2020年2月2日日曜日

宇治川ラインのメイプルリーフ A.LMON

大津市瀬田まで往復。寒いかなと冬ジャージの上にウィンドブレーカまで着込んで走り出しましたが、1時間もすると暑くなりました。皆さんどうやって調節しているのでしょうか。

R307は新名神と天ケ瀬ダム工事のダンプカーがわんさか走ってます。いつもながらにクワバラクワバラと唱えながら宇治川ラインへ。今日は宇治川ラインまでに交互通行2ヶ所、宇治川ラインでは宵待橋付近で1ヶ所と、交通規制はそれ程でもありませんでした。しかし、山の中の臨時信号、見通せる場合は無視して来る車いますからね、危なかった。
湖西の山々 冠雪しています
11時半に南郷に着いて、プティブランのイートインでお昼食べて、唐橋まで走りました。往路は風向きも良く、少々雨が降ったものの快適。瀬田川の東側の川岸を走り、カモたちが水草食べるのを観察し、洗堰から戻ります。今度はややアゲインスト。立木観音が大賑わいですが、そこを過ぎると交通量も少なく、せっせと走って曽束大橋を渡り、宇治川ライン後半戦へ。喜撰山発電所を過ぎ、カーブをくるーっと回ると扇状型に開けた場所に、大きなカナダ国旗がパタパタ。え?こんな所に領事館、な訳ないからカナダの人が何か始めたんかなと停止。見るとCafeの看板。奥の方に小さな白い建物があります。いつの間に…。

我が愛車たんちょう号もカナダブランドですから行ってみようと(トイレも借りようと)、未舗装坂を押し歩き登ってゆくと、スキー場の天辺のリフト乗場付近のレストランみたいな建物が。中から女性の方が出ていらして、いらっしゃいませ。
室内はall・木。すごい。完全ログハウス。お昼のプティブランではコーヒーマシン故障で飲めなかったので、こちらで頂きました。で、マスター(オーナー)のお話伺ってびっくり仰天。いちいちびっくりなので箇条書きにすると

〇屋根から何から全部自分で建てられたそうな(クレーンも使わず)
〇建築原価は限りなく低い(建物本体は事情により0だそうで)
〇土砂崩れにもめげず、一人でコツコツ作られた(エライとか凄いとしか言いようない)
〇テーブルの天板は崩れて来た杉の木(きれいに製材されてる)
〇カップはお友達の信楽焼のセミプロ作(キミちゃんちゃうよ)
〇入口上のカナディアンカヌーや木製パドルも自作品(美しい!)
〇周囲の山全部を借りている(ほんで?と思ってしまった)
〇建具もみんな貰ったもの(タイプが全部違う)
〇全てに渡って手造り感満載(手造りですから)
不屈のマスターです(顔出し許可済み)
そう、店の名前は A.LMON(あるもん) あるモンで作ったからだそうです。
営業は金土日のみですが、私の場合、大津まで走る時に丁度真ん中らへんで、休憩したくなる場所です。心配な点は二つ。背後側面の山は崩れて来ないのか(背後に砂防ダムはありました)、ほんまにやっていけるのか、です。後者は営利目的ではなさそうなので、ひょっとしたら光熱費賄えればいいだけかも知れません。余計なお世話かも。こう言う一連の話を聞くだけでも面白いので宇治川ライン走行の皆さまは是非パーキングエリアとしてご利用ください。但し、建物前までは地道ですから走行注意です。本日走行97.5km。
手造りカヌー(フネはきれいです)
奥には薪ストーブ、テーブル下には火鉢完備です
なお、マスターさん(お名前聞いてない)、モンベルの店頭に飾られているハーフカットのカヌーを全部作られたそうです。(驚嘆)。47店舗とか仰ってたので、半分ずつとしても24艇建造したって事。

造船所やん…。

※ 2/2は木津川マラソンのため木津川CR、多分通行規制かかります。お気を付けください。

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