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自然と文明の狭間で

~ 伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実 ~

田舎暮らしと車について

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公共交通機関が充実している都市部と違い、田舎では自動車がどうしても必要となってくる。ちょっとした移動目的だけなら小型バイクでも用は果たせるだろうが、大量の食料買い出しや、ゲストのピックアップは四輪車のほうが都合がよい。さらに農作業をしたり家屋や設備を修繕したりする場合には資材運搬が伴うので、軽トラックとかワンボックス車が便利だ。

写真は私の所有する軽のワンボックス車。新車で購入してからかなりの年数が経ち型式は古くなってしまったが、走行距離はさほど多くない。長いこと出張族で自分のアパートにもなかなか帰ってこれなかったし、帰ってきたところでプライベートで車走らせて遠出する気にはならなかったからね。ただ何度か繰り返した引越では荷物運搬に活躍した。

幸い今住む場所は道も酷い悪路はないし、冬季も降雪や路面凍結とは無縁なので四駆やスノータイヤといった装備までは必要としない。とはいえ、自動車の所有には便利さと引き替えに多大な維持費が掛かる事に変わりはない。無収入の私にとっては公的保険料に次ぐ大きな負担である。

そもそも自分は車の運転が好きではないが、さらに近年の化石燃料高騰もあって、移住後は2~3週間毎の買い出し以外は極力乗らないようにしてきた。当然これは経費節減に繋がるものだと考えていたが、いやあ少し甘かった。皮肉なもので、自動車は乗らな過ぎても逆に痛むのだ。最近はプーリーに発生した錆が駆動ベルトを早期に劣化させ発電不良となることでバッテリーが上がり、車が突然止まってしまうというトラブルに何度か見舞われ、不用意な対応と支出に頭を抱えている。

まあそれでも部品を交換して乗れるうちはまだ良しとしなくてはなるまい。年齢を重ねていけばいずれ人間の方が身体劣化で運転不能となる。自動車のように部品交換で機能復活という訳にはいかない。技術が進み自動運転車あるいはそれに代わる他の安全な乗物が開発普及すればいいが、間に合わなければ山奥での田舎暮らしはそこで終焉を迎えることになるだろう(先に飽きたり逝くかもしれないけどね)。

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