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皆様、こんばんは。

本日も昨日に引き続き「札幌記念」について考えます。

このレースはG2では最高賞金となる1着本賞金7,000万円、比較的涼しい札幌、G1馬でも斤量面の不利が無い定量戦、天皇賞秋まで中9週と秋のG1を見据える上では最適のローテーション。これら古馬の有力馬が集まりやすい条件が揃っていることから、夏競馬としては異例とも言える好メンバーが集まりやすいレースです。
当然G1で勝ち負け出来る馬も複数集まりますが、前述した賞金やレース間隔の関係から所謂「前哨戦仕上げ」ではなく、本気度の高い仕上げが施されることも大きな特徴で、実力通りの結果になりやすいレースでもあります。

札幌4
1人気馬の複勝率は90%、札幌開催過去10年中8年で上位4人気以内から複数頭が好走、7人気以下馬の連対例は2回のみ、こういった数字からも実力通りの結果になりやすいことが分かります。

札幌開催過去10年では、3連複万馬券が2回出現していますので荒れる年も当然あるわけですが、これら2年(2015年と2017年)はG1連対歴(海外G1、2歳G1除く)を持つ馬がそれぞれ1頭、2頭しか居なかったことで共通。つまり出走馬のレベルが例年に比べて低かったと言うことであり、G1連対歴を持つ馬が3頭以上出走していた7年の3連複平均配当は2,742円。
これら7年の人気別成績は、以下のように更に人気馬偏重の傾向が強くなります。
札幌5
ちなみにG1連対歴を持っていた馬は【4-7-7-13】勝率12.9%(単回値51円)、連対率35.5%、複勝率58.1%(複回値113円)とそれだけでハイアベレージですが、更に当日3人気以内に支持された馬に限ると【4-5-4-5】勝率22.2%(単回値88円)、連対率50.0%、複勝率72.2%(複回値101円)と好走率はかなり上がりますので、該当馬を無視して馬券を組み立てることは自殺行為でしょう。
今年はG1連対歴を持つ馬が7頭(海外G1、2歳G1は除く)存在しますので、過去傾向からは平穏に収まる年。穴を狙うにしても、人気馬から相手に穴馬を持って来ると言う買い方が現実的で正しい方法だと思えます。

その他、データ面で触れておきたいのが脚質。
昨日の記事では差し馬優勢になりやすいコース・レースだと書きましたが、そこで狙いたいのがこのデータに該当する馬
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「最強競馬ブログランキング」の当ブログ紹介文にデータを記載しておきます(15位ぐらい)
該当馬は【7-4-4-26】勝率17.1%(単回値173円)、連対率26.8%、複勝率36.6%(複回値129円)とハイアベレージで、該当馬は札幌開催過去10年中8年で1頭以上が馬券内好走を果たしています。実は今年の該当馬は一頭だけ。常識的には厳しい戦績に見えますが、時計の掛かる洋芝・消耗戦になれば確かに狙えなくはないと思えます。メンバー的には理想的な流れになる可能性は十分あって、決して無視は出来ない一頭でしょうね。

念のため該当馬名はこちらに記載しておきます。
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「FC2ブログランキング」の当ブログ紹介文内に馬名を記載しておきます(10位ぐらい)