興味を持つこと。

2021/03/07

ゲイの生活。 介護生活

t f B! P L

 皆さんこんばんは。



今日は有料ヘルパーさんの日でした。

この方は、以前まで老人ホームに勤務していた経験があります。

介助する人を見下してしまう両親にも上手く接するんで、助かっています。


逆に経験の少ない若いヘルパーさんは、うちの両親にいいようにされがち。

図々しくなる一方なので、そんなにへりくだって対応しないでいいですよって

そうお願いしているのですが、老人を敬う気持ちからなかなかやり方を変えられない様子。


有り難いことではあるのですが、関わる人に後遺症のように両親の毒気だけが残るわけで。

特に、主導権を握りたがって、命令口調でヘルパーさんに指示出しするので困りものです。


認知機能は、人生を通してどういう学習を続けてきたか。

その活動の長さによって、認知症の発症リスクが抑制されるのではないかと言われている。


高齢者になると、定年後の社会的繋がりは近場だけのものになりやすい。

活動的な人はサークルに参加したりとかもあるだろうが、大体はご近所やデイサービス。

独居老人が多いとされる現代、孤独が及ぼす健康被害は大きいものだとされています。


うちの両親は、デイサービスのレクリエーションを小馬鹿にします。

よくよく内容を見ると、パン作りとか高度なこともそれなりにしているのですが

なにが気に入らないのか、参加拒否をよくしているそうです、、、



それを有料のヘルパーさんに相談すると、私なりにやってみますねと言ってくださり、

彼女の日は文学の読み聞かせや、ピアノを弾きながらすみれの花が咲く頃を歌ったり。



両親の世代背景も調べてくれたようで、昔話に花を咲かせて両親を会話に誘います。

語り部としてとても上手くて、あの天邪鬼の両親が思わず昔を懐かしんでいました。



さりげに新しい学習と、子供の頃の追体験を混ぜるのはいいやり方だなと。

ですがここでタイムアップ。もう「おやつ」出せと騒いで話を聞かなくなりました(汗。



僕も読み聞かせや、弾き語りとかもしてみせるのですが多分その日次第なとこありますね。

脳内神経に刺激を与えるために、庭の薔薇などを摘んで視覚や嗅覚で興味を引いたりと

いろんな方法を試すのですが、参加をさせるのはなかなか骨が折れる作業だと思います。



なにより、僕達の気持ちをくんでくれたヘルパーさんの心遣いが嬉しかった。



脳トレは日常のあちらこちらにヒントがあります。

なんでもいい、情報に触れる機会を保つことで人は豊かな老後を送れる。

呼吸をするのと同じように、知的な活動を一生続けていけば脳は若さを維持できます。



夜、両親が夫婦げんかしていましたがあえて放っておきました。

かたや、杖を使って壁を殴り言葉を綴っていました。

その場面は今までに何度か見ているのですが、多分黙れで3回のはずです。



また、もう一方はテーブルをバンバン叩いていました。

こちらは感情まかせの発狂でしたけど。

その代わり、多種多様な罵声を浴びせていました。



なに、このゴリラのドラミングみたいな戦い、、、、

そのうち、互いにうるせー連呼しはじめたので僕はあの曲を思い出していました。



Ado「うっせぇわ」



こんな大騒ぎする元気がある2人が羨ましい。

さて、今夜も介助で朝まで起きてます。



みなさんいい夢見てね。

それじゃまた。














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