おおゆきくまちゃん

ユーチューブ動画で保育士書店員が詳しく解説しています

雪の日の読み聞かせにピッタリ!助けう心を育てて、お友達といっぱい遊ぶ楽しみを味わえる絵本。大雪の日、お外でたっぷり遊ぶ5匹のくまちゃん達です。

☆3つのおすすめポイント

  1. 小さなくまの4匹と大きなくまのちゃいくまちゃん。5匹はとっても仲良しです。今日は大雪、みんなは雪遊びの準備をして外に出ました。小さな4匹は、そりを持つことを忘れています。ちゃいくまちゃんは、みんなの為にそりをもって出掛けました。
  2. 丘の上からそりで滑りますが、そりは2匹ずつしか乗れません。みんな一緒に乗りたいのに・・・。そこで、ちゃいくまちゃんが思いついたことは、自分がそり代わりになることでした。
  3. 結果的に4匹でそりに乗ることが出来ました。自分たちの為に、たっぷりと一緒に遊んでくれたちゃいくまちゃん。家に帰って「ありがとう!」と小さな4匹は伝えます。

☆あらすじ

雪の上に赤いそりがあります。そり遊びするのかな?くまちゃん達どーこ?

ぷよぷよくまちゃん、帽子をかぶろう。ふわふわくまちゃん手袋はめて、ぽちぽちくまちゃんマフラー巻こう。きいろいくまちゃん長靴はいて、さあ、みんなで出掛けよう。

ちゃいくまちゃんもおいでよ!

沢山雪が積もっています。体が大きなちゃいくまちゃんがそりを持って来てくれました。

そりは小さいので、2匹ずつそりに乗ります。かわりばんこで滑ります。しゅー!

ふわふわくまちゃん・ぷよぷよくまちゃん・きいろいくまちゃん・ぽちぽちくまちゃんの4人はいっぺんに乗ってみようと話し合いました。「ぎゅっとくっつけば大丈夫だよ!」

しっかりつかまって、しゅー!

しかし、「おっとっと!」途中できいろいくまちゃんと、ぷよぷよくまちゃんが、そりから落ちてしまいました。ふわふわくまちゃんと、ぽちぽちくまちゃんも、ひゅー、ドスン!そりから落ちてしまいました。

丘の上から見ていた、ちゃいくまちゃん。『これは大変。どうしたらいいのかな?』

いいこと考えた!!

ちゃいくまちゃんは、雪の上にドサン!と、うつ伏せになって・・・

「さあおいで!大きなそりだよ!乗ってごらん!」ちゃいくまちゃんは、背中に4人を乗せて丘の上から、しゅっぱつ!しゅー!!

ちゃいくまちゃんのそりは速い!速い!何度も何度も滑って笑って転がって。「ああ、

面白かったね!いっぱい遊んだね!」

家に帰って、そろそろ家に帰って一休み。みんなでテーブルに集まった5匹は、楽しかった外あそびの話をします。やったー!あったかいココア♪

「いっぱい遊んで楽しかったね!ちゃいくまちゃん、ありがと!」

おおゆきくまちゃん 表紙

☆際立った特徴

大人気!くまちゃんシリーズ最新刊。

大雪が降った日、そり遊びを楽しむ5匹の物語です。みんなで一緒に乗りたいけど、赤いそりは2人しか乗れなくて・・・。そこでちゃいくまちゃんはナイスアイデアを思いつきます。

☆書店員の感想

小さなくまの4匹と大きなくまのちゃいくまちゃん。5匹はとっても仲良しです。今日は大雪、みんなは雪遊びの準備をして外に出ました。小さな4匹はそりを持つことを忘れています。ちゃいくまちゃんは、みんなの為にそりをもって出掛けました。

沢山雪が降った日です。窓からお庭に沢山雪があるのを見て、小さなくまちゃん達は、さっそく雪遊びの準備です。

肌色のくまは”ぷよぷよくまちゃん”は帽子を、ピンクのくまは”ふわふわくまちゃん”は手袋を、水色に色のドット模様は”ぽちぽちくまちゃん”はマフラー、きいろいくまちゃんは長靴を、それぞれ1つずつ雪遊びの装備を身に着けます。そして、さっそく外へ出掛けました。

4匹は、空から降る雪と、地面いっぱいに降り積もった雪を見て、走ったり踊ったり、足形を作ったり、外に出た瞬間から、雪を楽しんでいます。

そこへ、4匹の後を追って玄関のドアを開いたのは、4匹よりも大きい大人サイズの茶色の”ちゃいくまちゃん”でした。寝坊をしたのか、4匹の雪遊び準備に気が付いていなかったのか、「どうしたのー?どこ行くのー?」と聞いているような表情です。

4匹は、「ちゃいくまちゃんも一緒に行こうよ!」と誘います。

もちろんちゃいくまちゃんも急いで準備して、外へ出掛けます。手には赤いそりを持って。

『そりも持って行こう。きっとそりがあれば、みんなで楽しく遊べるぞ♪』ちゃいくまちゃんも4匹のように、ウキウキして外へ出掛けたのでした。

丘の上からそりで滑りますが、そりは2匹ずつしか乗れません。みんな一緒に乗りたいのに・・・。そこで、ちゃいくまちゃんが思いついたことは、自分がそり代わりになることでした。

丘の上に到着した5匹は、さっそくちゃいくまちゃんが持って来たそりで遊びます。そりには2匹ずつしか乗れないので、”かわりばんこ”で滑ります。待っているピンクのふわふわちゃんと、きいろいくまちゃんは、「早く乗りたいよー」と不満顔。ちゃいくまちゃんは『もうちょっとだよ!待っていようね』と声をかけて慰めているようです。

そして、かわりばんこでそりを楽しみます。が・・・自分が乗れない時間は「つまらないな・・・」と思っている4匹です。そこで、4匹はどうにか4匹で乗れないものかと相談します。「くっついて乗れば大丈夫なんじゃない?やってみよう!」という結論に達した4匹は、4匹で乗ってみることにしましたが、大失敗!!ケガは無いものの、4匹は雪の上にどすーん!と落ちてしまいました。みんな雪まみれで、時が止まったような瞬間です。そしてなんだか悲しい表情です。

その様子を見ていたちゃいくまちゃんです。どうすればいいのかな。どうやったら、みんなだやりたい遊びが出来て、みんなが喜んでくれるのかな。そして考えた結果、ちゃいくまちゃんが思いついた事とは・・・。『自分がそりになってみんなを背中に乗せてあげること』なのでした。

結果的に4匹でそりに乗ることが出来ました。自分たちの為に、たっぷりと一緒に遊んでくれたちゃいくまちゃん。家に帰って「ありがとう!」と小さな4匹は伝えます。

4匹は、4匹一緒に乗ることが事が出来ました。そして、さらにちゃいくまちゃんもそりになっていることで、5匹が一緒に遊ぶことが出来ました。みんなは「楽しい!楽しい!」と嬉しい表情です。そして、ちゃいくまちゃんは、一緒に遊べて楽しいということもあるでしょうが、自分がそりになることで、みんなの望を叶えてあげて、その事で喜んでもらえたことが、何よりも嬉しかったのかもしれません。とっても嬉しそうな表情で遊んでいます。何度も何度も滑って、笑って、転がって、幸せな気持ちで遊んで過ごした5匹でした。

家に帰った5匹は、温かいココアを読みながら「ココア美味しいね。今日は雪遊び楽しかったね!」と話します。そして、ちゃいくまちゃんがいなければ、こんなに楽しくなかったかも・・・と思ったのでしょうか。小さな4匹は『ちゃいくまちゃん、ありがとう!』と、今日一緒に遊んでくれたことの感謝を伝えます。

4匹に比べて体の大きなちゃいくまちゃんは、そりを持ってあげたり、そりになってみんなを背中に乗せてあげたりと、大変な事が多かったのですが、感謝の言葉を言われたら、きっと嬉しさいっぱいで、大変なことも疲れも吹き飛んでしまったのかもしれません。

『こちらこそ、ありがとう。今日は楽しかったね。一緒に遊べて嬉しいよ』とピンクのふわふわちゃんの頭をなでるのでした。

【参考文献】 訳:福本友美子さんのインタビュー「やまねこ翻訳クラブ 資料室 インタビュー」

おおゆきくまちゃん 裏表紙
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。