こんにちは、TRYです。
本日のお題は
『 意固地 』
です。
こと車業界の販売における重要な要素は以下の6つかなと考えております。
考え様によっては同じ意味合いのものもありますが、あえて6つに大別してます。
ちなみに、BMWやAUDIがグリル”デザイン”で”独自性”を出すなどが分かりやすい例です。
・ブランディング
・先進性
・デザイン性
・独自性
・機能性
・安全性
現在、日本国内の車業界の勢力図はトヨタ一強となっています。
昔のイメージはトヨタとホンダが鍔迫り合いしている後ろから、日産が追いかけている印象でした。
トヨタは長期的且つ柔軟に販売戦略を立て、日本を代表するグローバルカンパニーになっており、この規模感で未だに成長を続ける稀有な企業です。
かたやホンダですが、冒頭で書いた”独自性”が非常に強い企業です。
ホンダの純血主義(全てをホンダで完結する)とも言えますが、その主義による弊害が起きていると考えています。
・製造コストが上がってしまう
・コンパクトカーや軽自動車の販売がメインになった為に利益が取れない
・ホンダの培ってきた資産を有効活用出来ていない
今の業界事情として、テクノロジーの発展によって技術力に大きな差は無くなっています。
冒頭でお伝えした6つの要素ですが、テクノロジーの発展によって、力の入れどころが変化しています。
■重要且つ最優先
・ブランディング
・先進性
・デザイン性
■重要ではあるが優先ではない
・独自性
・機能性
・安全性
外国車勢が分かりやすい例ですが、デザインやブランディングが非常に重要になっています。
同じ車格の車を比較した時、基本的に必要なものはどのメーカーも付いているので、機能面で大差が付くことがもはやなくなっています。
そうなると、どこでユーザーの琴線に触れていくかというと、直感的な要素であるデザインや、そのメーカーがもつイメージ、過去から培ってきた独自ブランドの拡大などによる訴求になってきます。
BMW=M
メルセデス=AMG
AUDI=RS
(通常ラインナップのハイパフォーマンス仕様の名称)
一時期は
・独自性
・機能性
・安全性
が最優先でCMなども、その点をゴリ押ししていた時期もありましたが、今はほぼゴリ押しはなくなりました。
一部には方向性を謝り、新型車をリリースできない&デザインも代わり映えしない為に技術の○○という部分でしか訴求できなくなっている企業もいます。
つらつらと書いてきましたが、ホンダはホンダ内におけるスポーツブランドを拡大して車種に反映していけば、活路を見いだせるのにと個人的にも思ってはいますし、それで外国車勢が拡大していることを考えると、
『 ユーザーもそれを求めている 』
ことになりますが、それとは逆行する方向に突き進んでいます。
独自路線を突き進んで勝てるのであれば、昔から『 勝てば官軍 』の世の中ですから称賛されます。
ただし、現状では厳しい状況にあるということを鑑みると『 意固地 』になっていると言わざるを得ないのかな感じます。
ホンダも世界に誇れる『 タイプR 』という資産がありますので、是非、再度、飛躍してもらいたいなと思います。
【本日の名言】
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次勝てばそれでよし
− 後藤 又兵衛 / 戦国武将、元黒田家 家臣 -
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ビジネスにおいては
『 仮設 → 実行 → 検証 → 仕組み化 』
が必要になってきます。
『 検証 』のフェーズに入った時に、失敗だったということは多々あります。
ただし、その失敗は最終的な成功を収めるための布石です。
最後に成功できれば、それまでの失敗は価値あるものとなります。
この時代において、既にポジティブ思考があったのかと驚きました。
シンプルで明確な言葉でしたので取り上げさせて頂きます。
【本日のワンポイントEnglish】
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Our marketing team will organize the upcoming Annual Sales Convention.
(私たちのマーケティングチームは今後、年間売上げ高について総会を開催します)
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”organize”は動詞として何かを整然と整理するという意味を持ちます。
一方、ビジネスの会議やイベント等に対しては計画する、又は開催を予定する、という意味を取ります。
シチュエーションによって使い分けることが出来る一例です。
また“Convention”についてですが、これは同等の資格や立場の人間の集まりでの会議の際に使用されますので、趣味の集まり(集会)でも使用が可能です。