図書館に行った時に目に留まりました。
 『山を買う楽しみ』というタイトルの本で、表紙には、あばれる君がキャンプをしている写真、本文中にもあばれる君の体験が載っています。

 山林や田畑の世話ができずに、持て余している私にとっては、???の本です。



 今の時代、山にはほとんど資産価値がないので、お小遣い程度のお金で買うことができます。

 しかし、きっと買ってから後悔すると思います。
 
 本の後半に、申し訳程度に「山を持つリスクも知っておこう」という2ページがありました。

 ①傾斜地が多い、②整地費用がかかる、③ライフラインの確保が難しいの他に、固定資産税のこと、野生動物の被害、携帯電話の届かないところがあるなど、⑪項目が並べられています。

 この2ページ、とても重要です!

 近くまで自動車が入る林道があって、土地が平坦な山は、ほとんどありません。

 電気、ガス、水道、トイレは、当然ありません。

 手入れを怠ると、雑木、雑草、倒木などで、すぐに荒れ果ててしまいます。

 キャンプをするのなら、ちゃんと管理、手入れがされているキャンプ場に行ったほうがいいと思います。




 私が親父から相続した山林は3か所あります。
 1か所は、林道からあまりにも遠くて、まだ一度も行ったことがありません。

 あとの2か所も、急斜面をけっこう登ります。
 
 以前にUPしたことがある裏山です。

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 かなりの急斜面で、なおかつ岩山です。

 一昨年の台風でたくさんの木が倒れました。

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 木が折れるのではなくて、根が地面から剥がれて倒れています。

P_20191016_095441

 いたる所に倒木があります。

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 片付けることもできずに放置しています。

 こんな場所でキャンプをしたら、山火事になります。

 キャンプをするならキャンプ場がいいと思いますが、近所のキャンプ場は、いつも混雑しています。
 かなり、密です。

 最近は、真冬でもテントを張っている人がいます。

 別荘地がいいかなとも思いましたが、嫌な思い出があります。

 大学院のゼミの教授が、和歌山県と信州に、別荘を2つ持っておられました。

 大学院1年目の夏のゼミ合宿は、教授の和歌山の別荘でした。
 別荘に着いて、すぐに皆で草むしりや部屋の掃除をしました。

 ゼミは別荘で、食事と宴会は近くの旅館でした。
 院生は旅館に泊まり、教授を別荘に送っていくという旅行でした。

 2年目のゼミ合宿は、教授の信州の別荘で、1年目と同じパターンでした。

 教授も、別荘を持て余していたのではないかと思います。


【関連ページ】

(昔、山林は財産でした。)


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