【IPO新規】三和油化工業(4125)の初値予想とBBスタンスについて

2021/12/04

IPO新規

t f B! P L

三和油化工業(4125)の新規上場が決まりました。

わたしの初値予想とBBスタンスについて紹介します。

事業内容(概要)

三和油化工業(4125)は、当社及び連結子会社6社により構成されております。「環境ニーズを創造する」を事業コンセプトとして、化学品及び油剤製品を製造・販売する事業のほか、それらの使用後の産業廃棄物を収集し、中間処分並びに再資源化する事業を中心に展開しております。

当社グループは環境関連事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載を省略しておりますが、主な事業は「リユース事業」「リサイクル事業」「化学品事業」「自動車事業」「PCB(ポリ塩化ビフェニル)事業」の5つに区分されます。この5事業は、それぞれ単独で成り立っているのではなく、当社グループの機能を活かして、製品の製造・販売から使用後の産業廃棄物の有効利用までを物流や品質保証も含めて一気通貫で対応することが特徴であり、環境負荷の低減と資源有効利用を通じて、総合的に取引先並びに社会へ貢献することが当社グループの事業内容であります。当社及び物流子会社のサンワリューツー株式会社、販売子会社のサンワ石販株式会社は5事業全てに携わっており、サンワ南海リサイクル株式会社及びサンワ境リサイクル株式会社はリサイクル事業に特化して携わっております。

[事業系統図]

初値予想

三和油化工業(4125)の上場において、気になる点は下記になります。

  • テーマ的には、「化学品及び油剤製品を製造・販売する事業のほか、それらの使用後の産業廃棄物を収集し、中間処分並びに再資源化する事業」で、普通
  • 業績は、普通
  • 公開株数は、普通

第53期第2四半期連結累計期間、売上の伸びは見えないが、利益を確保していること(売上高は、新基準においては、7,245百万円、従来基準においては、7,713百万円、売上原価は、新基準においては、4,979百万円、従来基準においては、5,447百万円、販売費及び一般管理費は、1,399百万円、営業利益866百万円、経常利益876百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益566百万円)とIPO人気を考慮すれば、公募割れの可能性が少ないと判断します。


BBの参加スタンス

現時点でのBBスタンス;

  • 全力申込み


独自評価

新規上場会社名三和油化工業
独自評価(◎大、○:普通、△:リスク)
初値期待度
人気度
(事業内容:化学品及び油剤製品を製造・販売
する事業のほか、それらの使用後の産業廃棄物
を収集し、中間処分並びに再資源化する事業)
業績
評価項目:
 売上高(10% 以上):△
 経常利益(10% 以上):△
 当期純利益(10% 以上):○
 自己資本比率(40%以上):△
 自己資本利益率(10% 以上):○
当選枚数○:
 普通(~20,000本):○※
 多い(20,001本~):△
 ※売出株数の影響を考慮要

上場スケジュール

■JPX:新規上場会社情報より引用
市場区分JASDAQ
事業の内容化学品及び油剤製品を製造・販売する事業の
ほか、それらの使用後の産業廃棄物を収集し、
中間処分並びに再資源化する事業
業種別分類・コード化学・4125
公募株数880,000株
売出株数0株
OA株数132,000株
当選本数(売買単位:100株)10,120本
仮条件決定日12/3
BB期間12/7~12/13
公開価格決定日(当選日)12/14
申込期間12/15~12/20
上場日12/23
主幹事証券野村證券
幹事証券SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
東海東京証券
SBI証券

事業規模

想定価格3,030円
上場時発行済み株式総数4,286,000株
想定時価総額129.9億円
吸収金額30.7億円
案件規模小型案件

企業業績



では、また!!

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のんびりとした資産運用が長い「令和のIPOおじさん」です。
「老後資金2000万円問題」を切っ掛けにIPOに本格参戦!!

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・新規上場会社のリスク分析(初値予測やBBなど)
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