"Tale of Xiexiao'e" is woman's revenge & mystery story.

The Poe's readers must read Chinese novel. Because...

【Zhener】これは姐々から聞いたんだけど、中国料理って大体の地域の調理法が含まれてるんだよね?交流のなかった地域も含めて。ラビオリと餃子(Zhaozhi)が似てるとか・・・


【Mermaid】確かにいろんな調理法がありますね。でも料理だけじゃなく、小説も似たものがあったりする・・・


【Zhener】流石人魚ちゃん、話が早い。Poeを紹介した記事でも言及したけど、中国文学には推理ものや謎解きものも既にあったのよ。


【Mermaid】”車輪の再発明”ですね。まぁ交流がなかった地域だからあまり目くじらは立てませんが。今記事で取り上げるのは・・・"Xiexiao'e Zhuan(謝小娥伝)"ですね?確かこれは唐代伝奇で・・・撰者は李公佐さんです。


Who is the protagonist, Xie Xiao'e?

【Zhener】それじゃ人魚ちゃん、物語について説明してくれるかな?


【Mermaid】その前に主役のXie Xiao'eさんから説明しましょう。江西省出身の商人の娘さんです。八歳の時にお母上を亡くし、その後段居貞さんと結婚します。


【Zhener】まあ商人の家の出としては順調なのかな?


【Mermaid】ここまではね。14歳の時に家族・親戚・使用人に至るまで賊に皆殺しにされ、彼女自身も胸や足を負傷して川に落ちました。幸いにして命は助かりましたが。


謎解きの要素

【Zhener】命が助かって何より。そしてこの小説はどこに転がっていくの?


【Mermaid】小娥さんは事件直後夢を見ました。殺害されたお父上とお連れ合いさんが下手人についてそれぞれこう語るのです。
【父】”殺我者、車中猴、門東草。”
【夫】”殺我者、禾中走、一日夫。”


【Zhener】まるでなぞなぞみたいだな・・・


【Mermaid】そうです、まさになぞなぞです。お父上とお連れ合いは小娥さんに対して下手人の情報をなぞなぞで教えたのです。


【Zhener】アタシなら「お前ら、おちょくっとんのか!?」って怒鳴るけどなぁ、そんなこと言われたら。それなりに怪我もしてるのに・・・大体何言ってるのかがわからん。


【Mermaid】そういう行動に出るのは多分真児さんだけじゃないでしょうね。だが小我さんはこの謎解きができず、数年間世間の知恵者を訪ねて回ることになるのです。


復讐の物語

【Zhener】しかし殺された上に変なこと教えに来るってあの時代の幽霊も大概だな。


【Mermaid】時は流れて元和八年(813)、小娥さんと著者の李さんが出会います。彼はそのなぞなぞを解いて見せました。ここで種明かしは敢えてしませんが・・・


【Zhener】士大夫上がりだからなんだろうけど、自慢話っぽいよな。オヤジの下手人については何とかわかるけど・・・


【Mermaid】お連れ合いさんの方は多少難しいでしょうね、姓の方は漢字の知識が必要ですから。そして小娥さんはこの二人に復讐することを誓うのです。当時は仇討ちが美徳だったからでしょうか・・・


Xiao'e successed her revenge.

【Zhener】そして復讐決行に至るのか。でも賊がどこにいるのかもわからんのやろ?


【Mermaid】流石にね。彼女は男装して日雇い労務者として世間を泳いでいきました。そうすると運が巡ってくるもので江西省で住み込み従業員を募集している屋敷がありました。そしてその主が・・・標的だったのです。


【Zhener】で、手にかけたと。


【Mermaid】簡単に書いてはいけない。小娥さんははやる気持ちを抑えてせっせと働き彼らの信頼を勝ち取った。そしてある夜の酒盛りの後、寝静まったのを見て門を閉める。


【Zhener】逃げられないように?


【Mermaid】Certainly. そして下手人から末端に至るまで一人残らず斬ってしまったのです。


【Zhener】用意周到でなかなか怖い女だな、小娥は。でも刀剣の使い方もどこかで身に着けていたんだろうか?


【Mermaid】準備を怠らない彼女のことですから、きっと充分に練習していたのでしょう。


【Zhener】いや、この話もなんだかんだ言って面白かった。それと同時に、あのアホの次元の低さを再確認できて若干複雑だ・・・


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