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傀儡国家「クルディスタン共和国」 ~イラン侵攻 その3~

1941年8月のイラン侵攻以来、イランに「駐留」していた英ソのうち、イギリスはドイツ敗戦後撤退したが、ソ連は留まり続け、イラン北西部のアゼルバイジャンとクルドのイランからの「独立」を教唆、クルドでは1946年1月、イラン・クルディスタン民主党がソ連の軍事力を背景として「クルディスタン共和国」の「建国」を宣言、マハーバードを「首都」とした。


これに対し、イラン政府は、1946年4月に北部石油開発の独占権を持つソ連とイランの共同出資会社(ソ連51%、イラン49%)を設立することを条件にソ連軍の撤退を認めさせた。


ソ連軍撤退後、イランは12月に政府軍を投入し、12月15日、「クルディスタン共和国」は崩壊した。



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