自家製寒天がおいしい 太郎庵「あんみつ」
会津のお菓子屋さん「太郎庵」の、あんみつを紹介します。
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福島県会津地方のお菓子屋さんと言えば、「太郎庵」です。
和菓子、洋菓子、おいしいお菓子がいろいろあります。
暑い季節、冷やしておいしいあんみつを紹介します。
あんみつ（餡蜜）は、みつまめに餡を盛った和菓子です。
賽の目に切った寒天に、ゆでて冷やした赤エンドウマメ、小豆餡、求肥、干し杏子などをのせ、みつ（黒蜜や白蜜）をかけて食べます。
これは、あんみつについての説明ですが、新会津人のちょっと長い人生の中で、店であんみつを食べたことがありません。
いわゆる甘味喫茶、甘味処という店で提供しているのでしょうが、そういう店に行く機会がなく、また、観光地のおみやげやさんのメニューにあったとしても、おやつなのに、値段が高いなあと思っていました。
ただ、ぜんぜん食べたことがないわけではなく、子供の頃に、缶詰のみつ豆をときどき食べていました。
みつ豆と、あんみつは、同じではないかもしれませんが、親が好きだったようです。
大人になって、あんみつを食べたいなあと思っていたら、太郎庵にありました。
７月になると、売り始めます。
店では、冷蔵ケースで冷やしてあります。
あんみつ 420円
そのまま食べられるように、透明のケースに入っています。
黒蜜は、別添えです。
原材料の説明が、しっかり貼ってあります。
ふたを開けると、寒天と豆が下に入っていて、くだものや餡は、別の皿で上にのっています。
くだものは、サクランボ、ミカン、パイナップル、アンズです。
餅（求肥）が２つと、粒餡。
一つ一つのものが、しっかり作ってあり、本格的なあんみつです。
寒天の上にくだものなどをのせて、黒蜜を全部かけます。
甘い黒蜜は、黒糖の味で、風味がいいです。
天然天草で作った寒天は、固くて、歯ごたえがよく、ほのかに磯の香りがします。
粒餡は、お菓子の太郎庵の餡なので、小豆の味がいいです。
餅は、やわらかく、甘い粒餡とよく合います。
粒餡も黒蜜も甘いので、よく冷やして食べると、ちょうどいい味です。
店で食べるあんみつと、変わりないおいしさだと思います。
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