上級国民はたくさんのものを持っています。
「お金」「権力」「家庭」「才能」「希望」「未来」本当に数えきれないほど多くのものです。
では下級国民にあって上級国民には無いものはなんでしょうか。
会長は「自由」だと思います。
これだけはどんな人間でも会長達下級国民に勝つことは出来ません。
上級国民は社会的評価や家庭によってがんじがらめにされて自由とは程遠い存在です。
一般国民の多くもそうでしょう。彼らの多くは挑戦することはリスクであり、中々できることではありません。一般国民にとっては安定こそが全てですから。
対する下級国民は束縛するものなんて何一つありません。お金さえ無視すればどんなことにでも挑戦することができます。リスクなんていくらとっても破滅するのは自分だけですからね。巻き込む家族が居ません。良くも悪くも。
しかし自由の代償に全てを捨てて諦める必要があります。
「彼女」「結婚」「子供」「家庭」全て普通日本人なら手に入れることのできる物です。
日本人だけでなく、途上国の人間でも手に入るものです。そして会長達下級国民には一切手に入らないもの。自由の値段はいくらなんでも高すぎます。
自由の価値は過大評価されている気がします。
ミュージシャンや多くの人間達は自由はいいものだと無条件に言っていますが、その対価として払わなければいけないものに目を向けていません。会長はアルバイトの警備員としての自由を手にするよりも正社員、できれば公務員になって安定を手にしたいです。
そしてそれだけ苦労して手に入れた自由も一部の以外のほとんどの下級国民の人には生かす機会なんてほとんどありません。使い道の無い持て余すほどの自由です。
すいませんなんか暗くなってしまって、ちょっと色々と疲れてしまっただけなのであんまり気にしないで下さい。あとこれは自分の考えなので押し付ける気はありません。他の人は自由を是非満喫してください。