2023年3月16日木曜日

電験三種・最終実力確認問題

電験三種★10年分の過去問はされた方が多いでしょう。では私がもっと古い年度から厳選3問 をプレゼンします。中問題は方程式を立て解法する場合、意外テクが必要。●下問題はI2だけ 抵抗負荷、I3は遅れ位相θ、I3(cosθ-jsinθ)となるので●主電流はI1=(I2+I3cosθ)ーI3jsinθ。 I1から回路力率を求め・最後に電源電圧をあれ?で表現して私は消費電力Pを求めました・

中問題の様なケースは、文字式で答えまで至れるならかなり計算力ある方です。意外して みると・高度な計算プロセスが必要です・仮に電源電圧を設定し解答5問の値を適用し ●逆算して求めた方がいいかも?几帳面な人ほど逆に解けないかもしれません。

最初の問題ですがπ/4とは何度の三角形ですか、それがわからないと力率値はわからない! π/4とは力率の値(大きさ)ではなく角度です。電力は電圧×電流×3.14÷4ではありません。 ●電力は電圧×電流×1/√2です●π/4はそのまま数値計算には使えない点に要注意です。 この問題は・力率1にするためのLの値・とかではない点が少し難しい。

π/4は45°の三角形なので、つまり三角形の底辺と高さは同じ!つまり複素数の実部と 虚部の大きさは同一という事です。私はtan(π/4)=1を利用してLの値を求めました。

底辺÷斜辺である力率cosθばかりに着目されてる方が多いでしょうが、こういう力率 ●問題はtanθを利用した方が意外に簡単です●tan(π/4)=1=(ωCー1/ωL)÷1/Rまで導け たらL=の式に変形し、値を代入したら0.25Hです。

EとIは文字式のまま計算するので値がないのはミスではありません。電験三種理論 80点以上正解できる力があればこの3問は解けます。