XM(エックスエム)のレバレッジを調べました。
このページではXM(エックスエム)のレバレッジについて説明しています。
XM(エックスエム)では口座タイプによって、有効証拠金によってレバレッジ変わります。
その辺りを詳細に説明しましたので最後までご覧下さい。
XM(エックスエム)は口座タイプ毎にレバレッジが違う
XM(エックスエム)にはスタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座、3種類の口座タイプ(種類)がありますが、最大レバレッジが口座タイプによって違います。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|
最大レバレッジ888倍 | 最大レバレッジ500倍 |
このようにスタンダード口座とマイクロ口座は最大レバレッジが888倍、Zero口座が500倍となっています。
そもそもレバレッジ888倍、500倍だとどれ位の取引が行なえるのか分からない方もいると思うのでちょっとだけ説明します。
レバレッジ888倍・500倍1万通貨あたりの必要証拠金(2019/07/24時点)
レバレッジ |
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | NZD/JPY | CAD/JPY |
---|---|---|---|---|---|---|
500倍 | 2163円 | 2410円 | 2690円 | 1510円 | 1448円 | 1646円 |
888倍 | 1218円 | 1357円 | 1514円 | 850円 | 815円 | 927円 |
これがXMで必要なレバレッジ888倍、500倍の必要証拠金になります。
当然この金額だけでトレードを行なう事はできません。この金額+含み損(損失)に耐えられる金額が必要になります。
例えばレバレッジ888倍のUSD/JPYを10000通貨取引するのに必要な証拠金は上記表の通り、1218円です。
これに10000円を追加し口座残高が11218円の場合は、約1円(100pips)の含み損(損失)まで耐えられる計算になります。(実際は強制ロスカットが証拠金の20%なので、110pipsくらいですかね)
話を本線に戻しますが、XM(エックスエム)ではこのように口座タイプによって最大レバレッジが異なりますが、実はあるタイミングから全口座タイプのレバレッジが同じになります。
次はこの部分を説明していきます。
有効証拠金の額によってレバレッジが規制される
あるタイミングというのは、有効証拠金が一定の金額以上になった場合になります。
一定の金額になるとレバレッジ規制が入り、レバレッジが制限される仕組みになっていてXMではレバレッジの引き下げが2段階あります。
有効証拠金が200万円以上になると200倍に引き下げられる
まず最初にレバレッジ規制されるのが有効証拠金が200万円以上になった時です。
初めから口座に200万円以上入金してトレードを開始される方もいると思いますが、殆どの方は最初は200万円以下で始めると思います。
ですので最初(有効証拠金200万円以下)は最大レバレッジで取引を行なえますが、その後利益が出て有効証拠金が200万円を超えるとレバレッジが200倍に規制されてしまいます。
そして有効証拠金200万円以上でレバレッジが200倍になるのはスタンダード口座もマイクロ口座もXM Zero口座も全て同じタイミングです。
有効証拠金200万円以下の時は最大レバレッジが888倍、500倍と違っていましたが、ここからは全口座タイプ一緒になります。
ではレバレッジが200倍になると必要証拠金が幾らになるか見てみましょう。
レバレッジ888倍・500倍・200倍1万通貨あたりの必要証拠金(2019/07/24時点)
レバレッジ |
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | NZD/JPY | CAD/JPY |
---|---|---|---|---|---|---|
200倍 | 5407円 | 6025円 | 6725円 | 3775円 | 3620円 | 4115円 |
500倍 | 2163円 | 2410円 | 2690円 | 1510円 | 1448円 | 1646円 |
888倍 | 1218円 | 1357円 | 1514円 | 850円 | 815円 | 927円 |
レバレッジ200倍だと単純に必要証拠金が888倍の4倍強、500倍の2.5倍になります。
有効証拠金が1000万円以上になると100倍に引き下げられる
レバレッジ規制は2段階あるとお伝えしましたが、次は有効証拠金が1000万円を超えるとレバレッジが100倍に制限されます。
このタイミングもスタンダード口座・マイクロ口座・XM Zero口座、全て同じです。
では同じようにレバレッジが100倍になると必要証拠金が幾らになるか見てみましょう。
レバレッジ888倍・500倍・200倍・100倍1万通貨あたりの必要証拠金(2019/07/24時点)
レバレッジ |
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | NZD/JPY | CAD/JPY |
---|---|---|---|---|---|---|
100倍 | 10814円 | 12050円 | 13450円 | 7550円 | 7240円 | 8230円 |
200倍 | 5407円 | 6025円 | 6725円 | 3775円 | 3620円 | 4115円 |
500倍 | 2163円 | 2410円 | 2690円 | 1510円 | 1448円 | 1646円 |
888倍 | 1218円 | 1357円 | 1514円 | 850円 | 815円 | 927円 |
レバレッジ100倍なので必要証拠金は200倍の2倍という事になります。
レバレッジ制限はここまでです。有効証拠金が1億になろうが10億になろうが100倍ですのでご安心を。
レバレッジ制限(規制)を回避する方法はあるのか?
できればレバレッジは最大の888倍で取引を行ないたいものですが、レバレッジ規制を回避する方法はあるのか?
あるにはありますが、ただ単に有効証拠金を200万円以下、あるいは1000万円以下にするという事しか出来ません。
常に200万円以下、1000万円以下にする為に都度出金を行なってレバレッジ制限ラインを超えないようにするしかありません。
実際に行なっている方は少なくないと思いますが、最近XMの出金方法が大きく変わってしまい、安易に出金を行なえなくなりました。
これまではレバレッジ規制に掛からないように、bitwalletやSticPayといった出金手数料が無料の電子マネーへ出金を行なえていましたが、bitwalletは2019年4月に、SticPayは2019年6月にそれぞれ利益分の出金を行なえなくなってしまったのです。
ですので現時点(2019年7月)で有効証拠金を調整する(出金する)手段は海外送金のみとなります。(海外送金は中継銀行手数料などが2000円〜5000円程度必要)
この部分は各自の判断になりますが、毎回数千円の手数料を支払って有効証拠金の調整を行なうか、甘んじてレバレッジ規制を受け入れるか、どちらかになります。
「たった数千円なら別にいいよ」って方もいるでしょうし、「毎回数千円の手数料も払いたくない」って方もいると思います。
それぞれに投資スタイルや利益も全然違いますから、各自の状況に合わせて選択して下さい。
スキャルピングなど短期売買でハイレバレッジ取引を行ないたい方はレバレッジ調整が必要になるかもしれないですね。
レバレッジ制限(規制)を解除するには?
この場合のレバレッジ制限(規制)解除というのは、レバレッジ規制ラインを一度超えた後に下回った場合の事です。
レバレッジ規制ラインを超えると自動的にレバレッジが規制されますが、実はレバレッジ規制ラインを下回っても自動的にレバレッジは戻りません。
どうすれば規制が解除されるのかと言うと、XMのサポートへ直接連絡を行なわなければいけません。
レバレッジ規制ラインを下回ったらXMのサポートへ氏名や口座番号、内容(規制解除)を連絡してあげればレバレッジ規制は解除されるはずです。
イベント時のレバレッジ規制
ここまで説明してきたレバレッジ規制は有効証拠金によるものでしたが、自分ではどうしようもないレバレッジ規制も存在します。
それは大きなイベント時です。
例えば最近だとイギリスのEU離脱に伴う国民投票。
こういった大きなイベントはそうそう頻繁にはありませんがこのような時にはレバレッジが規制されるんだという事は頭に入れておいて下さい。
XM(エックスエム)のレバレッジ制限(規制)まとめ
最大レバレッジ888倍が最大の魅力であるXMなので、有効証拠金次第でレバレッジが下がる事をしってガッカリされた方もいるかもしれませんが、有効証拠金は調整可能ですし、何より国内のFX会社の最大レバレッジが25倍というのを考えたら100倍でもまだまだ高いレバレッジと言えます。
また、スキャルピングなどの短期売買を行なう方以外であればレバレッジ200倍や100倍あったらそれ程困らないと思います。
これまでのように気軽に出金を行なえなくなったのは残念ですが、有効証拠金調整したい方は数千円(2000円〜5000円)の手数料を支払ってレバレッジ規制を回避して下さい。
とりあえず、この記事を見ている方の大半は有効証拠金が1000万円以下、200万円以下だと思うので、その辺りまで利益をあげられるようになってから考えても遅くはないと思います。
今は200万円、1000万円稼げるようになるように頑張りましょう!
それではこの辺りでXM(エックスエム)のレバレッジの説明を終わりたいと思います。
最後まで閲覧頂きありがとうございました。