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『ウルトラマンティガ』 第37話 「花」

2019年 04月17日 20:26 (水)

『ウルトラマンティガ』 第37話 「花」


『ウルトラマンティガ』 第37話 「花」



関東地方の桜のシーズンには間に合いませんでしたが、桜の時期に持って来いのお話「花」のレビューです。


実相寺昭雄監督が、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』で見せてくれた実相寺ワールドを、時代が平成になってもやってくれた作品です。

残念ながら令和の時代は、実相寺監督の新しい作品が増えることは有りませんが、残された作品は永遠に楽しむことが出来ます。






   






ちょっと変わったお話なんですが・・・













1か月以上出動の無いGUTSは、暇を持て余していました。

日ごろのご褒美では無いですが、コンピューターのメンテナンスもあり、留守番1人を残してみんなでお花見に行くことに。

トランプの結果、ダイゴ隊員がお留守番となりました。


花見の席では、酒が飲めないムナカタ副隊長を除き(ヤズミ隊員も飲んでないっぽかったですが)、皆無礼講で楽しんでおりました。

隣でお茶を立てている女性2人に気を取られながらも、宴は続きます。


そんな折、隣の若い女性が突如苦しみだし、イルマ隊長が背負って彼女を運びます。

その途中異変に気付いた時には既に遅く、マノン星人に捕らえられてしまいました。


『ウルトラマンティガ』 第37話 「花」



一方居残りしていたダイゴ隊員ですが、異変に気付き出動すると、そこは花見の会場でした。

捕らえられた隊長を救うため、ティガに変身して突入します。


色んな見せ方をする戦いが続いたのち、最後はティガが勝利!

酔っぱらって潰れていたホリイ隊員は何があったかも気づかず、ダイゴ隊員も含めて宴は再開されました。







   







文章にまとめちゃうと物凄くあっさりしていますが、映像が面白くって見せ場が盛りだくさんなお話です。

特にマノン星人とティガの戦いでは、まるで歌舞伎の舞台だったり、格闘ゲームの中だったりするような映像が続きました。


こんなことが出来るのは、やっぱり実相寺監督なんですよねえ~・・・






話は最初に戻りますが、防衛チームが暇な描写ってあんまりないんですよね。

それもそのはず、事件が起きないとドラマが始まらないですから。


でも本来なら、そう頻繁に怪獣や宇宙人が現れるわけではありませんし、気が抜けた姿がある筈なんですよね。

だから暇を持て余した、だらけた姿を見られるのも新鮮で面白いです。






感想を文章にすると、なんかあんまり盛り上がらないですね。

こういうのって感性ですから、言葉に出来ないものってあると思います。


要は・・・見て共感して! って感じですかね(強引にまとめました)






謀略宇宙人 マノン星人

身長:2~56メートル  体重:90キログラム~47,000トン  出身地:レスカウト星雲マノン星


謀略宇宙人 マノン星人


自分の星は砂漠化が進んじゃったから、住みよい星を探していて、地球に決めちゃった人たちです。

人間の女性に擬態していましたが、元々の星人体も女性っぽいフォルムをしていました(声もね)。


1か月前から地球に潜入しており、花見の席でGUTSを襲うなど、なかなか用意周到型な宇宙人ですね。


蟹っぽい顔がチャーミングです(笑)








今回の決まり手  マルチタイプ ゼペリオン光線


ウルトラマンティガ  マルチタイプ ゼペリオン光線











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