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自然と文明の狭間で

~ 伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実 ~

はとむぎ

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健康食の代表格としてその名前が浸透しているハトムギ。その実が野草として定着しているジュズダマ(今の若い人は知らないかなあ)と見た目そっくりなのは近縁種だから。いずれも食用になるが、実の外殻に光沢が少なくあまり硬くないのがハトムギの特徴。ちなみにジュズダマは多年草らしい。

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こぼれ落ちた種から容易に発芽するので直播きでもいいのだが、発芽直後に害虫類に狙われやすいので、ポット播きしてある程度の大きさになってから定植する。どんな場所でもそれなりに適応して育つので、他の夏野菜を定植し終わった後、残った辺鄙な場所に植え込むことが多い。条件が良いと写真のように1m程の丈にもなる。

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夏の終わり頃、先端の実の色が茶色に色づいたら収穫適期で、多少緑色のものでも全て穫ってしまう(写真上)。熟すのが早いので、収穫後数日置いておけばそれらも茶色に変わる(写真下)。

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食品として市販されているハトムギは、収穫した実から機械で外殻、薄皮、渋皮と順に取り除いて精白したものが主である。前述のように外殻はさほど硬くないので手で剥くことも可能だが、こんなの一粒一粒とてもやってられない(呆)。炊いて食べる訳じゃなく、煎じてハトムギ茶を作るなら何も取り除かなくていいだろう。よって、そのままフライパンで炒って焙煎していく。加熱時間は個々の好みによるが、写真のように深煎りすると外殻にも充分熱が通っているので、つまんでボリボリと食べることもできる。

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焙煎した実を煮立ててハトムギ茶を作ってもいいが、私の場合はインスタントで飲めるように電動ミルをかけて粉末にする。いろいろ試したが、深煎りしたもの方が細かく滑らかに挽ける。浅煎りの場合はどうしても外殻が荒く残る。いずれにしても茶漉しのようなスクリーンで濾して飲むのであれば問題はない。

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粉末は熱湯を注げばすぐに飲める。その味はムギという名を冠しているだけあってオオムギを使った麦茶に似ているが、仄かに感じる甘みはハトムギがむしろトウモロコシに近い種であることを納得させる。

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