スポンサーリンク
防具や竹刀など剣道用品は職人さんのいる専門店で選ぶのが安心です。
剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

剣道の素振りの打ち方(打突)のコツ【一拍子で打つとは?】

剣道の素振りの打ち方(打突)のコツ【一拍子で打つとは?】 剣道の素振り、打ち
スポンサーリンク

この記事では剣道の素振りの打ち方(打突)のコツについて解説します。
この記事を読むと一拍子で手の内を使って、
冴えのある打ちをするための方法がわかります。
初心者の方にもわかりやすいように動画と写真を使って解説していきます。
剣道の打ちでお悩みの方は必見です。

スポンサーリンク
防具や竹刀など剣道用品は職人さんのいる専門店で選ぶのが安心です。
剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」
初心者向けから上級者向けまで品質が良くて失敗がありません。

剣道の素振りの打ち方(打突)のコツ

剣道の素振りの打ち方にはコツがあります。
普段からこれを意識して稽古するのと、意識しないで稽古するのとでは大きな差になります。

一拍子で打つとは?

一拍子で打て!と剣道の先生から教わりますよね。
僕は初心者の頃、「でも上げて下ろすんだから二拍子になってしまうのでは?」と思いました。

「一拍子で打つ」の意味は、
・竹刀を振り上げてから下ろすまでの間に、竹刀の動きが止まらないように振る
ということです。

竹刀を振り上げるのを1,竹刀を振り下ろすのを2と数えると、
リズムは「いちにっ」と1と2の間ができるだけ短くなるようにします。
下の動画は一拍子の打ちです。

動画で確認してみましょう。

一拍子の打ち

竹刀が上がってから、おりてくるまでの時間がみじかくなっているのがわかると思います。
タイミングはこれぐらいで振ることをイメージしてください。
(わかりやすいように足を止めて振っているので、若干体のブレが気になりますが、僕もまだまだ修業中の身ですのでお許しください)

最初はこのスピードで竹刀を振るのは難しいと思います。
少しずつスピードアップしていけばよいので、じっくり取り組んでくださいね。

一拍子で正しく打つための5つのポイント

一拍子で打つためのポイントは
・竹刀の振り上げは斜め45度まで
・打つ瞬間は両ひじを伸ばす
・手の内(手首のスナップ)をつかう
・できるだけ頭が前後しないように打つ
・打った反動で竹刀を上げないようにする(1本ずつ打ったあと止まる)
の5点です。

上の5つのポイントができているかチェックしてください。
ここをクリアしないと、初心者からなかなか脱出できません。

上記のポイントができていないと
初心者の方がやってしまいがちな間違った打ち方になってしまいます。
順番に見ていきましょう。

剣道初心者の方がやってしまいがちな間違った打ち【該当している場合は注意】

剣道初心者の方がやってしまいがちな間違った打ち方を解説します。
一つでも該当している場合は、すぐに直しましょう。

竹刀を振り上げたときに止まってしまう二拍子打ち

剣道初心者の方がついやってしまう二拍子の打ちです。
下のようになっていないかチェックしてみてくださいね。

二拍子の打ち

竹刀を振り上げたところで竹刀が止まってしまって、
いっちに、いっちにというテンポになっています。
これではスピードが出せません。

一拍子のテンポで打てるように意識してくださいね。

竹刀を振り上げすぎている【振り上げは45度でOKです】

素振りが二拍子になってしまう人は竹刀の振り上げ角度を確認してください。
理想の角度は45度です。(写真は35度ぐらいになっていますがこれぐらいでもOK)
鏡を見ながら素振りするか、スマホでビデオを取るとよくわかります。

振り上げた時の角度は地面から45度でOK

竹刀を振り上げすぎていると振り上げてから打つまでの距離が長くなりすぎるので、
打ちが遅くなります。

また、振り上げすぎが原因で二拍子の打ちになってしまっている人も多いので、
この機会に直してしまいましょう。

上の動画のようになっている場合は振り上げすぎです。
振り上げたときの竹刀の角度がマイナス45度ぐらいにっていますね。
大きく振ったとしても竹刀が地面と並行になるところまでにしてください。

理想は斜め上45度です。
地面に対して45度になるように調節してください。

手の内(手首のスナップ)がきいていない

剣道初心者の素振りの間違いでよくある、
手の内(手首のスナップ)がつかえていない状態です。

写真で見比べるとよくわかります。

手の内が使えていないとき

竹刀の先が上に上がって、近くにあるので
相手の面に打ちがとどかない

手の内が使えているとき

打ち終わったとき、竹刀の先端が遠くにある。
相手の面に打ちが届きやすい

手の内の使い方については別の記事で解説しています。

打ったときにひじが曲がっている(腕が伸びていない)

打ったときに肘が曲がってしまうのも剣道初心者あるあるの一つです。
動画は少し極端にしていますが、両ひじまたは左ひじが曲がった状態で打たないようにしましょう。

打突のときに肘が曲がってしまう原因は、
・手の内(手首のスナップ)が使えていない状態で、むりやり竹刀を傾けようとしていたり、
・相手に届かせようとして左手が右手と同じぐらいの高さになって、竹刀が地面と平行になってしまっている
・上半身が真正面を向いている
という場合によく起こります。

肘が曲がらないようにするには
上半身は少し半身で、右肩が少し前になるように打つようにしてください。

打った反動で竹刀を上げている

打った反動で竹刀を上げてしまうのも剣道初心者がしてしまう素振りのよくある間違いです。

必ず一本ずつ、打ち終わったら止まってください。
動画で確認してみましょう。

打った反動で竹刀が上がっているのがわかりますね。

打った反動で竹刀を上げてしまう理由は
・反動で竹刀を上げるほうが楽だから
です。

楽な練習をいくらしても上達しません。
一本ずつビシッと打ち終わったときにしっかり止まって、次の号令を待つようにしましょう。

打ったときに頭が動いてしまう

剣道初心者の方は竹刀を早くふろうとすると頭が動いてしまいます。
体の軸が竹刀に振り回されている状態です。

特に体重の軽い子供は竹刀の重さに負けて頭が動いてしまうことが多いです。

動画で確認してみましょう。

打ったときに頭が動いてしまう

打つたびに頭がうごいてハトみたいになっていますね。

頭が動いてしまう原因は、
・竹刀の重さに負けている
・背筋が伸びていない
の2点です。

背すじをのばして素振りすると頭や首は動きにくくなります。

剣道の素振りの打ち方(打突)のコツ【一拍子で手の内を使って打つとは?】まとめ

剣道の素振りの打ち方(打突)のコツ【一拍子で手の内を使って打つとは?】まとめ

この記事では県道の素振りの打ち方のコツ(一拍子で手の内を使って打つ方法)について解説しました。

ポイントをまとめておきます。

一拍子で手の内を使って打つことをいつも意識するようにしましょう。
一拍子で打つの意味は
竹刀を振り上げてから振り下ろすまでの時間をできるだけ短くする
ということでした。

一拍子で正しく打つためのポイントは5つ
・竹刀を振り上げたところで止まらない
・竹刀の振り上げは斜め45度まで
・打つ瞬間は両ひじを伸ばす
・手の内(手首のスナップ)をつかう
・できるだけ頭が前後しないように打つ
・打った反動で竹刀を上げないようにする(1本ずつ打ったあと止まる)

剣道初心者がやってしまう素振りの間違いは上の5つポイントができていないことで起こります。
・振り上げたときに竹刀が止まっている
・竹刀の振り上げすぎ
・手の内(手首のスナップ)がつかえていない
・肘が曲がっている(腕が伸びていない)
・打った反動で竹刀を振り上げている
・打ったときに頭が動いてしまう

素振りの間違いをなおすには、
・竹刀を止めずに振り上げたらすぐ振り下ろす
・自分の竹刀の振り上げ角度を鏡や動画でチェック
・手首を柔らかく使う
・体は少し半身で、右肩が少し前
・素振りは一本ずつとまって、次を打つ
・背筋を伸ばす

で改善できます。

ぜひ毎日の素振り練習に取り入れてくださいね。
素振りを毎日することであなたの剣道のレベルは向上します。

素振りの総点検はこちらの記事で解説しています。

タイトルとURLをコピーしました