【IPO新規】スカイマーク(9204)の初値予想とBBスタンスについて

2022/11/24

IPO新規

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スカイマーク(9204)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

スカイマーク(9204)は、長らく大手数社の寡占により運賃が高止まり状態にあった航空業界に競争原理を起こすべく設立された航空会社であります。当社は設立以来、安全運航を使命とし、社会に役立つ存在となるべくお客様に適正な運賃を提供することを理念としております。

当社は、1996年11月の設立後、定期航空運送事業に係る路線免許(当時)取得の活動を経て1998年9月19日、航空機1機(ボーイング767-300型機)により羽田=福岡線(3往復/日)に就航いたしました。航空運送事業における規制緩和政策を受け、大手航空会社(当時3社)に対し半額運賃を武器に、適正な航空輸送サービスの提供を理念に新規航空会社として参入いたしました。当社の参入によって新たに航空運送事業での競争状態の創出に貢献し、効率的な航空機への転換、運航路線の拡充に努め、世界有数の市場規模を誇り、寡占的な構造を持つ日本の国内航空市場において、国内航空会社の第三極として航空運送事業での足場を固めました。現在は、北は北海道から南は沖縄県・宮古(下地島)まで、12空港・23路線・1日当たり150便の運航(2022年冬ダイヤ、2022年10月時点)をボーイング737-800型機にて行っております。

[事業系統図]


初値予想

スカイマーク(9204)の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「定期航空運送事業等」で普通
  • 業績は、普通
  • 公開株数は、微妙(多い)
第27期第2四半期累計期間、利益を確保している(事業収益は40,568百万円(前年同期比100.9%増)、営業利益1,643百万円(前年同期は営業損失10,117百万円)、経常利益4,096百万円(前年同期は経常損失9,759百万円)、四半期純利益2,704百万円(前年同期は9,875百万円の四半期純損失))が、当選本数が多めを考慮すると、公募割れの可能性があると判断と判断します。

BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 様子見で、『仮条件』で判断

【更新日:2022/11/28】

仮条件がでました。

想定価格:1,150円
仮条件 :1,150~1,170円

想定価格から見て、仮条件の価格が維持なので、判定を維持「△」

BBスタンスは、リスクを考慮して「SBI証券のIPOチャレンジポイント確保」とします。


独自評価

新規上場会社名スカイマーク
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度
人気度
(事業内容:定期航空運送事業等)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):○
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):○
 自己資本比率(40%以上):△
 自己資本利益率(10% 以上):△
当選枚数△:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要


上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分グロース市場
事業の内容定期航空運送事業等
業種別分類・コード空運業・9204
公募株数7,173,900株
売出株数6,234,500株
OA株数4,168,400株
当選本数(売買単位:100株)175,768本
仮条件決定日11/28
BB期間11/28~12/2
公開価格決定日(当選日)12/5
申込期間12/6~12/9
上場日12/14
主幹事証券大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
幹事証券BofA 証券
SMBC日興証券
みずほ証券
野村證券
SBI証券、
松井証券
マネックス証券
楽天証券
岡三証券
東海東京証券
丸三証券
水戸証券
あかつき証券


事業規模

想定価格1,150円
上場時発行済み株式総数60,329,400株
想定時価総額693.8億円
吸収金額202.1億円
案件規模小型案件


企業業績



では、また!!



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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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