"The Birthday of the Infanta" is discomfort tale.

discomfort tale

【Mermaid】今回は"The Birthday of the Infanta"を紹介します。著者はOscar Wilde"The Fisherman and his Soul"と同じ作品集に収録されてるんですよね。


【Zhener】そうですね。どっちかと言えば不快に感じる話かな。


【Mermaid】それでは真児さん、紹介をお願いします。


The protagonist is dwarf.

【Zhener】the Infanta(スペインの王女)の誕生日に、あるものが届けられた。森で見つけられたdwarfである。小人とは言っても見た目がそれっぽい人間の子供であって、本物の小人というわけではない。


【Mermaid】誕生日プレゼントに子供を?人身売買なんじゃ・・・。


【Zhener】まあ昔のスペインですから。森で仕事してる親父は厄介払いができたと胸をなでおろしていた。(一般的に見て)容姿が変で、それが走り回っているもんだから王女はじめ貴族のガキ共はおかしくて仕方ない。倭国人で例えるなら、江頭2:50とか出川哲朗みたいなもんだな。


【Mermaid】21世紀の価値観で生きている私たちからすると、これだけで不愉快ですね・・・。


【Zhener】この小人だが、内面は無邪気であり森の中で暮らしていたからいろんな鳥のさえずりを聞き分けられる。また森の鳥はじめ動物には受け入れられていた。しかし彼は自分の容姿を見たことがなかった。これだけで末路がなんか分かるような・・・。


Theme of this tale is "Innocent Malice".

【Mermaid】小人の側に立つよう描いていることもあって何だか妙に腹が立ちますね。


【Zhener】まあね。これのテーマは"Innocent Malice"なんでしょう。王女には悪意はないが、その無邪気さが邪悪であると。


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