・・・。

リキは赤カブト討伐のために全国から「漢(おとこ)」たちを集め赤カブトと戦う組織づくりをする。

そしてリキから子「銀」へとその想いは託されていく。

 

総大将となり伝説となる銀

奥羽軍を結成し、巨熊赤カブトとの激闘に身を投じる銀。

仲間を探して全国を行脚したり、赤カブトとの激闘を演じたり。

その中で失っていく仲間たちもいましたが、いよいよ決戦を迎えることに。

そして・・・どうなったかは本編を見てのお楽しみ(笑)

その後赤カブト編の後にまた別の話が続いたのですが、そこまで長くは続かず終了。

銀の話はここで終わってしまうのですが、実はこの漫画はここで終わりません。

これが本編、原作となっていますが、その続編も語られることになるのです。



銀からその子「ウィード」へと物語は続く

巨熊赤カブトとの激闘から伝説となった奥羽軍総大将銀。

平和を取り戻した奥羽では、犬たちの楽園が形成されそこで銀たちは暮らしていた。

犬たちは平和を謳歌し、銀にも子供が誕生。

その名も「ウィード」。

総大将の子として生まれたウィードだったが、その平和も長くは続かなかった・・・。

そしてまた犬たちの楽園は、戦乱へと巻き込まれていく・・・。

というはお話。

ウィード編はまた違った敵が登場し、犬たちの楽園を守るために赤カブト戦に参陣した伝説の戦士たち、そしてその二世たちが活躍する物語となります。

 

作者は高橋よしひろ先生

流れ星銀シリーズを描かれているのは、高橋よしひろ先生。

最も知られている作品が、今回の銀牙シリーズとなっていることでしょう。

私も高橋よしひろ先生を知ったのは、この銀牙シリーズ。

故に、犬の漫画を描いている人といったイメージも先行している感じもありますね。

実際問題、銀牙シリーズ以外にも短編集で犬の漫画を描かれたりもしています。

外伝として銀の父リキをテーマとした本も描かれていますしね。

高橋よしひろ先生の代表作ともいえる銀牙シリーズ。

今となっては懐かしい作品でもありますが、今読み返しても面白い漫画でありますね。



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