コロナ対策で設置したクレベリンは、逆に咳喘息を誘発し人体に有害

update 最終更新日:2021年5月12日 at 3:14 AM

コロナ対策のために、昨年の12月末からリビングルームに大幸薬品のクレベリンを設置していました。
残念な事に、それにも拘わらず、今年の1月中旬に コロナ感染 が発覚し、自宅療養となってしまいました。

本当に息が苦しくて、一時は死を覚悟したのですが、神奈川県療養サポートからの医療支援や生活必需品、飲料・食料品などの配食サービスなどもあり、なんとか病状が回復し、療養サポートから指示された自宅療養の期間を終えております。

しかし、その後の後遺症とし、毎日が酷い咳と痰に悩まされ続けました。気管支喘息のような呼吸困難を伴わないため、症状としては咳喘息に近いのかと思います。

ところが、最近になって、買い物のため外出した時だけ、その症状が一時的に改善される事が分かりました。もしかして、室内にアレルゲンが存在するのが一因ではないかと思い、帰宅後、全ての部屋の窓を全開したところ、まるで嘘のように、その喘息の症状が緩和されました。

そこで、室内の辺りを見回したところ、私が何時も着座しているリビングルームのソファーの近くに「クレベリン」が置いてある事にふと気が付きました。きっと、原因はクレベリンではないかと確信し、クレベリンを撤去する事にしました。

その後、以前よりは喘息の症状が少し和らぎ、徐々にではありますが、快方へと向かっています。

クレベリンは毒性が強く人体に有害

クレベリンの容器には、以下の通り含有する成分が明記されています。

・二酸化塩素
・亜塩素酸ナトリウム液
・高吸収性樹脂等

これらの成分がガス化することで、ウィルスや細菌に付着し、抗菌・抗ウィルス効果があるというのがメーカーの主張です。
その反面、当然ながら人体にも有害と考えられ、以下のリンクに示す通り、
二酸化塩素は、5-15ppmで上気道に中程度の刺激性がある/30ppmで直後より胸痛、嘔吐、呼吸困難、咳が起こる/40-60ppmで肺炎、肺気腫/430ppmで30分以内に死亡
という、二酸化塩素の毒性が指摘されています。

🔗 「のどが痛い」「気持ち悪い」…人気のクレベリン、体への危険性は? 薬剤師が解説

以下のリンク先の記事によると、二酸化塩素は塩素ガスより毒性が高いとされ、世界的にみても安全性が確立されていないというのが医療の専門家の見解です。

🔗 市販の二酸化塩素製剤の殺菌効果と人体への安全性は?

よって、人体に有害なクレベリンを使用するのならば、部屋を閉め切らず、換気を十分にした上での使用、または、人が常駐しない部屋での使用が前提になるのかと思います。

クレベリンを使用することで、上気道への二酸化塩素ガスの刺激により喉の粘膜の炎症を引き起こすことで免疫力が落ち、結果、コロナからのガードどころか、逆にコロナへの感染と発症を誘発し兼ねないのではないでしょうか。

以下のリンクに示す通り、そもそも二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうする商品には効果が疑問視されているようです。
また、コロナ治癒後でも喘息などの症状を悪化させる事も明らかになった以上、健康のためには、なるべく自宅ではクレベリンの使用を避けるのが身のためだと思います。

🔗 二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうするグッズ販売業者17社に対する景品表示法に基づく措置命令[2014/3/27]

仮にクレベリンの使用を前提とするならば、二酸化塩素を常時吸引してしまうような自宅への設置は避け、不特定多数の人が一定時間利用する店舗のトイレ等の場所なら、人体への害はそれほど無いのかなと思います。

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