つみたてNISAの9つの疑問解消【メリット、デメリット、NISA、iDeCoとの違いをわかりやすく解説します】

つみたてNISAの9つの疑問解消【小学生でもわかるように説明します】 不労所得と複利のほったらかし投資
この記事は約7分で読めます。

つみたてNISAって、聞いたことはあるけど、よくわからないですよね。
しかも調べても複雑でわかりにくくないですか?
このページでは僕がつみたてNISAについて疑問に思って調べたことを、
うちの子供(小6)でもわかるようにわかりやすく解説します。

つみたてNISAとは何なの?

つみたてNISAとは何なの?

つみたてNISAは積立型の非課税投資口座のことです。
かんたんにいうと「利益がでても税金がかからない口座
ということです。

つみたてNISAはiDeCoと何が違うの?

つみたてNISAはiDeCoと何が違うの?

つみたてNISAとiDeCoとの違いを解説します。

つみたてNISAは
・途中で売却して、お金を引き出すことができる
・投資できる金額がiDeCoより大きい
という点が違います。

お金が必要になったときに動かせるのは大きな違いですね。
必要になるまでは運用しておくことで、大きなお金が必要になったときに使うことができます。

iDeCoはこちらのページで詳しく解説しています。

つみたてNISAとNISAの違いは?併用はできる?

つみたてNISAとNISAの違いは?併用はできる?

つみたてNISAとNISAの違いは

つみたてNISAは
・年間40万円まで投資ができる(最大800万円まで)
・非課税期間は20年間(長い)
・2042年開始までOK
・投資信託に投資

NISAは
・年間120万円まで投資ができる(最大600万円まで)
・非課税期間は5年間(短い)
・2023年開始分までOK
・株や債権、投資信託に投資できる

で、どちらかを選ぶ必要があります。(両方はだめ)

つみたてNISAとNISAはどっちを選んだ方がいい?

つみたてNISAとNISAはどっちを選んだ方がいい?

結論は長期投資をするならつみたてNISAの方がよいです。
非課税期間が20年間あるので、その間に売却すれば非課税です。

NISAは2023年に申し込みする分までなので、
今からだとロールオーバーもできないですね。

手元に投資できるお金がたくさんある場合はNISAでも良いですが、
非課税になる期間が5年しかないので、利益が出る場合は5年以内に売らないメリットがないです。

例えば5万円で買った投資信託が

つみたてNISAは複数口座つくれる?

つみたてNISAは複数口座つくれる?

つみたてNISAの口座は一人1個しか作れません。

別の証券会社に変更することはできます。
ただ、年1回しかできないので注意が必要です。

証券会社を変更した場合、今持っている投資信託は新しい方に移転されずに、
古い方の証券会社口座に残る形になります。
非課税の期間も変わりません。

つみたてNISAの証券会社変更をしたときのイメージ
保有していた投資信託は古い方の証券会社Aに残ったままになる。
証券会社Bで新規購入はでき、Aではできなくなる
つみたてNISAの証券会社変更をしたときのイメージ
保有していた投資信託は古い方の証券会社Aに残ったままになる。
証券会社Bで新規購入はでき、Aではできなくなる

別の証券会社に変更した場合、つみたてNISAの口座が2つある状態になります。
証券会社変更後は証券会社Bでは新しい買い付けができます。
古い方の口座(証券会社A)には投資信託は残っていて、Aでは新しく買付けすることはできません。

ロールオーバーって何なの?

ロールオーバーって何なの?

NISAの5年間の非課税期間が経過した後、そのまま持ち続けたいときに、
ロールオーバーの手続きをすると持ち続けられるというものです。
ロールオーバーすると、その年の非課税枠を使うことになります。

でも今から始める人には関係ありません。
NISAは2023年で新規の受付が終わってしまうのでロールオーバーはできません。
だから、2020年の今の時点でロールオーバーのことはもう気にしなくて大丈夫です。

また、つみたてNISAにはロールオーバーはありません。
20年経ったら、特定口座に移動してしまいます。
このため、20年後に含み利益が出ているときは、つみたてNISAの期間中に売ってしまった方が良いですね。(非課税で売却できます。)

つみたてNISAのデメリットは?

つみたてNISAのデメリットは?

つみたてNISAのデメリットは
・投資できる金額が年間40万円しかない
・一回買うと、その年の買える額が減って、売っても買える額は増えない

投資できる金額が年間40万円しかない

つみたてNISAは上限額が決まっていて、年間40万円までしか投資できません。
これ以上の金額を投資したい場合は、特定口座などで投資をする必要があります。

一回買うと、その年の買える額が減って、売っても買える額は増えないってどういうこと?

例えば40万円買って、その年に10万円分売ったとします。
手元資産は30万円になりました。
でもその年はもう40万円買ってしまったので、
売った分の10万円分をまた買うことはできない
という意味です。

つみたてNISAの良いところ(メリット)は?

つみたてNISAの良いところ(メリット)は?

つみたてNISAのメリットは
・売却利益が出ても税金がかからない
・積立投資ができるので、複利運用ができる
・非課税期間が20年と長い
の3つです。

つみたてNISAは20年間は売って利益が出ても所得税がかからないのでお得です。

例えば、持っていた投資信託を売って利益が5万円出たら、
普通は5万円の約20%=1万円の所得税がかかりますが、
つみたてNISAならかからないということです。

非課税の期間は20年間あるので、購入してから20年間の間なら、いつ売却しても非課税です。
20年経ったら、特定口座(普通の口座)に移動されます。

つみたてNISAを始めるには?

つみたてNISAを始めるには?

証券会社につみたてNISA口座を開設すれば始められます。

今から口座を開くならネット証券がおすすめです。
僕はauカブコム証券で運用をしていますが、下記のネット証券会社も人気です。

楽天証券 普段、楽天を使っている方は楽天ポイントも貯まるしポイントで投資もできます。
2019年の新規口座開設数No.1の証券会社です。
今なら口座開設すると1000円+1200ポイントもらえるキャンペーン中です。

SBI証券はネット証券の人気ランキングNo.1の証券会社です。
1日50万円までなら手数料は0円なので、少ない投資額で運用をする初心者にはメリット大です。Tポイントで投資することもできます。

松井証券 ネット証券でこちらもも50万円以下の少額なら売買手数料も0ですし、初心者から上級者まで使いやすい証券会社です。株式優待の桐谷さんも松井証券愛用者ですね。50代以上の方にも人気です。

僕のイチオシはauカブコム証券です。
使い慣れているというのもありますが、ウェブサイトがとても使いやすいです。
Pontaポイントが貯まるのと、初心者の方でも少額で株式投資ができるプチ株があります。

楽天を普段から使っている人なら楽天証券がおすすめです。
サイトも見やすいし、楽天ポイントがたまるのが嬉しいです。

楽天証券のつみたてNISAについては
楽天証券のレビュー【つみたてNISA口座開設して使ってみた感想】
の記事で詳しくレビューしています。

ウェブサイトの見た目で気に入ったところを選ぶのも手です。

証券会社の選び方については
長期投資に最適な証券会社5社比較ランキング、評価【投資をこれから始める人向け】
の記事を参考にどうぞ。

つみたてNISAの9つの疑問解消まとめ

つみたてNISAの9つの疑問解消【メリットとデメリット、iDeCoとの違いは?】まとめ

このページではつみたてNISAの9つの疑問を解消するためにわかりやすく解説しました。

あなたが少しでもつみたてNISAのことを理解できていたら嬉しいです。

解消した疑問は以下です。
・そもそもつみたてNISAとは?
・つみたてNISAとiDeCoの違いは引き出せるかどうかと金額
・つみたてNISAとNISAの違いは金額と期間
・つみたてNISAとNISAは、今ならつみたてNISA
・つみたてNISA口座は複数作れない
・ロールオーバーは気にしなくていい
・つみたてNISAのデメリットは投資できる金額の制限
・つみたてNISAのメリットは非課税期間の長さ
・つみたてNISAを始めるには証券会社に申し込み

ずいぶんクリアになりましたね。

つみたてNISAはiDeCoと同様、優遇されています。
まだの人は今すぐ行動しましょう!

ネット証券各社はNISAもiDecoも対応しています。
auカブコム証券
▶︎楽天証券
▶︎SBI証券
▶︎松井証券

投資初心者におすすめの証券会社の比較はこちらの記事をどうぞ。

投資は自己責任でお願いします。
長期目線ではリスクは分散されていきますが、ゼロではありませんのであらかじめご理解ください。

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