「CapeOX治療」の完了を待たずして歯科に通い始めたことはお伝えした通りなのですが、長年放置してきた私の虫歯事情は割と深刻なようで、2本ほど抜歯しないといけないことが判明。
抜歯と言うとある程度の出血や感染症リスクを覚悟しないといけなくなるのですが、どうも悪い個所が分かっていて方針まで決まっているのに手を施さないのは性格上受け入れにくいので、この度まず1回目の抜歯をしてみました。
オジさんの口内や虫歯画像なんて誰も見たくもないでしょうから、挿入画像は“それなりのモノ”を使っているのでご安心くださいませ(笑)。
薬の飲み合わせや出血あるいは傷口のことを考えると「CapeOX治療」が完了してから歯科に通いたかったのです。
が、昨年も同じことを目論んでいたのですが肝臓へ癌が転移してしまい、結局は歯科へ通うことは叶わずで現在に至っている私。
思い立ったら即実行し公開するほうが私の性格に合っているようで、抜歯の痛みによる苦痛よりも何か晴れ晴れした気分のほうが勝っているようです。
「CapeOX治療」6クール目の私ですが、がどういう状況で抜歯に踏み切ったか整理しておきますと、
・11/17に6クール目としてオキサリプラチン点滴の投与
・点滴後のカペシタビンの2週間服用は完了
・ロイコン服用は継続中
・12/07に白血球値改善「フィルグラスチムBSシリンジ」の接種予定
・12/09に7クール目の「CapeOX治療」開始予定
と、こんな感じです。
抜歯したのが12/03ですから、オキサリプラチンやカペシタビンの影響の少ないと思われる比較的体調も落ち着いている時期で『絶好の抜歯ウィーク』だったわけですね。
ただ、ご存知のように白血球や血小板数値が上がらず「CapeOX治療」を何度も延期した私にとっては、抜歯することでこれらの数値に悪影響がでるのではないかという不安は残っているのです。
まぁ、12/09に血液検査をすれば影響があったのかなかったのかは自ずと結果が出るの思うのですが。
そこで私は“あるコト”を思いついたのでした。
『どうせなら、もう1本抜いてしまおう。そのほうが影響が分かりやすいではないか。』
。。。出川哲郎ばりに自らの体を張った形で検証実施を決意するのでした。
そう心に決めた私は歯科医に相談し、ちょうど「CapeOX治療」7クール目の前日にあたる2本目の抜歯は12/8に行うことになりました。
現時点で抜歯の痛みは鎮痛剤を飲むほどひどくないですし、と言うかこれまでの癌や手術の痛みに比べれば全く問題ないレベル。
一応、抜歯後の数日間ほど毎食後に抗生物質を服用するようになっていますが、これは癌治療中で白血球が下がることのへの保険みたいなものですね。
おそらく、癌治療のほうの担当医に相談すると懸念を示されるんだと思います、『大量の出血や傷口が残るような治療は控えるように』と言われてますしね。
まぁ自分の体のコトですし、今回は自己責任で敢行してみようと思っています。