海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

釣りごはん マダイのポワレ ほか

先日釣ってきた魚たちを3日間かけて食べつくしました。
しかし、ちょっとしたミスで3日目の料理の写真を撮り忘れてしまいましたが、それらも含めてレシピなどをご紹介します。
なお、先日の釣行の模様は下記のバックナンバーをご覧ください。
seiun-k.hatenablog.com
seiun-k.hatenablog.com
刺身系は別にレシピも何もありませんが、イサギはあぶってあげた方がやはりうまいです。
あぶる際、私はアルミホイルを2重にひき、その上に皮つきのイサギ(皮に切れ目を入れておきましょう)の切り身を乗っけて、バーナーであぶっていきます。
もし、このとき稲わらがあるのであれば、屋外で稲わらであぶってあげる方が、水分がよりつかないので、よいと思います。(高知のカツオのたたきが美味しいのは、それです!)
あぶり終わった後は、すぐに氷水に切り身を入れてください。(熱が回るのを防ぐため。)
こうすることで美味しいイサギのあぶりができあがります。
刺身はやはり群を抜いて、イサギのあぶりとシマアジが美味しかったです。

f:id:seiun_k:20200410143127j:plain
左からシマアジ、イサギの刺身、イサギの炙りです。
f:id:seiun_k:20200410143251j:plain
一番右がマダイの刺身です。

タイの白子をポン酢で

大きな51センチのマダイはオスで、すごい量の白子が入っていました。
写真はその半分です。
まずお酒に3分ほど漬け込みます。(←これが臭みを完全に抜きます。)
そして沸騰したお湯に10秒程度くぐらせます。
くぐらせたものを氷水に入れて、適当なサイズに切り分ければ完成です。
味は非常にクリーミーで、口の中でポン酢と合わさり、最高の味わいになります。
今しか味わえない珍味です。
白子は絶対捨てないようにしてくださいね!!

f:id:seiun_k:20200410142443j:plain
左はカイワリの刺身になります。カイワリも非常に美味でした!

タイとホウボウの魚卵を煮付けで

まずお鍋に水、酒、みりん、濃口醤油、砂糖を入れます。
甘辛いなと思うくらいがベストだと思います。
沸騰したら、魚卵をぶち込みます。
弱火に火を変えて、アルミホイルで落し蓋をし、5分煮詰めて火を止めて冷まします。(←これ重要)
食べる前にまた火を入れれば完成です。
こちらも半分の量になります。
ホウボウはかなりたくさんの卵をもっていました。

f:id:seiun_k:20200410142952j:plain
大きい方がホウボウ、小さい方がマダイです。

タイとイトヨリの合わせ飯

米を食べる分だけ洗っておきます。
タイとイトヨリのアラと切り身に分離し、アラは熱湯をかけたあと(←臭みをとるのに重要な作業です。)、沸騰したお湯にぶち込み、煮込んでいきます。
このときに一緒に醤油と、和風だし、酒を少々入れるとよいでしょう。
10~15分ほど煮込んだら、ざるでだしのみ濾します。
それを規定の分量まで入れて、最後に切り身を乗せて、炊飯器のスイッチを入れます。
炊き上がったら、青ネギを刻んだものを炊飯器に入れて、切り身をほぐして全体をかき回して蒸らします。
2分ほど置いたら完成!
タイだけでも美味しいのですが、イトヨリも一緒に入れることで、更に味が上がります。
イトヨリとマダイを同時に釣らなくてはいけませんが、ぜひ釣れたら試してほしい一品です!

マダイのポワレにほうれん草としめじを添えて

まず皮つきのマダイに塩コショウを振り、水分をキッチンペーパーで吸います。
ある程度水分を吸わせたら、今度はマダイにまんべんなく片栗粉をまぶして、塗ります。
フライパンにオリーブオイルを垂らして、マダイを皮を上にして強火で焼いていきます。
2分くらいたてば、今度は皮目を下にして、ふたをして5分ほど焼きます。(←水分が全体的になくなって皮目に焼き跡が付けばOK!)
そしてバルサミコ酢を全体にふりかけ、煮詰めて完成です。(バルサミコ酢の代わりにシェリービネガーでも構いません。)
まず魚をお皿に盛りつけます。
次にフライパンは洗わずにほうれん草としめじをオリーブオイルで炒めて、塩コショウで味付けします。
ほうれん草がしなっとなったら、先ほどの魚の横に添えれば完成です。
バルサミコ酢のソースを少しかけて食べれば、ご飯がすすみます。

最後に

このように一度大量に魚を釣ってしまえば、たくさんの料理を楽しむことができます。
みなさんもマダイ釣りに行き、美味しい料理を食べてみませんか?