スポンサーリンク

コンサルティング業は低リスク…中高年でも起業可能な最強の職業!

2020年10月15日マイクロ法人経営・起業

私は、フリーランスのコンサルタントをやっています。

20年近く、コンサルティング会社に勤務していましたが、数年前に独立しました。

昨今のコロナショックの影響を受け、さまざまな職業の人が、厳しい経営を強いられています。

自粛モードも続き、需要は増えず、倒産、失業者が溢れかえっている状況です。

しかし、そのような中でも、私が属しているコンサルティング業は、それほどダメージを受けていません。

私自身、週に3日ほど在宅勤務する程度で、なんとか暮らしていくことができています。

このように、コンサルティング業は、

”知られざる最強の職業”

だとも言われています。

このことを踏まえてのことかどうか分かりませんが、最近の人気就職先ランキングの上位には、コンサルティング会社がズラリと並ぶようになってきました。

今回は、コンサルティング業という仕事がどれほど最強なのか、その理由を見ていきたいと思います。

コンサルタントとは?

コンサルタントは、とても分かりにくい職種なんですが、一言で言えば、

”企業のお医者さん”

のイメージです。

企業のさまざまな問題を解決するために、頭を使って解決策を見出し、物事を前に進めていくことが仕事です。

経営企画、業務改善、システム導入…

仕事内容は多岐に渡ります。

若い頃から、経営層と議論することになりますので、ものすごい知識量や勉強量が求められます。

特に資格がいるわけではありませんが、コンサルタントの方々は、総じて、技術習得に余念がないです。

コンサルティング会社に1年勤めることは、普通の会社に3年勤めるくらいのスピード感で、仕事をこなしていかなければなりません。

こういう話だけをすると、大変な職業のように見えます。

しかし、この努力を続け、コンサルタントとしての経験を積んでいくと、とても低リスクな起業が可能となります。

コンサルティング業のメリット

私は、会社員を退職し、個人事業主を経て、合同会社という法人を設立しています。

コンサルティング起業のメリットは、たくさんあります。

私も実際に経験しました。

今回は、コンサルティング起業のメリットについて、3点だけに絞って紹介させていただきたいと思います。

メリット①:初期費用(イニシャルコスト)が安い

コンサルタントはクライアントにアドバイスをする仕事がメインです。

つまり、クライアント先に常駐することが多いです。

逆に考えると、広いスペースも事務所も必要ありません。

起業する場合、自宅を事務所として登録しておけば十分です。

例えば、飲食店などのお店を開業するときには、店舗を借りて家賃を支払う必要があります。

クリニックなどの病院を開業するときには、それなりの設備投資をする必要があります。

これらの費用が、コンサルティング起業には全くかかりません。

起業するときに、何一つ借金を抱える必要がないのです。

株式会社などの法人を設立するときには費用がかかりますが、個人事業主として仕事をするときには、開業届を出すだけなので、ほとんど初期費用はかかりません。

パソコン1台と通信端末、名刺くらいを用意しておけば、すぐにでも仕事を始めることが可能です。

このため、万が一、失敗したとしても、ダメージは非常に少なくて済みます。

これは、身軽で小回りの効くコンサルティング業の大きなメリットと言えるでしょう。

メリット②:利益率が高い

これまでは、初期費用(イニシャルコスト)の話だけをしてきました。

次に、運用費用(ランニングコスト)について、見ていきましょう。

コンサルティング業は、自分自身(の経験・スキル)が商品のようなものです。

このため、従業員を雇ったり、モノを仕入れて在庫管理・販売をする必要がありません。

毎月必ず支払わなければならない費用(=固定費)がほとんどないのです。

財務的に言えば、売上原価が0なので、売上=粗利(売上総利益)となります。

家賃や従業員給料といった重たい出費もないため、利益率が非常に高いのです。

コロナショックでダメージを受けたお店・会社のほとんどは、固定費に泣かされています。

この固定費がほとんど不要だという職業は、有事にも非常に強い職業だと言えるでしょう。

利益率があまりにも高いため、節税を意識して起業する人が多い

というのも特徴です。

メリット③:資格・免許が不要

意外だと思われるかもしれませんが、コンサルタントという職業に資格は必要ありません。

医師免許や弁護士資格のように、何年も勉強して、難しい試験に合格する必要はないのです。

・会計が得意であれば、会計コンサルタント

・ITが得意であれば、ITコンサルタント

・物流が得意であれば、物流コンサルタント

なんでもありです。

いずれも無資格で自由に名乗ることができます。

資格も免許もいらない、こんな自由な職業は他にはないのではないでしょうか。

ただ、誤解しないでいただきたいのは、スキル習得や人脈形成などの努力は、一生涯続くということだけは押さえておいていただければと思います。

コンサルティング業の先には…

今回は、コンサルティング業の3つのメリットについて見てきました。

コロナショックのような有事のときには、メリット①や②で紹介したコンサルティング業の強固な財務基盤は、本当に強みとなるでしょう。

このように、ここまでは、一般的なコンサルティング起業のメリットについて見てきました。

しかし、私はさらに一歩進めて、さらにリスクヘッジをしようとしています。

コンサルティング業の利益率がいくら高くても、仕事がなくなると、収入は一時的にゼロとなります。

そんなときのために、クライアント先と直接、顧問契約を結ぶようにすると、毎月定額の収入を得ることができるようになります。

いわゆる、仕組みビジネス、ストック型の収入と呼ばれるものです。

このため、コンサルタントの人たちは、クライアントと一緒に、一生懸命、本気で汗をかき、クライアントに認められて、継続的に仕事を続けたいと思っているのです。

もう一歩、話を進めましょう。

私は、コンサルティング業だけを行うのではなく、全く別の不労所得と組み合わせたほうが、さらにリスクヘッジができると思っています。

私の場合、メイン事業であるコンサルティング業とは全く異なる、金融投資や不動産投資を行っています。

コンサルティング業というフロー型の収入に、不動産投資というストック型の収入(不労収入)を融合させることで、ビジネスのリスクを最小化しているのです。

そうすることで、週3日だけ働くだけで、コロナショックも乗り切ることが可能になったのです。

そしてさらに、もう一歩進めます。

私は、さらなるリスクヘッジを画策しています。

話が細かくなりますので、興味のある方は、次の記事のステップ⑦をご覧いただければと思います。

以上、コンサルティング業は非常に魅力的な職業です。

私はもう一度生まれ変わっても、このコンサルティング業を続けたいと思っています。

事業会社にお勤めの方も、ソフトウェアベンダーの方も、コンサルティング会社への転職は可能です。

40代でも50代でも門戸は開いています。

このような自由な業種もあるということを、頭の片隅にでも置いてもらえれば幸いです。

スポンサーリンク

Posted by かずきび