Top

Info

自然と文明の狭間で

~ 伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実 ~

くり

image

里山では秋になると2種類の栗の実が落ちる。1つは自生している原生種(いわゆる「ヤマグリ」)で、もう1つは人為的に植えられた栽培種だ。栗は実をつけるようになるまでの年月が比較的短く(桃栗3年、柿8年、ビワは10年以上)、田舎暮らしを始める人に好んで植えられるが、そのうち住む人がいなくなり放置され、誰も拾わない実を猪鹿などの害獣が食べに寄ってくるという好ましくない結果に至りがちである。

image
image

我が地においては昨年まで前者のヤマグリが実を落としていたが、台風で栗の木が幹から折れてしまった。ところが入れ替わるように、今年から栽培種が実るようになった。元のオーナーが植えたものだ。写真はその栽培種。詳しい品種はわからないが、ヤマグリに比べ大粒になるのが特徴。ただ、栗の実にはゾウムシの一種が好んで産卵し、実が地に落ちると内部で育った幼虫が写真のように穴を空け出て、地中に移動する。運悪くその仮住まいとなった実はその後人間が食べるには適さない(廃棄)。

image

集めた実はおよそ日持ちがしないので(すぐ傷む)、圧力鍋で蒸すかフライパンで炒るなどして早めに調理する。調理後は割り、スプーンで中をほじくり出して食べる。ホクホクして甘く美味しいが、さほどスイーツ狂でない私は、栽培種の大栗でもだんだんこの作業が面倒くさくなってくる。小さいヤマグリは尚更だ。そんなこともあって、季節物として毎年せいぜい1~2回調理して食べるのがいいところ。これが生のまま食べられるトマトだったらどんなにいいかと思ってしまう私は不精者だろうか?(笑)イガの棘も刺さるとヒリヒリ痛いので片づけるのが大変なのよね(放っても置けないしね)。

リアクション&レスポンス

・リアクション機能はどなたでもお使いになれます。アイコンを選んで投票すると詳細が表示されます。

・コメントは、"Start (Join) the discussion(コメントを投稿する)"と書かれた部分が入力欄です。使用言語は問いません。内容記載後 "Comment" ボタンをクリックすると投稿されます。Name(名前)欄をクリックして下方に現れる "I'd rather post as a guest(ゲストとして投稿する)" にチェックを入れると、パスワード入力欄が消えてゲストでも投稿可能になります。ただし本人認証のため、最初の1回のみ名前とメールアドレスの入力が必要となります(もちろんメールアドレスは非公開です)。セキュリティ認証"私はロボットではありません"が出た場合にはチェックを入れ、下方の矢印ボタンをクリックすると内容が送信されます。初めてのコメントは管理者の承認後に掲載されますのでしばらくお待ちください。既存のコメントに返信する場合は"Reply(返信)"をクリックして下に現れる入力欄を使用してください。"Subscribe(更新を受取る)"にチェックを入れておくと随時更新情報が通知されます。

ATTENTION : Inputs made on web translated pages may not appear on the original page.