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皆様、こんばんは

本日は「根岸S」の追い切り分析の予定でしたが、予定を変更して「シルクロードS」の追い切り分析を行います(根岸S出走馬の多くが雪の影響で追い切りを延期したため)。

今回も評価は6段階(上から3+)としました。

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 【2023 シルクロードS】 
テイエムスパーダとファストフォースは映像が追加されましたので、評価を入れています。
エイティーンガールがごく軽めの調教で映像なしのため評価対象外です


5点:該当馬なし

4点:マリアズハート
美浦坂路単走。前走時は意図的なのか分かりませんが、明らかに控えめな調教内容。今回は一転して1,2週前にウッドコースで負荷を掛ける2走前のパターンに戻しました。今週はその2走前に比べて全体時計は控えめでしたが、2走前は追い日の段階で明らかに太目が残っていたので速い時計を出さざるを得なかった状況。今回はその時は別馬のようにスッキリ見せますので強くやる必要はなし。全体時計を控えめにした分、ラスト2Fは13.0-12.2秒と良い伸びを見せましたが、これは近走の中では一番と思える好ラップ。今回の出走馬の中では抜けて良く見せました

4点:「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内(Z)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(10位ぐらい)
栗東坂路単走。本馬が追い切った時間帯は晴れ間が出て、風も吹いていなかった模様。そういう意味では比較的走りやすい状況だったとは思いますが、この日としてはまずまず速い全体時計を出しながら、3番目の好タイムとなる2F24.4秒を記録したことは立派。最後は流石に筒一杯になっていましたが、ラスト1F12.3秒なら我慢した方でしょう。グリップが利いた力感溢れるフットワークの質も高く、良い状態でレースに臨めそうです

3+点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(C)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(4位ぐらい)
栗東坂路単走。元々目を瞠るような速い時計を出すタイプではないですが、そういう馬らしく動き自体もさほど目立つものではありません。ただ太目が残ったり、硬さがあったりなど、この時期らしい悪い点が目立つ多くの出走馬の中にあって、スッキリと見せて身のこなしがスムーズだと言うだけで好印象。1週前には坂路の4F自己ベストタイムを計時して、今週も時計が出にくい馬場を考えれば上々の全体時計。そしてラスト2F時計は全体3位、上位馬の中では数少ない加速ラップでのフィニッシュでまとめました。至って順調

3+点:テイエムスパーダ
栗東坂路単走。全身を大きく使いつつも鈍重にならず、体の使い方にはキレがある良い動き。ラスト1Fを切って手前を換えてからは徐々に苦しくなったかラチを頼ってモタれ気味になりましたが、12.3‐12.2秒と減速せずに我慢出来たので上々でしょう。前走でも良い動きでしたが、今回の方が上かなと思えます

3+点:トウシンマカオ
美浦南W併せ。1週前に速い時計を出して負荷を掛け、当週は軽めと言ういつものパターン。1週前にはウッドコースの5F自己ベストを計時しているように益々快調。当週の動きは正直なところ前走時の方が上かなと思えましたが、前走はポリウッド追いで必要以上に良く見せた点は考慮すべきでしょう。変に硬くなった様子もなく、大変順調と考えて良さそうです

3+点:グルーヴィット
栗東坂路単走。水曜日の栗東坂路は雪と強風の影響か、全体的にラスト1F時計が掛かる傾向。本馬が追い切った時間帯もかなりの強風が吹いて走りづらい状況に見えましたが、そんな中でもブレずに真っすぐ登坂出来たことは評価すべきと思いますし、全体時計がそれほど速くないとは言え、ラスト1Fを12.5秒でまとめた点も評価出来るもの。動き自体は特筆するほどではありませんが、時計面を高く評価して

3点:ウインマーベル
美浦南W併せ。エヴァーガーデンとの併せ馬で頭差遅れましたが(新聞によっては同入になっていますが遅れていますし、「馬なり」表記ですが馬なりでは無いです)、一杯に追われてやや遅れた前走ほど悪い内容ではなかったです。ここまで6Fから時計になる追い切りを5本消化して量は合格。昨年より体幹がしっかりしている印象を持ちましたし、寒い時期ながら硬さは無く前後の可動域も十分。休み明けとしては合格点が付けられる状態です

3点:カフジテトラゴン
栗東坂路併せ。調教映像を見たのは桜花賞以来なので当たり前ではありますが、当時よりも随分と体を大きく、またクビを上手く使えるようになっています。先週に強い負荷を掛けているので今週は軽めでしたが、その先週が4Fの自己ベストタイムを1.0秒も上回る時計。格上挑戦にはなりますが、意欲は十分に感じる内容ですので、その点を評価して

3点:キルロード
美浦南W併せ。調教過程は近走と同様で、追われてからの反応も合格点。決して悪い状態だとは思いませんが、馬体の張りは前走時の方が上と思えますし、体全体と大きく使えてバネ感もあった前走時に比べて動きもやや見劣りする感。前走との比較と言う点ではプラス評価は付けられません

3点:カイザーメランジェ
美浦坂路単走。動きはかなり以前に見た際と大差なし。前進気勢に溢れる動きには好感が持てましたが、走と調教内容も時計も大差なし。その近走で結果が出ていない以上、今回も高く評価することは出来ないでしょう。あくまで本馬なりに順調、と言ったところ

3点:レイハリア
美浦坂路併せ。相変らず硬さが目立って見栄えのしないフットワーク。並走馬と同入ではありましたが、前走よりも手応えに余裕はないように映りましたし、特に大きな変わり身は感じない内容

2点:「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文内(D)の馬←クリックして馬名の確認をお願いします(5位ぐらい)
栗東坂路単走。ここ3走は1週前に負荷を掛けて、当週はやや軽めと言うパターンになっていましたが、今週は1週前にCWで6Fから一杯に追われ(いつもは坂路)、当週も坂路で4F51.5秒と速い時計を出して来ました。これは恐らく「やらざるを得なかった」、つまりは重めが残っていると思われますが、その通りに1週前も当週は動きはあまり冴えず。特に今週は、いつもは持ったままで上がって来るところが促しつつでしたし、何より肩の出が硬い。これは重いからか寒さのせいなのか分かりませんが、走るバランスまでおかしくなっていて、これは感心しませんでしたね。今週の一追いでどこまで変わって来るかですが、少なくとも追い切り時点では全く評価出来ません

2点:ファストフォース
栗東坂路単走。時計的にはそれなりのものが出ていますが、道中は数回肩鞭が入って終始促しながらで行きっぷりが悪いですし、何よりも寒さの影響か、はたまた加齢の影響か体が硬くなって可動域も狭まり、ちょこまかとした推進力に欠ける走りになっていますね。良い頃はもう少し柔らかに、大きく走れる馬ですから、これでは評価出来ません

2点:ショウナンバニラ
美浦坂路併せ。古馬1勝Cマロリンを0.6秒追走するも、馬なりの相手に並ぶところまで行かずに半馬身遅れ。硬さが目立ち可動域が狭いフットワーク。一完歩で距離が稼げない代わりに回転が速い訳でもなく、これでは推進力が生まれないのも当然。特に変わり身は見られない内容でした

2点:シャインガーネット
美浦坂路併せ。1週前の馬体はやや余裕残し。それだけに今週どういう追い切りをするか注目していましたが、4F51.5秒と速い時計を出し、しかも併せ馬まで行ったのは写真で見た印象通りに重めが残っているからでしょう(通常当週は馬なりで仕上げる馬)。古馬2勝Cパワーブローキングを追い掛ける併せ馬でしたが、かなり相手が待ってくれたにも関わらず半馬身遅れ。追えばもう少し差は詰まったのでしょうが、それを差し引いても物足りない動きでした。時計は悪くないので少々辛いジャッジかも知れませんが、少なくとも完調には無いと思えます


明日は「根岸S」の追い切り分析を行います。