簿記3級の「貯蔵品」はチーズじゃないよ!
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この記事は、簿記3級17日チャレンジ「簿記3級はどんな内容なのか?とりあえず17日間勉強してみる!」の一環として書かれています。なるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。
簿記3級勉強6日目です
こんにちは「亀の子」です。勢いで申し込んでしまった簿記3級の勉強にいそしんでいます。本日勉強6日目です。そして、試験まで12日です!
今日はどんな勉強をしたのか、学んだ内容とともに少しご紹介します。今日は「貯蔵品」が面白かったので取り上げてみました!
簿記3級?
簿記3級は、仕入れた物を売る「商業簿記」の基本的な内容を理解し、簿記(帳簿)を作れるレベルが求められます。勉強内容はざっくり下のリストのようなものです。
- 「仕訳」(取引を帳簿に書き込む)
- 「総勘定元帳」と「補助簿」(仕訳をまとめた帳簿と、仕訳よりも詳しい帳簿)
- 「決算」書類の作成(年に一回、儲けなどを報告する)
もう少し詳しい勉強内容を別途まとめていますので、ご興味があればご覧ください。
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簿記3級勉強中!本日勉強2日目です。ざっくりと簿記3級のテキストを一冊読んでみたので、ざっくりとその内容をまとめてみました。簿記3級というキーワードに興味はあるけれど、内容は全く知らない!という私のような方に役立つ(かもしれない)内容です
「貯蔵品」が面白かった話
今日は「決算」について勉強しました。テキストのページ数は少なめなのに、覚えることが多い!そして、その中で出てきたのが「貯蔵品」です。
「貯蔵品」の前に「決算」をざっくり
「貯蔵品」の前に、前提として「決算」について簡単に説明させてください。「決算」は簡単に言うと、会社がどれだけ儲けたのか年に一度、計算をすることです。
いうなれば、普段は「明日使うかもしれないし~」と適当に出してあったものを、「何がどれだけあるか確認するぞ~」と整理していくようなものです。なので、それまで「みかん」や「大根」だったものが「食材」になったりします(たとえです)。
「貯蔵品」とはなんでしょう?
そして「決算」を勉強する中で出てきたのが「貯蔵品」でした。
貯蔵品と言われて何を想像しますか?「亀の子」的には塩とかチーズです。ドライフルーツとか、ワインとか。わーい、おいしい~!
でも違うんです!簿記3級の「貯蔵品」は切手と収入印紙(※級が上がると切手と収入印紙以外も出てきます)。
先ほど決算はあるものを整理していくこと、と言いました。「切手」や「収入印紙」は「貯蔵品」になっちゃうんです。……おいしくないのに、どうして「貯蔵品」なの?
なぜ「貯蔵品」なのか調べてみた!
なぜ「貯蔵品」なのか調べてみた!と言っても、これといった正解にたどり着けなかったので、自分なりに仮説を立ててみました。
「貯蔵品」を調べると、英語では「stores」あるいは「supplies」という勘定科目になります。※多くは「supplies」を使っています。
この「store」には「貯蔵」とか「備蓄」という意味があります。そのまんま!日本語に持ってくるときに「stores」だから「貯蔵品」とした可能性が高い気がしてなりません…。
「store」には「備品」や「用品」という意味もありまして、イメージとしてはこちらの訳の方が近いですよね。ちなみに「supplies」にも「備品」という意味があります。
「貯蔵品」というネーミングには首をひねりつつ、なんとなく原因は分かったのですっきりしました!
参考図書
ちなみに「亀の子」が現在メインで利用している参考書が「ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』シリーズ」です。7日目までにこの参考書を終えたいです。
副読本として利用しているのが「パブロフ流」のセットのテキストです。2冊目があるとクロスリファレンスに便利です。
8日目からセットの問題集に取り組む予定でしたが、今日は「決算」がややこしかったので息抜きに少し解いてみました。問題を解くの、楽しいです!