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自然と文明の狭間で

~ 伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実 ~

たまごたけ

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我が家周辺の森では、蒸し暑さを感じる梅雨の半ば頃になると、地面から真っ赤な色をしたキノコが現れる。マリオやルイージなら決して見逃さないところだが、不思議と鹿や猪が食べている形跡はない。この鮮やかな色のせいだろうか?

キノコに限らず、派手派手しい色の生き物(人間を含む)にはおよそ毒があるという先入観(あるいは本能)により、我々もしばしばそれを敬遠する。ところがある生物に至ってはそれを逆手にとって、毒もないのに派手な装飾をして敵を欺くのだ。

そして私も「やばい色のキノコには手を出さないほうが無難」と吹聴する。でも私は知っている(小声)、実はこれがタマゴタケという旨いキノコであることを(秘)!

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傘が開くとこんな感じ。やや黄色みを帯びてくる。いずれにしても森の地面は地味な色なので、遠くからでもその発生を見つけやすい。

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さらに最近は大まかな発生エリアを把握しているので、探索は合理的だ。この日は数分でこれだけの収穫。夕食に使うには充分な量だ。ちなみに下部の白い「タマゴ」の部分も美味しく頂ける。

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タマゴタケの魅力は食感より旨味にある。しかしそれは流れ出しやすいので、調理前の洗浄は手早く最低限にとどめる。大量の水に浸して揉み洗いなどはタブーだ。

料理は炒めるのも良いが、汁にするといいダシが出る。写真は刻んだタマゴタケ、油揚げ、青ジソを使ったシンプルな味噌汁。少し煮込んだだけで鮮やかな色は汁の方に移り、具自体は白っぽくなる。そのぶん汁の味は絶品。特に少し冷めてきてからその味が際立って旨い。きっと鍋やシチューに使っても美味しいだろうけど、いかんせん蒸し暑い時季の収穫なのでそれはないな~(惜)。

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