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テスラで人事トップが退社、幹部の流出も相次ぐ


Photographer: Brandon Bell/Getty Images

テスラの人事部門トップ、アリー・アレバロ氏が会社を去った。

アレバロ氏はイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)直属の幹部だった。
リンクトインのプロフィルによると、テスラには約6年勤務し、2023年2月から人事トップを務めていた。

同社が組織全体で人員削減を進める中、幹部の流出も相次いでいる。

更にイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が進めるコスト削減で、新たな犠牲者が出た。夏季インターンである。

テスラはインターンシップ開始予定の数週間前に採用を取り消した。

マスク氏の考えに詳しい関係者によると、同氏の人員整理の決断の背景にあるのは、EV販売の低迷や、次世代の自動運転車「ロボタクシー」という夢への多額の出費。

ブルームバーグの報道によれば、マスク氏は先日発表した10%の人員削減では止まらず、20%の人員削減を目指している模様。

幹部を含めた人材流出も続いている様子。
いよいよ、テスラも本当の意味での終焉が近いか?

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テスラ、自社の急速充電器部門で大規模な人員削減を実施

アップル製品組立てのFoxconnが工場閉鎖


Image:China Observer/YouTube

アップルは長年にわたり中国を主要な生産拠点としてきたが、近年では米中関係の緊張もあり、インドやベトナムにシフトしつつある。

現地に築いてきたサプライチェーン網や豊富な熟練工は他には替えがたく、中国との関係解消には20年以上かかるとの見方もあった。

そんな中、iPhone組立ての最大手Foxconnが中国・南寧にかまえる工場が次々と閉鎖され、ゴーストタウンになっていると報じられた。



約5万人が働いていた工業団地が事実上、もぬけの殻になっている様子を報道。
Foxconnは看板を撤去しており、操業再開も望み薄。

今の政権(中国当局)に期待する方がむしろ危険。
一帯一路構想も「債務の罠」にハマリ、あちこちで頓挫。

「債務の罠」とは返済できないほどの多額の借金を負った国が、貸し付けた国(中国)からインフラの権益譲渡などさまざまな圧力や要求を受ける状況に陥ることである。

イタリアも一帯一路から離脱の見込み。
ネパールも不信感を抱いている。

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テスラ、自社の急速充電器部門で大規模な人員削減を実施


Photo:Bloomberg

米電気自動車(EV)メーカー、テスラは自社の急速充電器「スーパーチャージャー」チームのほぼ全員を削減した。

このチームは、ほぼ全ての主要自動車メーカーが米国で利用を進めている公共の充電スタンドの広大なネットワークを構築してきた。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週、シニアディレクターのレベッカ・ティヌッチ氏を含む約500人のグループを削減する決定を下した。

マスク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、スーパーチャージャー・ネットワークの拡大ペースが減速することを認めた。

リビアンやフォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)を含む自動車メーカーは、テスラの充電コネクターを自社のバッテリー駆動車に採用しており、多数の顧客がテスラの充電ネットワークにアクセスできるようにしている。

今回の人員削減で、そうした自動車メーカーは夏のドライブシーズンの繁忙期が始まる直前にテスラの充電部門における主要な窓口を失ったことになる。

全世界規模で「ハイブリッドシフト」が加速する中である意味、仕方のない事だと考える。

とは言え、テスラに関してはマスク氏に報酬「8兆円」オプションがある為、ステラ内部の問題と考える。

マスク氏曰く「8兆円が貰えないなら、イノベーションは起こせない」と駄々をこねている模様。

裁判所でも、この巨額報酬について却下されているのに。

一部では「大人になったイーロン・マスク」とあったが、やはりイーロンマスクは思い付きの感情で動く子供であったか。

以前も書いたが、イーロン・マスクは経営者に向いていないと言われている。
これについては皆さんも感じている事だろう。

BEVの開発は必要だけど、BEV投入は時期尚早だったと言う事である。

EV墓場も増加しているし、レンタカー業者は赤字のEVを売却してハイブリッドやガソリン車に戻して経営の立て直しに取り組んでいる。

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