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雑談#11 宮迫博之・田村亮の謝罪会見ならぬ暴露会見で窮地に追い込まれた吉本興業

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以前雑談#8で記事にした闇営業騒動。
雨上がり決死隊宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号田村亮さんが
先日2019年7月20日(土)に謝罪会見を開いて潮目が変わりました。
あの会見で話していたことがすべて本当だとすると
吉本興業は今度こそ迅速かつ誠実な対応をしないと
抱えている多くの所属芸人さんたちを失うことにもなりかねない、
それぐらいインパクトのある会見でした。
吉本興業側の話も聞いた上でいろいろ判断したいところもあるので
今回は宮迫さんと亮さんの謝罪会見を観た感想をメインにした記事にしています。

7月22(月)に吉本興業のトップの記者会見があるそうなので
それを見てまた別途記事にしようかなと思っています。

それでは今回のお品書きはこちらです。

ちなみに前回の闇営業騒動の記事はこちらです。
まだ読んでいない方はこちらも読んでいただけると
私の闇営業騒動に対する考え方をご理解いただけるかなと思います。

tsukumogatari.hatenablog.com

それから、まだ二人の謝罪会見をご覧になっていない方は
こちらからご覧になれます。

www.youtube.com

 

1.宮迫さんと亮さんの謝罪会見の様子と率直な感想

この謝罪会見、ネットによるライブ配信のみでした。
TV局でこの会見をライブで流したという話は聞いておりません。
吉本興業岡本社長が言っていたという
『在京5社、在阪5社のTV局は吉本の株主だから大丈夫』という発言の意味は
こういうことなんでしょうか。

また、この前日に宮迫さんは吉本興行より契約解除をされていました。
この会見始まった時にはまだ発表されておりませんでしたが、
亮さんも会見の中で自分も契約解除のはずだと言っていました。
(会見中に解除の報道があったり解除はしてないという報道がされたり二転三転していましたが)
つまり、二人は何の後ろ盾もなくあの会見の場にいたことになります。
喜ばしい出来事の会見だったらそれでもいいでしょう。
しかし、謝罪会見です。世間を大きく騒がせることになった闇営業に関しての。
守られているものが無い状態であれだけの報道陣の前に立つことが、
どれほど勇気がいることか。
私には同じ立場であったとしてもできないかもしれません。

二人ともしばらく見ない間に少しやせ細りやつれたのではないかという印象も受けました。
正直な話、記者の方たちの質問が稚拙とまではいわないまでも
核心をつくような鋭い質問などが少なかったのが残念でしたが、
宮迫さんも、亮さんも、すべての質問に対して真摯に丁寧に答えていると私は思いました。
元々二人のファンの方たちなどは、きっとこの会見を辛くて
見ていられないぐらいだったのではと思うぐらい
過去に観たことのないような胸が締め付けらる息苦しい会見でした。
そして、二人とも嘘はついていない、真実を話しているなと実感しました

とはいえ間違いを起こしたことは、どんな理由であれ責められても仕方がないと思います。
そこは誠実に謝罪をして、真摯に批判を受け止め更生していかなければなりません。
この謝罪会見で2人に対する同情が強くなりすぎて肝心な部分をうやむやにはしてはいけないと思うのです。
それは勇気を出してこの会見に臨んだ宮迫さんと亮さんに対しても失礼なことだと思います。
私が宮迫さんや亮さんが今回の闇営業騒動の一件で一番問題だと思うのは、
ギャラをもらっているのに嘘をついたことです。
今回の謝罪会見でその辺の経緯についても正直にお話していたので
嘘をつき続けることになった理由も理解していますが、それはそれとして
嘘をつかなければここまで大きな騒動にならなかった可能性が大きいでしょう。
この嘘をついていなければ、反社会的組織と知らずに営業にいったのが真実であれば、
知らずに行っていたとはいえすみませんでした、の一言二言と
少しの間の謹慎処分で終わっていたのではと思います。

知らなかったにしても、反社会的組織からお金をもらっていたことを
強く批判される人もいるかもしれませんがよく考えてみてください。
反社会的組織からお金をもらっているのは芸人さんだけではないですよね。
あの忘年会の場を提供したお店なりホテルなりもお金をもらっているはずじゃないですか。
芸人さんたちはそのタレント性が故に矢面に立たされているだけです。
なんだったらその忘年会の場を提供した側は謝罪しなくていいのかと思うぐらいです。

そういうわけでそれ相応の報いは受けないといけないとは思いますが、
謹慎期間なのかボランティア活動の期間なのか、
その報いは甘すぎず厳しすぎない程度のうまい落としどころで決まればいいなと思います。(もちろんこれは明確に反社会的組織との繋がりが無いこと前提ですが)


さて、今回の会見は謝罪会見というよりも暴露会見でした。
宮迫さんと亮さんの吉本興業に対して湧き上がってきた不信感が
よく伝わってきましたが、謝罪会見の観点から見たときに腑に落ちていない点があります。
それは、宮迫さんのギャラの受け取りの話です。
あの回答でみんなが納得するのであればそれはそれでいいですが、100万は大金です。
お酒を飲むと泥酔して何も覚えていないことが多いという話で一貫はしていましたが
本当なのかなぁと。お釣りうんぬんも言ってましたが、お釣りだってそれなりの額だったのでは。
この部分は記者さんたちにもっと頑張って突っ込んでもらいたかったところです。

あとこれは余談ですが、どこぞのリポーターは「オフホワイト」にちなんで色を聞いていました。
この会見の場にには相応しくない、とんでもなく失礼無礼な質問でした。
真摯に向き合おうとしている宮迫さんと亮さんに対して本当に失礼です。
あのようなリポーターは二度とこういう会見には来ないでほしいです。


2.まとめ

ビートたけしさんがこの件でTV番組で非常に怒りをにじませたコメントをされていました。
聞いていて涙が出そうになるぐらい芸人さんたちに対する深い愛情を感じると同時に
吉本興業に対する憤りが深く突き刺さるコメントだったと私は思います。
私はたけしさんがあんなに怒りに震わせながら話をするのを見たことがありません。
いつ、どんなネタでもお笑いネタにしようとする人がそれをしなかったんです。

それから、ダウンタウン松本人志さんがこの会見を受けて、
吉本興業の会長と社長の二人と話して7月22日(月)の会見を約束させたようです。
また、松本さんの番組である7月21日(日)のワイドナショーは急遽生放送になり、
宮迫さんと亮さんの謝罪会見を受けての特番になりました。
番組の中で吉本興業の中に松本人志直轄部署みたいなものを作ってもらって
失敗した若手などの面倒を看るようなこともおっしゃっていました。
明石家さんまさんも同じような動きをしているのだとか。

このお三方の言動には、いつもに増して賞賛の嵐がSNSで巻き起こっていましたが、
お笑い芸人としてではない動き方を世間に見せる状況は3人とも不本意なのではないかと思います。
だとしても、改めてお三方の人間としての素晴らしさ、器の大きさを感じました。

あと正直な話、さんまさんが会長で松本さんが社長になった方がいいのではないのでしょうか。
半分冗談ですが半分本気でそう思います。

今回はここまでにしておきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!