30代を超えてからの転職が難しいのは、求職者が多く求人が少ない需給状態になり、自分の経験を活かせる職場を探すのではなく、自分を採用してくれそうな企業選びになりがちだから。
しかし、採用されたらどこでもいいってわけではありませんよね?
・給料はどれぐらいもらえそうなのか?
・年間休日は十分もらえるのか?
・残業や急な出勤はあるのか?
・職場の雰囲気やモラルはどうなのか?
優先したい条件がたくさんあって、あわよくばひとつでも多くの条件を満たしたいと思うのは私も同じ。
そんなわけで、どこでもいいなら最初から苦労はしません。
ただ、あれもこれも希望条件を重視しすぎると転職活動そのものが滞り、在職中の方はモチベーションおw保てず活動そのものがあやふやになり、既に退職している方はブランク期間が長くなりがち。
そういう意味で、採用側からすると何か問題がありそうな30代と捉えられ、未経験の業種に挑戦しようものなら、受かればどこでもいい人と思われてしまいます。
会社員として生きていくなら、給与とあなたの働きっぷりは等価交換ですよね?
そういう意味では正社員であっても非正規であっても同じですが、正社員として転職するのであれば、いくら給料が欲しいとネダるより、自分がいかに貢献できるかを先にアピールすべき。
20代であれば1日8時間、先輩や上司の指示のもと働いていればお給料がもらえましたが、30代であれば1日8時間を最大限に活用して成果をあげなければなりません。
特に、求職者が多く求人が少ない状態であれば、自分のウリは何なのか?等価交換以上の価値を与えることができるのか?をアピールして、買い手の興味を惹かなければ競争に打ち勝つことはできません。
究極なことを言ってしまえば、自分を採用しなければ御社は絶対に損をする!ぐらいの勢いでいかなければ、中途半端な職歴を持つ私やあなたたちは土俵にのぼることすらできないということを覚えておいてください。
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