スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【フィリピンで銀行口座を作ろうとしてみた】 ~そしてあらためて思った日本の便利さ、、、(#フィリピンの銀行口座開設にかかる手数料や最低預金残高や口座維持手数料について #TransferWise #モノリス #2001年宇宙の旅 )

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NGOの現地事務所があるフィリピンで、新しく銀行口座を開設しようとした話を書こうと思うんだけど、、、

その前に少し、今さっき見たTVの話なんだけど、、、

TVを何気に見ていたら、アメリカのユタ州ユタ州ってのがまたいかにも「それっぽい」!)やルーマニアモノリス(映画「2001年宇宙の旅」に出てくるような)が発見され、そして突如消滅する、という現象のことをやってた。

超常現象か?宇宙人の仕業か?みたいなぼんやりした興奮もあったのだが、そしたら、そのモノリスを夜中にこっそり運び出す4人の人間の様子の映像(本人たちのYoutube)がアップされたとのことで、コメンテーターたちも「はは(^^;)」みたいな感じになってた。

だが、番組内でインタビューを受けてた矢追純一氏(超常現象研究家?)はさすがだった。

「ああ、これは宇宙人の仕業ですね。宇宙人はふだん人間の姿を装って、我々の世界にいるのです。」

うん。その方が夢があって良い!😊

で、本題😁

NGOではフィリピンの貧困地域(スラム)において、新型コロナウィルスのロックダウンによる飢餓に対する緊急支援を行っているのだが、

今回、事務所のあるセブシティとは離れたトレドという町に、新しい支援地域が広がり、そこへクリスマスチャリティの支援活動資金のために、送金をすることになった。

フィリピンでは、銀行とかよりも、質屋(pawnshop)で送金受け取りをするのが一般的だったりするのだが、今回、一度のイベントで使いきってしまうわけでなく、とりあえずお金の管理が必要なため、銀行口座を開設した方がいい、という話になった。

(銀行口座への送金なら、手数料が安くて手続きも簡単なTransferWiseとかが使えるし!)

そんなこんなで、現地で仕切ってくれるボランティアスタッフが、銀行口座を作ろうと町に行ったのだが、、、

まず窓口で、必要書類について案内された。というか、写真のような紙を渡され、これだけ用意してこい、と。

銀行によって違いはあるかもだけど、とりあえずこれは、フィリピンナショナル銀行(PNP)で、現地人が口座を開設する場合。

「政府公認の身分証明書が2種類、納税者番号、支払証明書(光熱費とか?)、証明写真3枚」ということだ。

そして、通帳やカード発行等の手続きに500ペソ(日本円で1200円くらい)かかるという。ちなみに、500ペソあれば、現地の貧困層の家族が、3~4日は食べていける。

ということで、

まずすべての書類を用意するには、そのための手続きが必要で、そのためには大都市(そのボランティアスタッフの居住地からだとセブシティ。バスで2~3時間かかる。)まで行かなければならず(日本のように最寄りの役所でちょいちょいっと、というわけにはいかない。)、また、とりあえず今、彼女には500ペソなんていう大金の持ち合わせがない。(家族の生活ができなくなる!)

なわけで、銀行口座をすぐに作るのはあきらめた。

ちなみに口座を作ったら作ったで、口座を維持するのに、最低預金残高ってのがあって、もちろん銀行によるけど、安い形での口座開設でも2000ペソとか、シンプルな形だと10000ペソとか(日本円で23000円くらい。こうなるともう中流レベルの家庭の月収だ。)が必要。そして、その最低預金残高を切ると、今度は口座維持手数料が毎月300ペソとかかかる。そんなことやってるうちにいつか残高が無くなっちゃう。でもって、口座をずっと放置しとくと、ペナルティが課せられたり、また口座を復活させるのにめんどい手続きが必要になる。

大変でしょ?😰

そんなこんなで、フィリピンの人たち(特に貧困層)は、口座を持っていない人たちが多い。(もちろんクレジットカードも)

そのひとつの原因は、こういう手続きの煩雑さと、高額な手数料だろう。

「日本なら、ひとつの身分証明書(免許証とか)と印鑑(それもそのうちなくなる?)で、無料で10分でできるよ」

て言ったらびっくりしてた。

フィリピンだと、下手したら、用意出来たら後日また連絡するから、なんて言われる。

それはフィリピンの手続きが厳格なためではなく、整備されていないということなのだろう。

だからめんどい余計な手続きや手数料が必要になる。

あらためて、日本って便利な国だなあ、と思ったのであった、、、

あ。そういえば。

毎年、年末によくやってる、「TVタックル超常現象」と「やりすぎ都市伝説」のスペシャルを、いつも楽しみにしてるんだけど、今年はやるのかな?

、、て、番組表を調べたら、超常現象は新年で、都市伝説はなんもアナウンスがないやあ。

なんてゆーか、内容の薄いしあわせバラエティーは、見てると逆に疲れちゃうんで、ひとりの年末の寂しさ(?)を埋めてくれる、どうせたいした内容がないにしても、少しは刺激のある番組が見たいんだよねえ、、、😅

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自分は、国際協力NGO「HOPE~ハロハロオアシス」の代表を務めています。(詳しくは下記「自己紹介・NGO連絡先」リンクをご参照お願い致します。)
あ。「YUMEKAKE」というのは、NGOの活動のプロジェクト名(YUMEKAKE PROJECT)です。世界の子どもたちの、笑顔と希望と夢の架け橋になりたい、という意味です。

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