昨夕、一匹の「女王蜂」が元気なく空の巣箱の周りをうろついていました。
 「スズメバチ」や「アシナガバチ」の「女王蜂」は単独行動をしますが、
ニホンミツバチの「女王蜂」は通常、単独行動はしないと聞いています。また、巣から出るのは交尾の時ぐらいです。

 過日、「 ニホンミツバチ 」の近況です。をUPしました。
 
 誰も興味はないと思うのですが、果樹園に巣箱を5m間隔で3つ設置しています。

A 西側の巣箱です。
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 一昨年、この巣箱に分蜂群が自然入居しました。そして、昨年の春にAから分蜂した群を「強制捕獲」してBの巣箱に入れました。その後、昨年夏にAの群は「巣落ち」で消滅しました。
 今春、このAの巣箱に「待ち箱ルアー(分蜂誘引剤)」を吊して、分蜂群を待ちましたが来てくれませんでした。(空のままです。)

B まん中の巣箱です。
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 昨年の春にAの巣箱から分蜂した群を「強制捕獲」して、この巣箱に入れました。
 一昨年にAの巣箱に自然入居した「女王蜂」が、Bの巣箱に来たことになります。
 新しい「女王蜂」が誕生すると、古い方の「女王蜂」が巣から出て行きます。
 昨年夏に台風で巣箱が倒れたり、今年の2月からの「子捨て」など心配な巣箱です。

C 東側の巣箱です。
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 この巣箱は、「待ち箱ルアー(分蜂誘引剤)」を利用せず、「ミツロウ」を塗って分蜂群が来るのを待っていましたが、ずっと空のままです。

 昨夕に見た「女王蜂」は、Aの巣箱に来ていました。
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 Aの巣箱に吊している「待ち箱ルアー(分蜂誘引剤)」のネットにいました。
 この巣箱にはこの「女王蜂」だけで、他の働き蜂は見当たりません。
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 働き蜂より大きくて、黒い色をしています。
 
 多分、消滅しかけているBの巣箱から出てきたのではないかと思います。
 そうだとすれば、なぜ、出てきたのか分かりません。
 新しい「女王蜂」が誕生したのなら、「雄蜂」が見られるのですが、「雄蜂」はまったくいません。
 Bの巣箱の「女王蜂」なら、一昨年にこのAの巣箱に来た「女王蜂」ということになり、古巣に帰ってきたことになります。

 どのように対処していいか分からなかったので、自然に任せ、そのままにしておきました。

 今朝、朝一番に見に行きました。Aの巣箱の側にある小さな蜘蛛の巣にかかって死んでいました。
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 Bの巣箱は、まだ、時々「働き蜂」が出入りしています。しかし、花粉を運んでいる蜂はいません。

 もう少し様子を見て、巣箱の上から点検し、消滅なら、残っている「蜂蜜」を回収しょうと思います。

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