kamen no challenge

アメリカ最年少女性下院議員のゲーム生配信を70万人が視聴

Posted: || Last Update:

1603206000

この記事は、英語30日チャレンジ「アメリカの今日のトレンドを調べてブログ記事を書き、関連する英単語を紹介」の一環として書かれています。 記事はGoogle Trendの検索急上昇キーワードおよびTrend CalenderのTwitterトレンドワードを参考にまとめました。 特記なき場合、記事内の日時はアメリカ時間で記載しています。目安として、アメリカの9月1日が終るのが、日本時間9月2日17時です。

記事の後半で英単語「a dime a dozen」と「curfew」について紹介しています。最後まで読んでね。

下院議員のゲーム生配信を70万人が視聴

10月20日アメリカのGoogle検索急上昇ワード第一位は「AOC」でした。「AOC」とはアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員のこと。政党「アメリカ民主社会主義者」のメンバーで、2018年に史上最年少の女性下院議員となってから注目が集まっている人物です。

今回話題になっているのは、AOCが「Among Us」というゲームをプレイしている様子をライブ放送したため。「Among Us」は2018年にInnerSloth社が発表したゲームです。発表当初はさほど注目されていなかった「Among Us」。2020年に入ってからTwitchやYoutubeでゲーマーがプレイしている様子を配信するようになり、一気に人気ゲームになりました。2020年9月にはゲームのダウンロード数は1億を超え、同時プレーヤーは150万人に達しています。

「Among Us」のルールは人狼ゲームに少し似ています。宇宙船の中に乗り込んだプレーヤーは、乗組員と偽物の役割を割り当てられます。詐欺師は乗組員を殺していき、乗組員が死体を見つけると誰が詐欺師か話し合いが行われます。乗組員が偽物を探し出しことができたら、乗組員の勝ち。詐欺師が乗組員を全員殺すことができれば詐欺師の勝ちです。

Twitchに多くのフォロワーを抱える「Hasan “HasanAbi” Piker」と「Imane “Pokimane” Anys」とともに、「Among Us」を生配信したAOC。ゲームが始まる前から24万人もが配信を待っていました。配信は合計70万人の人が見ていたと言われています。政界では、ゲーマーが多いTwitchで配信をする人は多くありません。しかし、この人気ぶりを見るとAOCの戦略は功を奏したようです。なお、ゲームの様子はAOCのTwitchチャンネルで録画を見ることができます。

Twitterトレンドはナイジェリアのデモにもの申す

10月20日のTwitterトレンド第1位は「Nigeria」、第2位は以前にもこのサイトで紹介した「#EndSARS」でした。

ナイジェリアでは、警察の特殊部隊「Special Anti-Robbery Squad」に対するデモが続いています。「Special Anti-Robbery Squad」は略して「SARS」。以前から不法な拘束や暴力行為、恐喝や拷問・脅迫を行っていると非難されていました。10月中旬に「SARS」が男性を殺害した様子をとらえたとされる動画が出回ってから、ナイジェリアでは「SARS」に対する大規模なデモが続いています。デモ隊が警察署に放火する事件もあり、ナイジェリア最大の都市ラゴスでは24時間の外出禁止令が発令されました。

しかし、20日夜、外出禁止令に反対して集まっていたデモ隊に軍が発砲する事態が発生。死傷者数は伝えられていませんが、目撃者の証言などから、死者は数十名とも100名以上になるとも言われています。また、テントを張るなどして平和にお祭り騒ぎをしていたデモ隊に、軍が容赦なく銃撃を行ったという証言もありますが、こちらも詳細は分かりません。SARSは11月に解体される予定ですが、混乱はまだ続きそうです。

アメリカのTwitterでは、今回の事件を受け、「#EndSARS」(SARSを終わらせろ)というハッシュタグでの投稿が多くなっていました。抗議デモに参加していた友人などを追悼する声も多数あり、「これはもはや大量殺戮だ」という声も。また「ナイジェリアだけではない、問題はアフリカ大陸全体で起きている」という趣旨の投稿も多く見られました。

キリスト教テレビ伝道師がトランプ再選を預言?

10月20日のアメリカTwitterトレンド第3位は「Pat Robertson」。パット・ロバートソンはアメリカでは有名なキリスト教テレビ伝道師です。日本ではなじみがありませんが、アメリカではキリスト教の説教をする専門のテレビチャンネルなどもあり、テレビ伝道は需要が高いようです。ロバートソンはプロテスタント保守派の指導者の一人で、中絶や同性愛などに厳しいことで知られています。もちろん保守派・共和党寄りで、トランプ大統領を支持しています。

今回話題になっているのは、ロバートソンが番組で「トランプ大統領が11月3日の選挙に勝つ、と神がおっしゃられた」と発言したためです。そして、その後には世界的混乱があり、イスラエルで戦争がおこるそうです。しかし、神の介入により戦争が終り、5年ほど平和が訪れるとか。5年が経つと、「小惑星が地球に衝突して世界が終る」そうです。90歳になるロバートソン、1990年にも同様の発言を著書の中でしていましたが、2007年に来るはずの世界の終わりは来なかったようですね。

Twitterでは、トランプ支持派がロバートソンの言葉を引用して喜んでいるツイートもありました。しかし、それを上回る勢いでロバートソンを揶揄するツイートが投稿されています。「えっと、…これはトランプ支持を表明したのかな?」「神の言葉を借りて、政治をしているジジイ」「それで、パット・ロバートソンは世界を終わらせたいの?終わらせたくないの?」「まだ生きてたんだね」「世界の終わりが見たいならトランプに投票しろってこと?」「なんでこういう人たちってすぐ世界を終わらせたがるんだろう」「あとで笑いたいから、今のうちにタグをつけとくね」と様々な投稿がされていました。

今日の英単語1「a dime a dozen」

今日ご紹介する1つ目の英単語(慣用句)は「a dime a dozen」です。「a dime a dozen」の「dime」は10セント硬貨のこと。「dozen」は1ダースのことです。「a dime a dozen」は、「12個を10セント硬貨で買えるような」という意味から、転じて「 掃いて捨てるほどある」「ありふれた」という意味で使われます。

今日ご紹介した「AOC」の話題に触れたTech Crunchの記事では、At this point, surprises are a dime a dozen.((大統領選まで2週間となった)今となっては、どんな驚きもありふれたものに感じられる)と使われていました。

今日の英単語2「curfew」

今日ご紹介する英単語2つ目は「curfew」です。「curfew」は「門限」「消灯令」「夜間外出禁止」などを意味する言葉です。

「Nigeria」と「#EndSARS」に関するCNNの記事では、24-hour curfew imposed on Lagos amid anti-police brutality protests in Nigeria(ナイジェリア、警察の横暴に対するラゴスの抗議デモに、24時間の外出禁止令が発令された)と使われていました。

法律としての外出禁止以外にも、日常での「門限」や「外出禁止」としてよく使われる言葉です。「I have a 10 o'clock curfew.」(門限が10時なんだ)などの使い方ができます。また、悪さをしたティーンに対して親が「You are under curfew!」と言うのを映画やドラマでよく耳にします。日本語的な表現をするならば、「しばらく家で大人しくしていなさい!」という感じでしょうか。「curfew」の間はパーティーに行くのはもちろん、友達と昼間に遊ぶことも禁止されるケースも。ティーンにとっては死活問題ですね!

記事をシェアする

亀の子に連絡

ランキング参加中!ぽちっとしてね

FC2ブログランキング 人気ブログランキング ブログランキング・にほんブログ村へ

広告