こんなフレーズから始まる浜田省吾さんの『あの頃の僕』。
1978年発表のシングル『涙あふれて』のB面として収録された曲です。
1997年企画盤『初夏の頃』でリメイクされて収録されました。
あの頃の僕
作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾
あの頃の僕といえば
両手に溢れるほどの
悲しみをもてあまして
一人朝まで踊ってた
浜田省吾『あの頃の僕』歌詞
フィクション?それともノンフィクション?
フィクションなのかノンフィクションなのか。それは、ご想像にお任せします。
というわけではないと思いますが、すべてがフィクションということでもないような。
そんな気がします。
何もかもがうまくいかなくて悩み、焦り、どうしたらいいのかわからない...。
そんな時には、気を紛らわせようと朝まで一人で踊ってた。
まさに、『DANCE』と同じような思考です。
鬱々している時には体を動かして発散する。
そんなイメージなのかも知れません。
考えてみれば、考えれば考えるほど わからなくなることってありますよね。
考えても仕方ないのに、また考えてしまう...。
頭に浮かんでくる。
気分転換をするために、悩んでいることを忘れるために、それぞれが 何かをする。
音楽を聴くとか、お笑いを見るとか、寝ちゃうとか。
それをせずに「踊る」ということ。なんです。
「踊る」
「踊る」といっても、どうなんだろう。音楽なくして踊ることは難しいから、やっぱり音楽を聴きながらになるのかな。
よく歌詞を読んでみると過去形で書かれていることに気づきます。
現在。ではなくて、昔の自分を思いだして、「こんなことやってたんだよ」と語っている。
では、現在はどうなのか。
想像すると、ここまで冷静に振り返ることが出来ていることから、何かが見えてきた。そんな時期なのかも知れないなと。
あの頃の自分と同じなんだ
個人的な話をすると、最近、うまくいかないことが多々あって。いろいろ悩んでたりします。
どうしようか。
このままでいいのかな。
そんなことを考えて。
深く考えずに思い切って実行すると、けっこう深い傷を負ったり。
そんなことってありますよね?
それまで考えても考えても 全然わからなくて。投げ出しては、また思いだしたようにやってみる。
そして、うまくいった。最高の結果が得られた。
そう思っていたのだけれど。
そう思っていたのはわたしだけで。
相手の人は、あの頃のわたしなんだ。ということを今日気づいたりして。
こんなことってあるあるかもね。そう思った1日でした。
あの頃の僕
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